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六月  作者: 賀茂史女
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第壱部 悪路王 七 黒玉

小角は暗闇の中に独り立っていた。

静寂が耳に痛い。

慎重に辺りを見回した。

隠世へ降ろうとする七魚(ななお)の背を追って駆け出した筈だが。

此処は隠世(かくりよ)か。

さて、どうすればよい?。

曾て玄昉(げんぼう)と共に隠世へ来た時は死に逝く魂を引き留める為ではなかった。

乳兄弟だった大后の末那識(まなしき)(自我)の中へ踏み込む為に隠世へ来たのだ。

あの頃、玄昉とよく論を闘わせた唯識論を借りれば死に逝く魂を引き留める為には阿頼耶識(あらやしき)へと至る途上で魂を捜し、引き留めなくてはいけない。

唯識論では阿頼耶識(あらやしき)倶有の種子(くゆうのしゅうじ)によってあまねく生き物と繋がる意の領界とされている。

国つ神々には教義などというものは無かったが、表現が違っても本質にはさしたる変わりは無い。

隠世で(みたま)(意)はその性を失って龍脈に還元される。

そして稀に強い念を持ったまま性を失った魂が隠世からの出口を求め滞留する。

連れ戻す事が叶わなくても、せめて玻璃が来るまで七魚の魂を隠世に引き留めるのだ。

七魚の身体が癒されれば、生きる意思を持たせる事で自然と魂は身体と融合するだろう。

あの時、母もそう考えたのだろう。

宮子を引き留め、生きる意思を取り戻させようと試みたのだ。

己は倶有の種子(くゆうのしゅうじ)の概念を体得していない。

玄昉の唯識論に基づく力を借りられない今、何としても七魚の意が阿頼耶識(あらやしき)に至る前に、つまり還元される前に七魚の意を見つけ出して引き留めなければならない。

