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3話 ごめんね
全身包帯等で誰かは分からない人物がベットに横になっている
その傍らに髪の長い和装の女性
女性
「…ごめんね…」
ぼろぼろの手を握る
女性
「…あの方…凪十三さんの才をちゃんと継承してあげれなくて…」
ポタッ
ポタタッ
女性
「凪十三さん…凪十三さん…この子がこんなことになっているのに…やはり会ってはくれぬか…」
一瞬皆が笑顔の一族の写真が映し出された
握る手に力が入る
女性
「…この子なりに奮闘してましたよ…。やはり凪十三さんの血は抗えないですよ…」
顔を少し近づける
女性
「…どれだけ、どれほどの戦いをしてきたのか…凪十三さんに近づけているのでは…?ねえ…」
さらに顔を近づける
耳元で囁く
女性
「ごめんね」
握っている手に更に力が入る
女性
「…それに引き換え…あの子は…!あの子は!!」
女性
「…なぜ、この子は…なぜ継げなかった…繋げてさえいれば…!普通に紡いでくれてさえいれば…なぜ…最高傑作にならぬの…?…私のせいなの?」
ボタボタボタ…
優しく抱きかかえ
力ない声で
女性
「ごめんね、才あげれなくて」
純白の受皿が落下し粉々に割れる
受け皿の内部は純赤
【夢垢信者】
———
続く
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