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ルシアは病院へと歩を進める。

「ありがとうございましたー!」


 屋敷の玄関先、ルシアは扉から顔を出すイルゼに目一杯に手を振り動かす。

 彼女もそれに気付くと笑って手を振りかえしてくれた。


 気が済むまで振り続けて前を向くと、ラモンはすでに辻馬車の停まる宿に向かって歩き始めていた。ルシアも小走りでそれに追いつく。


「ねえ、この後はどこに行くの?病院によるんでしょ。」


 ルシアの言葉にラモンが頷く。


「辻馬車に乗る前に病院に寄って、その後はそのまま、行ける所まで、プロレタウノの近くに向かうもりだ。」


 ラモンが持参した地図を片手に言う。


「途中でどこか町に寄れるかな。変装用の帽子が買いたいんだ、一応ね。」


 ルシアは、町に降りた時、人の目が気になったことを思って言う。


「そう、だな……馬車を降りた後はだいぶ荒れた場所を進むようだから、買うなら乗る前かな。」


 イルゼによると、辻馬車の停まる宿はここから歩いて二十分程の、少し栄えた所にあるらしい。確かにそこなら帽子屋もありそうだ。


 どうせならおしゃれな物がいいな、などと考えつつでいる進んでいると、舗装されていなかった道が段々と歩きやすくなり、傍らにも建物が目立つようになってきた。


 病院もきっともうすぐだろう。


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