第五十四話 交差した2つの世界 ウェルミール
魔王による魔族の放出は、
ドーツル周辺だけにとどまらなかった。
世界各国、あらゆる地点で同時多発的に魔物が出現していた。
レストリア王国…
簡易設計された建物の内部には、ひんやりとした空気が満ちていた。
人々の息遣い、すすり泣き、途切れ途切れの祈りの声
それらが重なり、重く澱んだ空気を作り出している。
子どもたちは母親の腕にしがみつき、小さな指で衣服を強く握りしめている。
年老いた者たちは、硬い床に膝をつき、目を閉じ、繰り返し、小さな祈りの言葉を紡いでいた。
外で何が起きているのか、誰も正確なことは知らない。
ただ、空があり得ない色に染まったことだけは、皆の記憶に焼き付いている。
不安と沈黙に満ちた空間の隅で、数人の若者たちが、ひそひそと声を交わしていた。
「……なぁ……この世界さ……終わっちまうのかな……」
「おい、物騒なこと言うなよ」
そう言い返しながらも、その声にははっきりと震えが混じっていた。
それでも、無理にでも明るい調子を作り、言葉を続ける。
「ヨーレ様を信じようぜ。
あの人は、すげぇんだ……ネイブを一撃で――」
「はいはい、わかったって……もうその話、何回も聞いたよ……」
ため息まじりに言うが、その顔には、どこか羨ましそうな笑みが浮かんでいた。
「いいなぁ、お前は……ロベルトさんと知り合いなんてさ」
「まぁな!ヨーレ様の代行宣言が出る前から、一緒に戦ったらしいぜ。 本当にすげぇんだ、ロベルトさん……勇者一行とも肩を並べてたし、ドーツルでも大活躍してるはずだ」
「間違いねぇな……なんたって、レストリア最強の結界使いだもんな」
若者は天井を見上げ、小さく息を吐いた。
「……はぁ……また飲みてぇなぁ……ロベルトさんとよ……」
ドーツルで繰り広げられている地獄のような戦場を…
ロベルトの最期を
彼らは、まだ知らない。
けれど、それでも。
彼らは確かに、明日を見ていた。
明日を信じようとする、かすかな光を、まだ心の中に灯していた。
スピーリン国
「……イ、イザベラ剣儀卿……世界は、どうなるのだ……
スピーリン国は……どうなってしまうのだ……」
アルフォンソ・デ・セラーノ王の声は、かすかに震えていた。
スピーリンでも避難は始まり、王と側近たちは厳重に保護されていた。
玉座の間。
かつては荘厳な光と音楽に満ちていたその空間は、今や重い沈黙と不安に支配されている。
高くそびえる窓の向こうでは、空が不気味な色に染まり、 どこか遠くで、大地が微かに軋む音が響いている気がした。 まるで世界そのものが、死を予感して震えているかのようだった。
「……信じましょう、ヨーレ様を」
そう答えたイザベラの声は、静かでありながら、確かな強さを宿していた。
「し、しかし……彼女は聖剣を…… 本当に……この世界を守れるのか……?」
アルフォンソ王は、力なく玉座にもたれかかる。
その姿は、かつて国を導いた王のものではなく、 ただ恐怖の前に立たされた一人の人間のようだった。
「いい加減になさってください!」
イザベラの声が、玉座の間に強く響く。
「今は、聖剣などという、ちっぽけな話をしている場合ではありません! この日が……この瞬間が、この世界の“終わり”か“続き”の狭間なのです!」
「……民にできることは、祈り、信じることだけ。 ですが
私たちは違います。 生き延びたその先で、彼らを正しく導かなければならない責務がある」
「これより私は、私の使命を果たしに行きます。 恐怖に沈む民のもとへ。 彼らの不安を……私が、少しでも引き受けます」
イザベラは強い足取りで、玉座の間の扉へと向かった。
「……う、む……すまなかった……」
アルフォンソ王のその言葉は、謝罪というより、呟きに近かった。
今この場では――
権力も、財力も、信仰も、すべてが無力だった。
イザベラは城門を抜け、避難所のある方角へと走り出す。
(……やはり、古い思考に縛られた者は、極限に立たされると脆い……)
空を見上げる。 遠く、ドーツルの方角では、空が異様な光に染まっていた。
「サマエル……貴方は、違うと信じてますよ……」
そして、胸の奥で祈る。
「……ヨーレ様…… どうか、どうか…… この世界に、平和を……」
マーキスク国
「くそ!! 防衛が持たない……こんな時に……!!」
「仕方ないだろ!
