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第24章:封印の試練と炎の迷宮

ロランドとオーブリーは、炎の王 ヴァルカナ から試練を与えられた。

「試練の場は “炎の迷宮” 。そこに ゴールデンサンドラグーンムーンジェイド が眠っている」

「そして、その地には “封印の鍵” もまた存在する」

ヴァルカナの言葉を胸に刻みながら、二人は 炎の迷宮 へと向かった。

炎の迷宮の入口は、巨大な火山の内部 にあった。

「……熱気がすごいわね」

オーブリーは額の汗を拭いながら、岩壁に手を添える。

「ここでは、水の魔法があまり効かなさそうだな」

ロランドも慎重に剣を握りしめた。

迷宮の内部は、 赤く輝く溶岩 と 崩れかけた石の橋 が続く危険な道。

「気をつけろ、地形が不安定だ」

ロランドが言ったその瞬間——

ズズズ……!!!

「きゃあっ!」

オーブリーの足元の岩が 突然崩れ、彼女の体がバランスを崩す。

「オーブリー!!」

ロランドは素早く手を伸ばし、彼女の腕を掴んだ。

「……危なかった」

オーブリーは息を整え、ロランドの手を握り返す。

「先に進むなら慎重に行かないとね」

「そうだな」

二人はお互いを支え合いながら、慎重に迷宮の奥へと進んでいった。

しばらく進むと、迷宮の中心にたどり着いた。

そこには、巨大な石碑 がそびえ立ち、その中央には 金色の輝きを放つ宝石 が浮かんでいた。

「……あれが、“ゴールデンサンドラグーンムーンジェイド”?」

ロランドが呟く。

「でも、簡単に手に入るとは思えないわね……」

オーブリーが警戒したその瞬間——

ゴゴゴゴ……!!!

石碑の前に 炎の巨人 が現れた。

「やっぱり……!」

「こいつが “封印の試練” か!」

炎の巨人は 燃え盛る大剣 を振り上げ、二人へと襲い掛かる——!

(続)


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