第25話 鏡の大マジック!アレリアがつばきで、つばきがアレリア!?
トーキョーの夜空を背に、アレリアとつばきは怪人を撃退していた。
「ラブリー☆ファイヤー!」
閃光のような炎が怪人を包み、爆音とともに爆散する。
「ぎゃあああ!」
チュドーン!!
「やったのだ!」
「今日も早急に終わらせられたな」
肩で息をするつばきは、不満げに振り返る。
「ねぇアレリア、アンタなんで魔法少女の技をアレンジできるのよ?」
「ああ、ラブリー☆ファイヤーか。あれは私の世界の解放術式を組み合わせた、私専用の技だ」
「へぇ……」
羨望の視線を送るつばき。
「私も使えないの、それ?」
その言葉にアレリアはハッとした。
「……そうだ、鑑定だ」
「へ?」
「君の魔力を詳しく鑑定すれば、新しい適性が見えるかもしれない。帰ったら試してみよう!」
「か、鑑定ぃ?……」
アレリアの部屋にて
「よし、つばき。そのままじっとしててくれ」
「な、なんか怖いんだけど……」
アレリアは静かに目を閉じ、手をつばきの頭の横にかざす。
(鑑定の詠唱……しばらくしてないが、確かこうだったな)
淡い光がふわりと広がり、つばきを柔らかく包み込む。
「……!これは……すごい!」
「え、なによ?なにが?」
「魔力総量は……セリア以上だ。それより驚くべきは……三色持ち。つばき、君はとんでもない魔術師の才能を秘めている!」
「ふ、ふふん!当たり前じゃない。私を誰だと思ってるの?クナギがわざわざ私を選んだのよ!」
「その通りでございます。つばき様はこの星で随一の魔法少女でございます。」
クナギが胸を張って断言する。
負けじとチュチュも口を挟む。
「ひよりだって負けてないのだ!僕が頑張って選んだんだから、ひよりもとんでもなく強いはずなのだ!」
二匹の使い魔が張り合うように声をあげ、部屋の空気がどこか賑やかになる。
「……君が私の世界にいれば、どれほどの戦力になったか……つい、そんなことを考えてしまった」
「ぜっっったいに嫌よ!!」
「それで……どうやったら炎とか電気を出せるのよ!」
期待に目を輝かせて身を乗り出すつばき。
「どうって……そうだな。内に宿る色を理解して、ただ放出する。難しくはない」
アレリアは当然のように淡々と答える。
「……ん?」
「単純に、炎を出す、電気を出すそう思えば出来るはずだ」
「ちょっと……何いってんのか、さっぱりわからないんだけど」
アレリアは典型的な感覚派だった。
ピコピコピコピコ!
胸元のクリスタルが反応する。
「怪人の反応なのだ!」
「またか……応用は後回しだな、行くぞ!」
ーーーー
センサーを頼りにたどり着いたのは、今は廃墟となった大きなホテル。
アレリアは迷うことなく廊下を進んでいき、後ろからつばきが小走りでついてくる。
「ちょっと!先々行かないでよ!」
「怪人が出現した以上、早急に討伐せねばならん。……怖いのか?」
「ば、馬鹿にしないでよ!怖いわけないじゃない!」
口では強がるが、つばきの足は小刻みに震えていた。
その緊張感のまま、二人は広間へたどり着く。中央にはひときわ大きな姿見が鎮座していた。
チュチュが鏡を指差す。
「ここから反応が出てるのだ!」
アレリアはすぐに剣を構え、鋭い目で鏡を睨む。
「つばき、構えろ。油断するなよ?」
「私に命令しないで!……でも、わかってるわよ!」
二人が同時に構えを取ったその瞬間…
パァッ!
