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第九話 勝利の魔王はどちらに微笑む?

お気に入り登録が今日で二桁にいきました。お気に入りに登録してくださった

皆さんありがとうございます。これからもできるだけ更新していきますので温かい目で見守っていただけるとうれしいです。

「ただ今から、魔王様の結婚権利をこの場に居る魔女達で決めちゃいましょー決闘を始めちゃいまーす!」


 どうしてこうなっているかと言うとあれは学校が終わり放課後になり何時もの時と同じ毎回恒例のティータイムの時間を楽しんでいたときだった、いきなり楽しい空気をぶち壊す乱入者達が現れて


「貴様は何を優雅にティータイムなどしているんだ!」


「五月蝿いです、薫の優雅なティータイムを邪魔しないでください、あと貴女目障りなので私達の前から今すぐ消え失せて下さい。」


「決闘前だけあっていつになく毒舌だな。」


「そうですか?」


「でも、記憶も無いのに急に決闘とか大丈夫なの?」


「その点は心配ないと思います。昔から魔法は使えていましたから。」


「紫苑は魔法が使えたの?」


「魔法についての知識はありましたから、たまに使いたい魔法を知識どおりにやってみれば使用することは可能でした。」


「だが相手は猛毒女だ油断はできないぞ」


「猛毒女というからにはやはり毒を使った魔法を使うんですか?」


「いや、あの猛毒女の体には猛毒が流れている、魔法の効果もあるんだろうが普段は不意打ちとか闇討ちを狙ってくるぞ猛毒の薬もとい自分の血を塗った武器を使ってな。」


「武器は何を使用してくるんですか?」


「主に刀やナイフといった刃物だな毒を塗りやすいからそういうのを好んで使う、ちなみに前世では魔女を二人殺してる。」


「そういえば思い出したんだけど転生する少し前に三人ぐらい魔女が居なくなっていたわよね?」


「それはあの猛毒女が二人殺してしまったからだ当時その二人の魔女が喧嘩してる場所に猛毒の薬をぶちまけていたそうだ。」


「一人足りないうえに詳しいのね?」


「それを見ていた魔女から直接聞いたからだ。その後殺害現場を目撃した魔女は逃亡その後の行方は知らん。」


「相手が使えるのは毒と刃物を使った武器ということですか。」


「大丈夫?」


「今回はかなり楽に倒せると思います。」


「貴様のことはどうでもいいがあの猛毒女は気に食わん、だから殺せ。」


「殺す殺さないは保留で。」


「進行役のラルムちゃん当上ーんじゃあ早速移動しましょうー」


・・・空気くらい読めないんだろうかこいつは。


「あれれえどうしたんですか皆さん、ちゃんと他のゲストも連れてきたのに。」


「なんでもないわじゃあ移動するわよ、かの者を地獄へと誘えヘル・ゲート」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


「おお!魔界の門の登場ー」


 さてそれじゃあ入りますか。ガチャリと、扉を開けるとその先にはドス黒く染まった空に全体的に紫っぽい色の背景がそしてその中心には真っ黒い大きなドラゴンが!ていうか


「あのドラゴンどこか見覚えが・・・」


「あーあれ魔王様のペットじゃないですか。」


「私ってあんなでかいドラゴン飼ってたんだ。」


「確か名前はディアボロスだったか?」


 あーそういえばそんな名前のドラゴン飼ってたような確か自分でつけた名前だけど長いから


ディアって呼んでたんだっけ、何だか懐かしい。


「おいでディア。」


グルルルルルルばさばさこっちに飛んで来た。


「よしよし」


ごろごろごろごろごろ


「とりあえず決闘初めてもいいですか?」


「そういえば肝心の対戦相手はどちらに?」


「ここに居ますわ。」


「いつから居たんだ猛毒女は」


「この進行係さんが来た時にわたくしも一緒にきたんですわ。」


「まあなにはともあれ早速決闘始めますか?」


「ええ望むところですわ。魔王様と結婚するのはこのわたくしですもの今日こそ魔王様にその事をこの場で証明して差し上げますわ。」


「かの者を凍て付く氷の世界へと誘えアイス・ワールド!」


「きゃああ」


残ったのは氷付けにされたオブジェだけに・・・


「本当にあっさりと終わったな。」


「この手の相手は卑怯な手を使う前にとっとと一撃必殺魔法を使えばいいんですよ。」


とりあえず結婚相手決定?

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