主力の兵士はほとんどドーツルへ向かっているんだ!
ここは俺たちで持ちこたえるしかない!」
押し寄せる魔物に対し、残された兵士と魔道士たちが必死に応戦する。
討伐軍として各国の精鋭がドーツルへ集結した一方、
最低限の防衛のため、各国にはわずかに兵が残されていた。
だが――
一匹の魔物が包囲をかい潜り、街の内部へと侵入する。
「くそ! 誰か……!!」
避難区域へと迫る、禍々しい影――。
その瞬間。
「――はぁッ!!」
ピキッ……パキパキィ……ッ!!
「ギッ!………」
鋭い氷の音と共に、魔物は一瞬で凍りつき、動きを止めた。
「あ……た、助かった……ええ!?なぜ…?
さ…サマエル剣儀卿……ありがとうございます……!」
「……犠牲は、どれほど出ていますか?」
「門衛の者が数名……ですが、民間人には、今のところ被害は出ていません」
「……そうですか…」
サマエルは静かに頷く。
「私も防衛に加わりましょう。
……こう見えても、若い頃は解放術に長けていたのです」
「……!? い、いえ!…ですが……!
あなたほどの方が前線に出るなど……!
どうか、民を導くことに専念を……!」
「いいのです」
サマエルは、穏やかに言い切った。
「私は私の使命を果たします。
これが……私にできる、せめてもの償いです」
そして、背後にいる兵士たちを振り返る。
「さあ、まだ魔物は来ます。
私の指示に従いなさい」
「……は、はい!」
サマエルは小さく目を伏せる。
(人類の存亡がかかっているのですね……)
(どうか……ひより様に、聖剣のご加護があらんことを……)
魔王城の外の戦場。
「グルル……!! グル……」
「はぁ……はぁ……あと少し……あと少しだ……」
ガロスとゼルハザが、互いに満身創痍のまま対峙していた。
ゼルハザは、コーによって片目を潰され、人類軍からの絶え間ない質量攻撃、そしてガロスの雷斧による猛打で、確実に傷を蓄積していた。
だがそれでも――
ゼルハザは、虫を払うがごとく人類軍を雷と炎で蹴散らし続けた。
すでに、その犠牲者は2000を超えている。
そしてなお、生き残っているのはガロスただ一人。
次の一撃を受ければ、命がある保証すらない状態だった。
それでも彼は、斧を手放さなかった。
「エドマール……お前の斧は、ほんとにタフだな……ありがとよ」
苦笑まじりに呟く。
「これが終わったら……酒、奢ってやるよ……」
「ギィィィィ!!!」
ゼルハザが咆哮し、突進してくる。
ガロスも斧を強く握りしめ、渾身の力で振り抜いた。
「ぬうああああッ!!」
ブォンッ!! バチチチチチッ!!
雷斧がゼルハザの腹部に深く叩き込まれ、凄まじい電流が全身を貫いた。
「ギィィィィアアアアアア!!!」
ゼルハザは暴れ狂い、振り払おうとする。
だが、ガロスは踏みとどまり、さらに距離を詰めた。
そのまま、全身でゼルハザに密着し結界を展開する。
「行かせねぇ……!!
ひよりのところまではな!!