鏡が一瞬光を放つ。
「くっ……なんだ!?」
「きゃあ!」
光の中から現れたのは、怪盗のような不気味な男。
広いつば広の帽子には大きな鏡が張り付いており、怪しく反射する。
男はゆっくりと一礼し、不気味に笑った。
「よくぞここまでお越しくださいましたな。
我が名はミラカワール。以後、お見知りおきを」
不気味に一礼したかと思うと、ミラカワールはすぐに踵を返し、窓へと走り出す。
「待て!ラブリー☆ファイヤー!」
アレリアが詠唱する。しかし、剣先から炎は放たれない。
驚いて手元を見ると握っていたはずの聖剣が、ダークカラーの杖へと変わっていた。
「聖剣が杖に?それに身体もおかしい……」
手足が短い。まるで少女の体格のように縮んでいる。
「また若返りの術か……?」
アレリアが眉をひそめた、その時。
「わ、私……!?なんで……私がいるの?」
背後から聞こえた声は、自分自身の声。
慌てて振り向けば、そこに立っていたのは
困惑した表情の“アレリア”だった。
「私……だと?」
混乱するアレリア。視線を泳がせ、鏡を覗き込む。
鏡に映っていたのは、アレリアの姿ではない。
そこに映っていたのは
魔法少女の衣装を纏った”夜野つばき”の姿だった。
「……これは……私が、つばきに……?」
「あわわ、アレリアとつばきちゃんが……」
「入れ替わってしまいました?」
使い魔たちも動揺を隠せない。
「ミララ!それでは失礼!」
ミラカワールはその隙を突き、窓から飛び出し姿を消した。
「待て!」
窓辺まで駆け寄るアレリアだが、もう怪人の姿はどこにもない。
「つばき!奴を探すぞ!」
「えぇ……ちょっと待ってよ……」
自分の姿で動き回るアレリアに、つばき本人は動揺する。
夕方・廃墟を出た後
「少なくとも、この廃墟にはもういないようだ」
腕を組む“つばき姿”のアレリア。
「ど、どうすんのよコレ!」
自分がアレリアの顔をしていることに、つばきは叫ばずにいられない。
「どうもこうもない。奴を討伐するまでは、このまま過ごすしかあるまい」
「えぇ~~!?嫌よ私!この姿で学校なんて行けるわけないじゃない!」
「む……」
ーーーー
翌日・つばきの部屋
アレリアに制服を着せ、髪を整える“アレリア姿”のつばき。
「余計なことは絶対言わない!何かあったらクナギに相談するの!いいわね!?」
「承知した」
こうして、つばきの姿になったアレリアは学校へ登校することに。
見送るのは、アレリアの姿をしたつばき本人だった。
「あぁ~~もう……大丈夫かしら……。変なことしなければいいんだけど……」
「クナギがついてるから大丈夫なのだ!……つばきちゃん?いや、アレリア……?」
「もう、“つばき”でいいわよそこは!アレリア曰くボディガードは問題ないって言ってたし……学校ないのは楽だけど、怪人探しは続けないとね」
「反応が出たらすぐ知らせるのだ!」
「ほんとに頼むわよ……はぁ……」
腰を下ろし、大きくため息をつく“アレリア姿”のつばき。
ふと横の姿見に目をやり
そこに映る“アレリアの顔”をじっと見つめた。
「…………」
「どうしたのだ?」
白百合学園 教室
「つばきちゃん、おはよ〜!」
「……うむ」
「えっ?」
「あ、あぁ……おはよう」
「つばきちゃん…今日ちょっと変だけど、大丈夫?」
「私は問題ないぞ」
「……ア、アレリア殿……つばき様はいつも元気でいらっしゃいます。それこそ、溢れる力のように」
(元気で溢れる力か……。一行の仲間だとガロスが近いか? よし、参考にしてみよう)
「がはは! 心配かけてすまなかったな! 私は問題ないぜ!」
「!!!!?」
女子生徒もクナギも驚愕。教室の空気が凍りつく。
「アレリア殿……もう、いつも通りでお願いします……」
「元気に演じてみたが違うのか?」
授業が一段落した頃、先生が教室で声を張る。
「それでは次の授業は体育です。皆さん、更衣室で着替えて体育館に集合してくださいね〜」
「アレリア殿!とりあえず体操服に着替えますぞ!」
クナギが慌ただしくアレリアを誘導する。
体育館。
並んだ生徒たちの前で先生が元気よく話す。
「今日は特別授業です。なんとプロの体操講師をお呼びしました!」
「おぉ〜!」
拍手と歓声が広がる。
颯爽と登場した講師は、跳び箱の前に立つ。
「それでは、まずは跳び箱からやってみましょう。私がお手本を見せます!」
助走、踏み切り、軽やかな宙返り華麗に着地。
「すごーい!」「カッコいい!」
体育館がどよめきに包まれる。
「ここまで完璧にとは言いませんが、皆さんも挑戦してみましょう。それでは……闇野さんから」
「承知した」
無表情のまま跳び箱の前に立つアレリア。
「アレリア殿…本当に大丈夫ですか?」
クナギが心配そうに声をかける。
「問題ない。この身体でも滲身は使える。私自身より劣るが、動くには十分だ」
「いえ、そうではなく……つばき様らしく、目立たぬように……」
「心配するな」
アレリアは淡々と頷き、跳び箱の前に立つ。
助走をつけ
跳び箱を軽々と飛び越える。
そのまま宙で二回転ひねりを加え、より華麗に着地。
……一瞬の沈黙。
「「おおおおおーーーーっ!!!」」
体育館が地鳴りのような歓声に包まれた。
「つばきちゃんすごーい!」
「回転すっご!めちゃくちゃカッコいい!」
アレリアは不思議そうに首をかしげる。
「……講師の真似をしただけなのに、なぜここまで騒がれるのだ?」
(あ〜…やっぱりこうなったか……)
クナギは深いため息をついていたその時
ピコピコピコピコ!