阿弖流為(アテルイ)が七魚の名を明かしてくれたのは幸いだった。

諱が解らなければ手がかりなど無きに等しい。

小角は眼を閉じて暗闇の中で意を凝らした。

庵の隅から溢れた暗がりから問いかけてきた声が再び聞こえたように思われて、眼を開くと停滞している意の澱みが判った。

あれだ。あの中に七魚が居る。

小角はその澱みに脚を踏み入れた。

いきなり横面を殴られたような衝撃を受けて後ろへ倒れた。

何が起こっているのか理解する暇は無かった。

鹿の群れだ。

逐われて逃げ惑っているのか。

倒れている小角が眼に入らぬように次々とこちらに向かって鹿が突進して来て、駆け抜けて、白い尾を見せて去っていった。

暗闇の中、辺りは一面、燃え盛る焔に包まれている。

里が、草原が、森が、燃えている。

逃げること叶わない立ち木が音を立てて焼かれ、絡まっていた蔓草が身を捩るように灰になっていく。

獣達が火に塞がれていない途を探して逃げ惑っている。

燃える音が聞こえても焔の熱が伝わってこないと言うことは土地の記憶でも見ているのだろうか?。

いや、この地に嘗て生きたもの達の意の残滓か。

焔の燃える音とは違う音に気付いた。

矢が引き放たれる弦の音が、矢が風を切って飛び交う音が、太刀が打ち鳴らされる音が、絶え間なく聞こえる。

夜襲だ。

火をかけられたのだ。

人々の叫び声、狗達の吠える声、挑みかかる兵達の雄叫び、迎え撃つ男達の怒声、女達の、童子(わらわ)達の悲鳴。

日頃、固有の名を呼ぶ習慣(ならわし)の無い毛野の民が互いの名を呼んでいるのは忌の際だからか。

年老いた者が置いて逃げろと乞う声がした。

親を探して呼ばわる童子に太刀が浴びせられ、矢を受けて倒れた夫にすがって泣く女を兵が引き剥がして髪を掴み引きずっていく。

抱いていた赤子が地に取り落とされ、一際高く啼泣したが誰も顧みる者は無かった。

歓声が上がったのは倉の戸を破った兵達からだった。

縛された初老の毛野の男が制止しようと大声をあげ、兵に蹴り跳ばされた。

甕や麻袋や革袋が運び出されているその只中に、一際立派な具足を身に付けた者が居た。

鉄の額当ての付いた革の兜が脱がれると、燃え盛る焔に一髻に結われた頭部が浮かび上がった。

倭人の武官だ。

耳を塞ぎたくなるような怒声と悲鳴と泣き声とが地に満ちた。

吐き気がするほどの怒りと嫌悪を堪えて、辺りを見回した小角は気付いた。

武官にも兵達にも、顔が無い。

声をあげているのは皆、毛野の民だ。

辺りの様子は一変していた。

暗闇の中に多くの毛野の民がのたうちまわっている。

矢を突き立てたまま、太刀傷から血を流しながら、髪や衣を焼かれながら、倒れ臥し、転げ回り、また起き上がる。

呻き、喚き、呪いの言葉を吐き、何かを求めるように腕を伸ばしているが、その眼には己の怨みしか映ってはいなかった。

亡者の念だ。

痛みが、苦しみが我が事のように感じられる。

強い怨みが執着となって還元されないのだ。

否、還元されることを拒み、出口を求めているのか。

小角は突然気付いた。

七魚がいる。

辺りの様子が見えていないかのように七魚は所在無さげにぽつりと立っていた。

いや、実際に七魚にはこの光景は見えていないのだろう。

七魚は小角に気づいて駆け寄ってきた。

現世であれほど苦しんでいた顔が、小角を見上げて花が咲くように笑いかけてきた。

「小角。この頃里へ来ないからつまらなかった」

小角も笑い返した。

「済まなかったな。また野に行こう。沢山の花が咲いているぞ。秋津(蜻蛉)を採るのも良いな。戻って、ゆっくり休んで、元気になったらな」

七魚が朝寝の夢から醒めたような不思議そうな表情になった。

「戻る?。何処へ?」

七魚は何が起こっていたのか覚えていないのか。

小角の声が、焦りから諭すような調子になった。

「七魚は病なのだ。里でゆっくり寝よう。此処に居てはいけない。帰れなくなるぞ」

病という言葉に七魚は何かを思い出した様子だった。

目に怯えが走った。

「嫌だ。戻ったらまた痛くて、苦しいのだろう?」

「案ずるな、悪路王が癒してくれる」

後ずさった七魚に小角は手を延ばした。

「嫌だ。帰らない。帰ってもお()もお()も居ない。小角も此処に居よう」

延ばした手に七魚は武者振り着いてきた。

「皆お前を待っているぞ」

小さな頭を引き寄せて撫でながら、宥めるように言うと七魚は更に声を張り上げた。

「嫌だ。誰も待ってなぞ居ない。里へは戻らない。里の大人(うし)達は皆吾が通った後に声を潜めて何か言っている。きっとお父の事だ」

小角は胸を衝かれた。

これまで私はこの童子の心にそんな屈託が在ることにすら気付いてやれなかった。

「砦の大人達がお父に逢わせてくれると言っていたのに、若長が邪魔をしたのだ!」

七魚が感情を剥き出しにした途端、辺りの亡者達の虚ろな眼が一斉に此方を向いた。

七魚にも自分達を囲む亡者が見えたらしく小角にすがり付いてきた。

身体だ。

まだ現世に生ある肉体を持つ、鮮明な意が此処に在る。

声無き声がどよめき、波の様に亡者達の間に拡がるのが感じられた。

七魚と小角に向かって多くの腕が伸ばされてきた。

見つけた。

出口だ。

現世への足掛かりだ。

寄越せ。

身体を寄越せ。

現世に戻りこの怨みを晴らすのだ。

声無き声が、虚ろな眼と、血にまみれ、或いは焼け爛れた腕が、二人に向かって押し寄せてきた。

七魚が悲鳴を挙げると同時に、息が詰まったように声を飲み込み、現世と同じように病の容貌へと顔が変じた。

小角は右手で九字を切りながら左手で七魚を引き寄せて抱え込んだ。

小角の切る九字で、伸びてくる手は熱いものに触れたように一旦怯むが、また直ぐに掴みかかってくる。

駄目だ。

切りが無い。

呑まれる。

呑まれたら、この亡者達の意に七魚と己の意は押し潰され、現世の躰は食い荒らされてしまうだろう。

喰らわれた躰は隠世の裂け目となってこの地の陰陽の調和を乱し、亡者の念は現世でどんな形で顕現することか。

せめて現世に残してきた躰の四方に結界でも張っておくべきだった。

なんと自分は未熟なのだろう。

小角は臍を噛んだ。

七魚と共に還元されてしまえば楽になる。

頭の隅をそんな考えが過った。

いいや駄目だ。

玻璃が来れば七魚の身体は癒される。

七魚の身体が癒されれば、七魚を還すことはさほど難題では在るまい。

錫杖が欲しい。

錫杖そのものに力が在るわけでは無いが、錫杖は意を集中する助けであり結ぼれの象徴となる。

右手で九字を切り続けながら左手で七魚の背を抱き直した時、環が涼しく鳴った。

驚いて手元を見ると左手に握っているのは紛れもなく使い馴れた父の白銀の錫杖だった。

小角は右手に錫杖を持ち換え、高く掲げた。

「葛城の高宮に居坐(いま)します、大御祖(おおみおや)迦毛大御神(カモノオオミカミ)高鴨阿治須岐託彦根命タカカモノアジスキタカヒコネノミコト、聞こし()せ」

掌に馴染んだ錫杖の感触に、荒れていた神経が急速に鎮まっていくのを感じた。

「葛城の加茂の役公小角が()り奉る」

掲げた錫杖が暗闇に光を放ち始めた。

悪事(まがこと)(と言うとも)(しこうして)一言、善事(よごと)(と言うとも)(しこうして)一言、言離(ことさか)之神」

亡者の群れが怯み、手が退かれた。

「一言主の理をこの身に降ろし奉り、その顕かなる理の由を持ちて、迷いたる御霊の数々の戒めを解き給いて、諸々の禍事、罪穢有らむをば、一切の罪穢れの衣を脱ぎさらしめ給いて、この迷える御霊の向かうべき根の国を指し示し給いて、立所に祓い清め給えと、恐み恐みも白す」