ここで俺と、我慢比べだ!!」
結界内では、雷斧から放たれる電撃が、
一人と一体を同時に焼いていく。
「ぐぅぅぅ……!!! 耐えろ……!!
これまでの犠牲を、無駄にするな……!!」
焼け爛れる感覚に歯を食いしばりながら、ガロスは空を仰ぐ。
「ひより……頼むぞ……
俺も、ここで踏ん張ってる……!
だから、お前も……頑張れよ……!」
各地で魔物と戦う者たち。
各国で震えながら祈る民衆。
人類すべてが、この日が「世界の存亡の日」であることを悟っていた。
その命運は、ただ一人の少女に託されていた。
そして…すべての終着点。
魔王城・最上階。
「……終わりだな」
「…………」
瓦礫の上に、ひよりは無残に仰向けに倒れていた。
魔力はすでに底をつき、魔王の一撃で骨は折れ、内臓のいくつかは致命的な損傷を受けている。
もう、誰の目にも明らかだった。
これは絶対絶命だと。
「ヨーレ……だったか?」
「……まぁまぁ良かったぞ、名前くらいは覚えてやろう。
名前を覚えるなど、初めてのことだ……光栄に思え」
それだけを告げ、ゆっくりと背を向ける。
この城を出て、世界を完全に支配するために。
ひよりは、まだ瓦礫の上に横たわっていた。
(……そっか……名前、覚えてくれるんだ…)
(それくらいには、認めてもらえたのかな……私……)
(……頑張ったよね……?全力は、出したつもりだったけど……やっぱり、全然だめだったな……)
(……もう……疲れたな……)
目を閉じると、意識が遠のき始める。
(ごめんね……みんな……守れなかった……)
(ごめんね……私の世界のみんな……帰れなかった……最後に、会いたかったな……)
(ここで死んだら……おじいちゃんに会えるかな……?
……でも、ここだと……セリアさんやコーさんのところに行くのかな……)
(セリアさん、褒めてくれるかな……
コーさんには、やっぱり叱られるかもね……)
走馬灯のように、記憶が流れ込んでくる。
トーキョーでの思い出。
両親のあたたかい笑顔。
陽翔との青春。
チュチュとの出会い。
つばきの不器用な優しさ。
そして、ウェルミールでの日々
ガロスの豪快な笑い声。
セリアのやわらかな微笑み。
コーの、厳しくも優しいまなざし。
(……懐かしいな……)
(なんで、私……こっちに来たんだっけ……)
ふと思い出す。
(……ああ、そうだ……エターナルの呪文が、暴発したんだ……)
(あれから何度も試したけど……結局、一度も発動しなかったっけ……)
(もう……無理なのかな……)
意識は、さらに深く沈んでいく
(こっちの……異次元の……呪文も……駄目だった、よね……。
セリアさんに教えてもらったのに……なんだっけ……)
アレリアの異次元の呪文を、必死に思い出そうとする。
難解な語源だったが、これまで何度か口にしてきたせいか
思ったよりも、早く形が浮かんできた。
その時――
ブルル……
かすかに、魔法少女の杖が震えた。
静かに歩いていく魔王が止まり
後ろを振り向く。
「……?まだ立てるのか?」
プルプル……プルプル……
「……ごふっ……」
血を吐きながら、それでもひよりは立ち上がる。
右手で杖を構え、左手を添える。
(なんで……今になって……?……でも……どうせ死ぬなら……)
「やるだけやる……!!」
「ふむ……足掻くか」
ひよりはすべてを賭けるように、呪文を紡ぐ。
「Velmyr…… Þarnveil…… Sevnith…… Aetherforc……!」
――カッ!!
