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第八話 決闘?

「御機嫌よう魔王様。いえ今世では青山薫様でしたわね・申し遅れました。私、闇村やみむら 月夜つきよと申します今世でも末永くよろしくお願いします」


「ええ、こちらこそよろしくお願いするわ。」


何だかいつになく空気が重いような気がきがするんだけど・・・何故?


「貴様何故ここに居る!」


「あら、あなたまだいたんですね前世では貴女のせいでわたくし大変でしたのよ。」


「大変だったのは俺のほうだ!いきなり背後から猛毒の薬を塗ったナイフで俺の首を切り落とそうとしただろ!」


「できれば確実に死んでほしかったですのに本当に残念でしたわ。」


 何て物騒な会話なのかしら。ああでもどうしてこうも胸が高鳴るんだろう猛毒とか首を切り落とすという物騒な単語に。


「そういえば魔王様は今世では女性なんでしたわね前世ではとても美しい方でしたが今世でもとても美しくなられてわたくしとても嬉しいですわ。」


「魔王様に近づくな!この猛毒女が!」


「猛毒だ何てひどいですわ。わたくしの体自体に猛毒が含まれているのは事実ですが、そんなにはっきりと言わなくても良いじゃありませんか」


「前世の時もそうでしたが今世でも野蛮ですのね、まるで知能を持たない魔物を見ている気分ですわ。」


「誰が魔物だ!誰が!」


「だから貴女のことですわよアンジュさんでしたっけ?」


「貴様ごときが気安く俺の名を口にするな!」


「というか一々わめき散らさないでいただけるかしら。」


「何だと!」


「アンジュ!」


「すまない魔王様。」


「薫ハーブティーお用意しました。デザートもいりますか?」


「ありがとう薫。デザートは今回は遠慮しておくわ。」


 今更ながら此処はテラス騒いでいると防音ではないから外に聞こえてしまうのでテラスで騒ぐのはなるべく遠慮しておきたい。 


ごくごく、ぷはあ


「落ち着きましたか薫?」


「ええ、ありがと紫苑」


「とりあえず魔王様今世ではわたくしと結婚しましょう。わたくしでしたら魔王様を幸せにできる自信と計画がありますもの。」


色々とツッコミたいが計画って何だ!?


「そもそも薫は私と結婚するんです。貴女みたいな危険な女性と結婚させることは私が断固拒否します。」


「貴女ですわね魔王様と結婚するのに一番邪魔な存在は。」


「だったら何だというんですか?貴女が私をどうしようと薫との結婚できる権利は私のものです!誰にも渡すつもりはありません!」


「でしたらわたくしと勝負もといあなたに決闘をもうしこみしますわ。」


「良いでしょう受けてたちます!」


「立会人は魔王様でよろしいでしょうか?」


「もう好きにやってくれるかしら。」


「薫私がんばってこの危険人物を排除して見せますから、安心してくださいね。」


「明日の放課後、授業が終わり次第テラスに集まってから決闘場所に移動しますわ。」


「決闘は何処でやるんですか?」


「今回は便利な進行役がいますわよね、その方にテラスに結界を作ってもらいそこからそこから魔王様のヘルゲートで魔界に飛ばしてもらい、でた場所で決闘を行います。」


「わかりました。」


「当日になってから逃げ出さないでくださいね。」


「私はそんなに臆病じゃありませんよ。それに、そちらこそ逃げないでくださいね。」


 魔界で決闘そういえば紫苑には前世の記憶が無いけれど魔法とか使えたっけ?


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