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第57話「プーネの町奪還作戦①」

第五軍は一つ目の街の奪還に成功。

その後も東へ移動し魔物を制圧。

次々と街や村を奪還していった。




—————大規模攻略作戦を開始して2ヵ月。

これまで第五軍が奪還した町村の数は11。要塞・城塞・砦は1つ。

真也たちは魔物から奪還した町『ウィリム』で休息をとっていた。



「やっぱ数が多いってのは良いな。圧倒的だぜ。」


「ですね!魔物の数に対して約倍の人数で攻める訳ですからね!捗りますよ!」




魔物との戦で死傷者は出るが、回復魔法を使用できる人員も多く配置している。

その為2ヵ月に渡って戦い続けている訳だが、死亡したのはわずか。

途中護衛団との戦闘もあったがその場合は人数を割いて佐官クラスを中心として対処。

護衛団1匹に対して佐官クラス10人と補助数十人で戦う。

オリンパス将軍の徹底した策によって被害を最小限に保っていた。



「大尉、あと幾つの場所を巡る予定ですか?」


「うーん、あと・・4~5個の町村を奪還、そして『グラム城塞』だな。そこを抜ければブルンガルドだ。」


「あとどの位で終わりますかね?」


「正直わからん。だが、グラム城塞・・ここが一番難関だな。地図で見る限りとても広いし防衛に適している地形だ。この広さの城塞だ・・統制取れる者・・護衛団は間違いなく居ると思っていい。」


「でも護衛団には徹底した策があるので大丈夫じゃないですか?」


「そうだが・・前に北部へ応援した時のこと覚えているか?」


「勿論。」


「あの時俺らの所には護衛団1匹の襲撃だった。だが、もう半分の方は同時に護衛団5匹の襲撃を受け、多くの佐官クラスがやられた。護衛団の一斉襲撃を受けてしまったら策を取っていても崩れてしまう危険性はある。さらにまだこの攻略で一度に複数体の護衛団は出て来てない。もし、護衛団が固まっている場所となると・・このグラム城塞が一番可能性ある。」


「うへー・・・」


「ま、そんなこと今考えても仕方ない。今は体を休めて次の戦に備える事だ。」


「「了解。」」



真也たち第五軍はしっかり休養を取って次の現場へ向かった。




=== 東部地方(下層)・プーネの町から3km手前付近 ===



「ここも小規模な町ではあるが、数で圧倒して制圧する。」


「読み上げます。先遣隊の情報では・・・」


「どうした?」


「いえ、この町に生息する魔物の数は約1500。うち下級~中級が1000。上級が200。そして・・強個体が300。」


「強個体だと?ふむ・・」


「強個体が300も・・多いですね。」


「強個体を指揮先導することができる存在がいることを懸念に置いておくべきだな。」


「となるとこの町には護衛団がいる可能性ありますね。」


「そうだ。我の強い強個体が300。これを1つにまとめられるのは護衛団以上。その為護衛団がいるものと考えていいだろう。本来は3000で攻めるつもりだったが・・変更する。ここへは5000の兵で攻めるとしよう。」


「承知しました。各支部へ伝達致します。」



伝令兵がすぐさま各支部へ伝令。



「強個体300に護衛団の可能性か・・」


「強個体か・・・俺たちの番の時に・・厄介だなオイ・・面倒くせぇ。」


「カレン、いつものではなく今回は全員で固まった方がいいよな?」


「そうだな。前衛は私とレイネス、マーベル。中衛はアズモンドとランゴスタ。後衛はミランダとアリダリでいくか。」


「えー!僕シンヤと中衛ですかー?シンヤ、僕の足を引っ張らないでくれよー!」


「いや、お前がな。」


「なんだとー!」



そしてプーネの町奪還作戦が開始した。

真也たちも町中へ侵入、作戦通りの陣形で敵をなぎ倒してゆく。



「前方にオーガの強個体が2匹!!」


「オーガの強個体かよ!」


「臆する必要は無い!!我々は・・強いッ!!」


「上級大佐殿にそう言われると・・やる気出てきたぜ!!」


「レイネス、マーベルは右の個体!私は左個体をやる!!」


「「了解ッ!!」」



カレンたちが左右に分かれる。



「んじゃウェットお前は大尉たちの方な。俺はカレンさんの方に行く。」


「なんでシンヤが僕に指示を出すのさ!まぁ・・僕もそう思っていたところだけどね!」



本当面倒くさい奴だなコイツは。

素直に分かったと言えないのか?



カレンがオーガに攻撃を仕掛ける。

得意の火炎魔法をサーベルに付与して連続攻撃。



「グオオッ!!」


「アズモンド!」



カレンと真也がスイッチ。

真也は剣で武器を持つオーガの指を斬り落とした。



「ガアァァ!!」



腕を斬るよりも指の方が断然斬りやすい。

まぁ・・その気になれば一瞬で倒せるけど。



次に真也は銃で射撃。

普段使う狙撃銃とは違い、現在真也の持つ銃はリボルバー式。

デザイン性を追求しマニカに制作したもらった物だ。

装弾数は6発。弾丸は全て炸裂弾。



ダァァンッ!!



弾丸はオーガの右足に着弾し爆発。

見事に片足を吹っ飛ばす。



「ゴガァァッ!!」


「うむ!よくやった!」



止めはカレンが刺す。

上級魔物の強個体をあっさり倒した。



もう1匹のオーガをレイネス・マーベル・ウェットで対処。

後衛のミランダが隙をついてオーガの動きを封じる。

そして3人同時に攻撃。

これで強個体2匹を討伐した。



「「護衛団が出たぞーーー!!!」」



奥の方で護衛団が出たと大声で叫び周囲に知らせる兵士。



「よし、お前たち行くぞ!」


「「「了解ッ!!」」」



真也たちは護衛団が出現した方へ向かった。

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