査定
部屋を移動してそろそろ10分……遠くない?
「あの〜そろそろ着きますか?」
「はい、もう少しです、頑張ってください」
もう逃げたい。
というか私高校に向かってる途中に攫われたんだっけ?
そろそろ解放して欲しい…
「着いたぞ、気を付けろよ」
どうやら着いたらしい。
辺りを見渡すと神社の様な部屋に着いた
「え…?」
「あなたにはまず、刻印の特性を測らせてもらいます、理由としては刻印はさっきお伝えした通り
肉体と魂に刻まれます、刻まれた肉体は様々な能力が発現します、この様に 《静止点》 」
え、動けない。
「え、どうなってんの!」
「これが私の刻印の能力《座標固定》です。あと、あんまり動くと体ちぎれますよ」
「ひぃ」
なんてこと言うんだこの人、後、九条さんだっけ?止めてよ!
「今解除します、止まって下さい」
ふぅ、なんて恐ろしい急にやめて欲しい
でも少し興味が湧いてきた、何故ならみんなが一度は夢見た漫画みたいな事が出来るのだから!
「すごいです!早く調べて下さい!」
「慌てるな、そもそもその為にここに移動したんだ、今準備するから待ってろ」
そう言うと神社の本殿に入って荷物を運んできた
荷物の中身は 神酒 紙垂 小皿 ナイフ だった。
「まず前提として、刻印の特性は色々あります」
改変型 変域 地形や環境条件を書き換える、極めて扱いが難しい
固定・拘束型 拘域 動かす力を拒む力 ルナさんが使ってた能力だ。
発生型 創域 物体やエネルギーを生成する力 極めて使い手が少ない
操作・影響型 干域 人の精神や肉体を操る
感知・解析型 知域 情報収集や解析ができるサポートタイプ
強化・防護型 護域 自己強化で肉体の性能を高める
という風に分かれているらしい。
結構多い。
「それでこれは、どの様に使うんですか?」
「そうでした、まずナイフで指に傷をつけて下さい」
は?
「え〜っと、他に方法とかは…」
「ありません」
え……はぁ痛いの嫌なんだけどなぁ
そうして指に傷を付けもらった小皿に血を垂らした
垂らした血を神酒と混ぜ、紙垂に漬けた。
しばらくすると色が変わった。
暗灰色に変わった