杖から、純白の光が弾ける。
それは今までとは明らかに違う光だった。
次の瞬間、空間そのものがぐにゃりと歪み、とてつもないエネルギーがほとばしる。
「う……っ!!耐え……ろ……!!」
膨大な力が、ひよりと杖を包み込んでいく。
「うう……意識が……やっぱり……だめ……失敗」
薄れゆく意識の中、目をこじ開けると
そこは、魔王城ではなかった。
上下も距離もない、異次元の無限空間。
そして、少し離れた場所に……ひとつの“人影”。
同じようにエネルギーを纏い、
白い、長いドレス、しかしどこか馴染みのある懐かしい装飾。
地に届くほどの金の長髪。
背には、女神のような翼。
「……だれ……? 魔法少女……?」
(……いや……もしかして……あの人……?)
「……アレリア……さん……?」
グワァアアアアアア!!!!
視界が白く染まる。
シュゥゥ……
次の瞬間、強大だった光は嘘のように消え去った。
魔王城に、静寂が落ちる。
「………………ほぅ」
そして――
先ほどまで瀕死だった少女の姿は、そこになかった。
髪は純白に変わり、瞳は深紅へと染まり、
全身を黄金のオーラが包み込む。
異次元の力を我が物とした、
新たな“魔法少女”が、そこに立っていた。
「……ふふ……ふふふ……」
低く、確かな笑み。
「はーっはっはっはっ!!良い!良いぞ!!
やはり、お前は面白い!!」
魔王が、初めて心からの笑いをあげる。
冷めた嘲笑ではない。
純粋な興味と、昂る闘志の笑いだった。
「………………」
ひよりは、何も言わずに杖の切っ先を魔王へと向けた。
黄金のオーラが、音もなく波打つ。
「もう一度、解放の押し合いか?……受けて立つ……!!」
魔王は両手を天へ向け、指先にすべての魔力を集中させる。
ズズズズズ……!!
空が軋み、黒が広がった。
雷鳴のような低い唸りをあげながら、黒雲が世界全体を覆い尽くしていく。
昼と夜の境界が失われ、地上は薄闇に沈んだ。
「思えば……本気を出すのは初めてだ……」
魔王のオーラが、さらに濃く、重く、深くなる。
「……心が躍るぞ」
人類史上かつてないほどの魔が、そこにあった。
だが――
ひよりは、ただ静かに杖をかざしたまま動かない。
杖の先だけが、淡く……だが確かな光を宿している。
「これが……私の全力だ!! 喰らえぇッ!!」
ゴウッ!!
空間を引き裂きながら、漆黒の奔流が解き放たれる。
もしその一撃が大地に向けられていたなら、
大陸は裂け、海は逆巻き、この星そのものが崩れていただろう。
それほどの破滅がひよりへと迫る。
だが……
「……ラブリー☆エーテル・フォークス」
パァン――……
一瞬の静寂ののち、
ギィィィィィィィッッ!!!!
魔王の一撃を喰らうように、それよりもさらに太く、さらに眩く、
純粋な白と黄金の光が撃ち出される。
二つの力が、真正面から衝突する。
ジジジジジ……ッ!!
空間が悲鳴をあげる。
「ぐっ……!? こ……これほど、か……!!」
魔王は歯を食いしばり、全身で魔力を叩き込む。
「おおおおおおおおッッ!!!!」
魔王城を境に、空が真っ二つに割れた。
片側は深淵の闇。
片側は神々しい白光。
戦場にいる兵士たち、各国の城壁の上に立つ者たち、
逃げ惑う民衆でさえ、その異様な光景を見上げていた。
「な、なんだ……あれは……」
「空が……割れている……」
誰もが、言葉を失う。
そして――
ゴッ……!!!!!!
