出発
おことわり
この物語はフィクションです。
ここに登場する人物はすべて架空の人物です。
実際の企業、人物、地名とは関係ありません。
以上をご理解、ご協力をお願いします。
ついに出発の時が来た。でも僕らは寝坊した。
「朝だぞぉぉぉぉぉ!!!!!!!!(恭之亮)」
恭之亮の声で僕らは目が覚めた。部員の多くが寝ぼけた顔をしている。
「予定より30分も遅れているんだぞ!(恭之亮)」
「今から出発だ、ふねにのれぇぇ!(恭之亮)」
「僕たちも手伝います」そういったのは大だった。
次の瞬間、「あれ、おかしいぞ、船が変な方向へ進んでいる。」最初に異変に気づいたのは店長の恭之亮だった。
「なぜ北東に進んでいるんだ?北西に行かなければいけないのになんで?」
「うわぁ、波だぁぁぁ」漣が叫んだ
「こんな大きな波、はじめてみたぞ!」
それもそのはず。
海底火山が噴火し、水深の浅いところで水と溶岩が接触し「マグマ水蒸気爆発」という周りの船などに被害をもたらす現象が起こったからである。
しかしここ30年ほどは海底火山によるこの現象は起きていない。だが今年は水深の浅い海底火山が多く噴火すると言われている。
「まずい、飲み込まれる!!(恭之亮)」
船は巨大な波に飲まれた。
目が覚めたときには漂流し、謎の島に来た。
「ここは…どこ…だ…?」
最初に目を覚ましたのは和菓子部で唯一100m走を19秒以内で走れる「待川 光輝」だった。
光輝は場所を特定しようと、あたりを見渡した。するとそこには看板があった。
「ようこそ佐渡ヶ島へ」観光客向けに標準語で書いてあったが、かなり古そうな看板だ。
ここまで読んでありがとうございます!!