「アレリア殿…!怪人の反応ですぞ!もしかしたら、昨日の…」
「かもしれないな……しかし、今の私は“つばき”として生徒に囲まれている。動きづらいぞ」
クナギと小声でやり取りをしていると、講師が歩み寄ってきた。
「君!とんでもなく凄い才能だ!ぜひともうちのチームで…」
だが、講師の言葉は途中で途切れ、雰囲気が変わる。
「……あれ?私、なんでここに?」
その隣の生徒も怪訝な顔をする。
「えっ?いつの間に座ってたの……?」
「……くそ、まさか白昼堂々と!」
体育館の壁一面のダンス用ミラーからニュルリと黒い影が現れる。
「ミララ!素晴らしい跳び箱でしたよ、“夜野つばき”!いやぁ……すっかり馴染んでいるようで」
アレリアは即座に生徒たちへ振り返り、鋭く叫ぶ。
「皆、逃げろ!!怪人だ!」
「キャーー!!鏡から出てきた!!」
「なにこれ!?私、どうなってるの!?」
パニックになった生徒たちが一斉に出口へと走り出す。
体育館は、やがてアレリアとミラカワールだけの静寂に包まれた。
ミラカワールがアレリアに向かって駆け出した。
「ミララ!その身体では上手く戦えないでしょう?さぁ、ドールを頂きますよ!」
「……舐めるな」
バシッ!
降りかかる腕をガシッと掴むアレリア。
「なっ……!?私の動きを受け止めた!?」
「変身していなくとも、貴様を殴り伏せるくらいは容易い」
ズドッ!!
鋭い拳がミラカワールの腹部へ突き刺さり、その身体がよろめく。
「ぐはっ……こ、これはなかなか……っ」
「このまま畳み掛ける!」
ドガッ!バキッ!
ラッシュの嵐、アレリアの拳が次々と襲いかかる。
必死に受けながらも、ミラカワールは帽子へと手をかざした。
「では、使い魔と入れ替わってもらいましょうか!」
「クナギ!下がれ!」
「ははっ!」
指示を飛ばすアレリアと避けるクナギ。
しかしミラカワールは、ニヤリと笑って言葉を続けた。
「……なーんちゃって!残念でしたぁ!」
次の瞬間、後方の鏡がぐにゃりと歪む。
ミラカワールはそこへと吸い込まれ、姿を消していった。
「……逃げられたか」
場面は変わり、少し前
街中のショッピングモール。
「ほっほっほ〜!やっぱりこの姿で買い物するのは最高だわ〜!」
金髪の外国美女アレリアの姿になったつばきが、楽しげに服を手に取り次々とコーディネートを試していた。優雅なドレスを身に纏い上品なサングラスを掛ける。
「……うわぁ、後で絶対に怒られるのだ」
呆れるチュチュを横目に、つばきは胸を張って言い放つ。
「いいじゃない!せっかく金髪外国美人になれたんだから、楽しまなきゃ損でしょ!むしろ堪能しなきゃ失礼よ!」
その姿はまるでモデルのようで、すれ違う人々老若男女問わず、思わず振り返り見惚れてしまうほどのオーラを放っていた。
その時
ピコピコピコピコ!!
「怪人なのだ!」
「え〜!?……じゃなくて、やっと出たわね!」
「チュチュ!とりあえず変身よ!」
「了解なのだ!」
街中の通り。
四方に配置された大きな鏡が、怪しく光を反射していた。
「ミララ!怪人たるもの、街へ出れば騒ぎを起こしてなんぼですな!」
高らかに笑うミラカワール。
鏡面が光を放ち、次々と人々を呑み込む。
母と娘。
「お母さ〜ん!私、大きくなった!」
「え……?わ、私がミカになってる!?」
老人と若者。
「おお!身体が若返ったわい!」
「ぎゃっ、腰が……!俺の身体がヨボヨボに!?」
OLと作業員。
「えっ!?俺、なんでスーツ着てるんだ!?……これスカート!?」
「キャー!身体がゴツい!腕の筋肉がすごいんだけど!?」
街は悲鳴と混乱で埋め尽くされる。
その場に駆けつける、つばきとチュチュ。
「げぇ……なによこれ!?街中がぐちゃぐちゃじゃない!」
「間違いないのだ!昨日の怪人の仕業なのだ!」
大きな鏡から姿を現したミラカワールが、くるりとシルクハットを回す。
「ミララ……やはりドールを奪うのはこちらの魔法使いから!狙いは君ですぞ!」
「うるさいわね!私がぶっ飛ばしてあげるわ!」
つばきは聖剣をぎゅっと握りしめ、勢いよく前に突き出す。
「えーと…ラブリー☆ファイヤー!!」
……しかし。
静寂。
炎は出ず、剣先は無反応。
「え……な、なんで!?」
「なんで魔法が使えないのよ!!」
アレリアの身体のまま、床でジタバタと悔しそうに足をばたつかせるつばき。
「多分、アレリア独特のやり方があるのだ!」
「もういいわ!魔法なんて使えなくても、剣でぶった斬ってやるんだから!おりゃぁぁぁ!!」
勢いよく聖剣を振り回すつばき。しかし剣筋は荒く、的確に避けるミラカワール。
「ミラララ〜!当たりませんなぁ!あっはは!」
楽しそうにひらひらとかわしていく。
その時、上空から冷たい声。
「……やはり、つばきの元へ行ったな。逃さんぞ」
滞空する魔法少女、つばきの姿をしたアレリア。
その表情は、普段のつばきとは正反対の冷徹さを帯びていた。
(おお…!この表情のつばき様……悪くありませんな……!)