世界を包んでいた黒が、一気に弾け飛んだ。
闇が砕け、白が飲み込み、
やがて空はゆっくりと本来の青を取り戻していく。
ただ風だけが、崩れかけた魔王城を吹き抜けた。
「……う……ぐ……く……」
重たい音とともに、魔王の身体が前に傾く。
ドサッ――……
「はぁ……はぁ……」
くり抜かれた右半身から、黒い血がとめどなく流れ落ちる。
地面に落ちた滴は、ジュッ……と音を立てて消えていった。
「回復……いや、これは無理だな……」
自嘲気味に、魔王は息を吐く。
「魔力も……使い果たした……」
瓦礫を踏みしめながら、ひよりが静かに歩み寄る。
その足音だけが、崩れかけた最上階に響く。
「…………」
赤く光る瞳。
それを見た瞬間、魔王は悟った
敗北という、初めて味わう事実を。
「……お前の、勝ちだ……」
「……そうだね」
ひよりは、ゆっくりと杖を構える。
そこにあったのは、怒りでも、憎しみでもない。
ただ、終わりを与えるための、静かな慈悲だった。
「……どうした? やらんのか……?」
「和解……できないのかなって、思ったけど」
「……舐めるな」
魔王はかすかに笑う。
「我々、魔族は侵略を生業としている……くだらん……そんなもの……魔獣という出来損ないにしてやれ……」
「……わかった」
ひよりは一度、目を伏せる。
「それと……名前」
再び、まっすぐに見つめて。
「名前を、教えてほしい。私もあなたを忘れないためにも」
「…………」
一瞬だけ、妙な感覚が魔王に走る。
気持ち悪さとなぜか、わずかな安堵。
「……サーターだ……」
震える声で、吐き捨てるように言った。
「……さっさと、やれ……」
「うん……さようなら、サーター」
ひよりは、杖を真っ直ぐに向ける。
「ラブリー☆ビーム……!」
ブワァァァッ――!!
純白の光が世界を貫いた。
衝撃が空気を引き裂き、魔王城が大きく揺れる。
轟音すら光に呑まれ、やがて
そこに魔王の姿は、もう無かった。
ただ、風に舞う灰と、淡く残る熱だけが、
かつて世界を恐怖に陥れた存在の名残だった。
空は、完全に青へと戻っていた。
ひよりは、ゆっくりと杖を下ろした。
つい先ほどまで、天を二分していた白と黒の光は消え失せ、
空はどこまでも澄んだ青へと戻っていた。
雲は静かに流れ、
まるで、最初から争いなどなかったかのように。
「……終わったよ……みんな……」
「……平和が……戻ってくるよ……」
その言葉に、誰が応えたわけでもない。
けれど、確かに世界が、それを受け取った。
今、この瞬間
世界は、平和への第一歩を踏み出したのだ。
そして、ドーツルだけではなかった。
世界各地で、同時に異変が起きる。
ドサッ……ドサ……
バタリ……と、魔物たちが膝をつき、崩れ落ちていく。
「……魔物が……」
「嘘だろ……まさか……」
兵士たちは、空を見上げた。
そこに広がる、あまりにも穏やかな青に、
ひとつの確信が胸を満たす。
「や……やったんだ……」
「おおおおおおおおおおッッ!!!!」
歓声が、叫びが、涙交じりの声が
国を、街を、山を、海を越え、世界中でひとつに重なった。
誰かが勝ったのではない、人類が、生き延びたのだ。
「……グッ……ガッ……」
ゼルハザの巨体が、大地に崩れ落ちる。
ドザァン……!!
土煙が上がり、やがて静寂が満ちた。
「……う……突然……か……」
そのすぐ傍で、ガロスもまた、膝をついていた。
焼けただれた体
折れた腕
それでも彼は、生きていた。
「あぁ……ひより……やってくれたな……」
かすれた声で、笑う。
「……ありがとよ……ほんとによ……」
空を見上げる。
どこまでも続く、平和の色。
「俺も…さ…最後に、この瞬間に立ち会えて……」
ゆっくりと、目を閉じた。
「……よかったぜ……」
―彼は、確かに平和を掴んだのだ。
命の淵で、ようやく訪れた静寂とともに。