「アングリー☆ビーム!!」
アレリアは杖を構え、放つ……が。
パチ…パチ…。
情けなく散る小さな火花。
「ミラララ!無様ですなぁ!!」
ミラカワールは腹を抱えて大笑いする。
「なぜだ……詠唱は合っている。魔力も十分にあるはずだ」
すると下から、つばきが必死に叫ぶ。
「アレリアぁぁー!!私の魔法は怒りなのよ!怒るの!キィィィィ!って!」
「……怒り?怒りとは、冷静さを失い戦闘に不利をもたらすものだろう」
「もーー!そういう魔法なのよ!だから冷静に唱えても威力が出ないの!!」
「ミラララ……二人とも魔法が使えない……今が好機! まずはそちらから潰して差し上げましょう!」
ミラカワールが狙いを定め、つばきへと猛攻を仕掛ける。
「このっ! 魔法さえ使えれば……あんたなんかっ!」
剣で必死に応戦するつばきだが、防戦一方。
「つばき!」
アレリアは歯を食いしばりながら焦る。
(せめて……解放ができれば……いや、待て。解放……!)
脳裏に蘇る昨日の鑑定。
つばきの魔力総量、そして三色持ちという特異な才能。
「クナギ! つばきの魔法はアンガーが基本で間違いないのか?」
「は、はい!……ですが、何を……」
地上での戦闘、ミラカワールが一気に決める。
「フィナーレですな!」
ミラカワールがとどめの一撃を振り下ろす。
その瞬間。
「アンガー☆サンダー!!」
バチバチッッ!!!
閃光が、爆ぜるように広がった。
電撃は直撃し、ミラカワールの全身を激しく貫く。
「ぎゃああぁぁぁああっ!!!」
ミラカワールは悲鳴を上げ、床をのたうち回る。
「アレリア…!!わ、私の身体で新しい技を!?」
驚愕するつばき。
チュチュも目を丸くして叫ぶ。
「アレリアのアレンジを、つばきちゃんの魔法でやったのだ!す、すごいのだ!」
「……やれる。つばき、君はやはり凄まじい才能の持ち主だ。――クナギ、攻めるぞ」
「心得ましたぞ!」
「ぐっ……魔法は使えないはず……!」
「アンガー☆ファイヤー!」
轟炎が鏡の怪人を呑み込み、空気が熱で歪む。
「ごあぁぁぁ!!な、なぜだ!!」
追撃は止まらない。
「決めるぞ……アンガー☆ブリザード!」
パキパキパキパキッ!
凍てつく波動が広がり、炎と冷気が同時に交錯する。
爆裂する衝撃が一瞬で決着を告げた。
「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!」
チュドーーーン!!
つばきは自分の姿に小さく呟いた。
「……やだ、私……かっこいい……」
そして、鏡の光がスッと消え入れ替わりも解けていく。
「……!戻ったわ!!おかえり、私の身体!!」
思わず飛び跳ねて喜ぶつばき。
「私もだ。不思議な体験だったな」
二人は同時に変身を解除する。
体操服姿に戻ったつばきと…
「つばき……なんだこれは?」
振り向いたアレリアは、海外セレブのような豪華なドレスに身を包み、サングラスまで掛けていた。
「私の身体で……一体なにをしていた?」
「えっ……あ、えっと……」
口ごもるつばき。
「だから言ったのだ……調子に乗るとバレるって……」
そして翌日。
体育の授業、跳び箱の前に立つつばき。
「…………クナギ?」
「最善は尽くしましたが……」
不安げに返すクナギ。
周りは大盛り上がりだった。
「つばきちゃん!また見せて!」
「夜野さん、もう一度お願い!」
先生や講師までもが期待のまなざしを向ける。
(くっ……アレリア!あんたも人のこと言えないじゃないの!!)
顔を真っ赤にしながら助走を始めるつばき。
入れ替わりを通して、それぞれが新しい体験をした二人であった。