祓え詞(はらえことば)を唇に載せると意の集中が増し、亡者の環がじりじりと後退した。

小角は七魚の身体を横たえるとその周りで禹歩を踏んだ。

七魚の身体を中心に円を描いて少しづつ外へ外へと結界を拡げた。

錫杖の柄を円の中心に突き立てた。

錫杖に寄りかかるように背を預け、小角は七魚の小さな身体を抱いて座した。

亡者の姿はいつか失せ、辺りは再び深閑とした暗闇に包まれていた。

きっと母もこうしたのだ。

七魚は亡者を見て本能的に死への恐怖が呼び覚まされたのだろう。

このままこうして七魚の意を守り続けて、現世の七魚の身体が癒されるのを待とう。

暗闇の中、小角は強張った七魚の頭を撫でながら坐し続けた。

何の前触れもなく、突然、強張っていた七魚の身体が、容貌が、緩んだ。

玻璃が来たのか。

七魚の童子らしい口許が僅かに開いて、穏やかな呼吸に胸が上下している。

見守る小角の膝の上で七魚の姿は薄れ、闇に融けていった。

現世の身体へと融合したのだろう。

少なくとも此処へ来た目的は果たせた。

いつの間にか地に突き立てた筈の錫杖は消え失せていた。

あれは己が意の結ぼれだったのか。

緊張が解け、一人きりになると刻の過ぎる感覚は急速に失われていった。

頬の辺りに小さな温もりを感じるのは赤頭だろうか。

私も母と同じように此処で還元されるのか。

小角はぼんやりと放心してしまった頭を打ち振って考えようと試みた。

私が此処で消滅すると、前鬼と後鬼はどうなるのだろう?。

役公を失った葛城の国つ神の力は戒めを失って、そしてどうなるのだろう?。

暗闇の彼方にうっすらと光が見えたように思えて小角は眼を擦った。

光は緩やかに大きくなり、それは人の姿を成して近づいてきた。

玻璃だ。

小角は眼を見張った。

結界の端まで来て、玻璃は小角に手を差し伸べた。

「七魚は命を取り止めたぞ。阿弖流為もお前も、随分と無謀な事をしたものだが、無事で何よりだ」

苦笑いした玻璃に小角は食って掛かった。

「何故此処へ来た?。お前まで此処に来てどうする」

玻璃は不思議そうな表情をした。

「お前が少しも還ってくる様子が無いので迎えに来たのだ。還ろう」

何と容易く還ると言うものか。

呆気に取られた小角の手を取り、玻璃は右手で地に向けて宙に大きく円を描いた。

地の上に軌跡が細く微かに瞬く光芒を放っていた。

玻璃の右手には掌に収まる程の小刀が握られていた。

小角が見たことの無い黒く光る石でできた小刀だった。

石の表面は薄片を薄く剥ぎ取った様に刃が付けられている。

「讃岐石に似ているが、それは?」

黒玉(こくぎょく)だ」

「黒玉?」

触れてみると確かに強い力を感じた。

これも地霊の一種だろうか。

「ああ、見たことが無いのか?。この石は大地の奥深く渦巻く灼熱の力を宿したまま地上にもたらされて凝っている。だから隠世を征する力を秘めているのだ。小角、お前はどうやって此処へ来たのだ」

玻璃は訝しげに訊ねた。

「魂還しは葛城の呪術の一つだ。役公一人では執り行ってはいけないとされていたが私は戒律を破ってしまった」

小角が不意に心許無げな表情になり、玻璃にも小角が何れ程危うい状況だったかが理解できた。

「そうか、此処へ降るのは危険だからな。迎えに来て善かった。還ろう」

黒玉の小刀が描いた円へと脚を踏み出すと小角はあの庵の中で横になっていた。

顔のすぐ横に居た赤頭が小角の眼が開いたのを見て頬をこすりつけてきた。

傍らに神気の光芒を放って玻璃が坐していた。

高丸が七魚を抱いて立ち、その横には阿弖流為が居た。

躰を起こすと玻璃が黒玉の小刀を見せながら低く語った。

「吾の、悪路王の役目はそもそもこの能力(ちから)に根差している。黒玉を持って死者の想念を遺る者に受け渡し、御白様の荒御霊を鎮める事だ。だが今や受け渡す者すら居ない想念が多く澱んでいる」

小角は隠世で見た光景と亡者の群れを思い出した。

「あれらは神守(みかみも)りの力を持ってしても鎮める事は難しい。恐ろしい思いをしただろう?」

玻璃の低い声が労るような響きを帯びた。

「毛野の民の地は美しいが厳しい。戦が無くとも生活(たつき)の中で命を落とす者も多い。隠世には民の怨詐が満ちている。毛野の地が桃源郷では無いと思い知って失望したか?」

小角は頚を振った。

「毛野の地が多くの苦難に遭ってきた事は解っていたつもりだった。だが、」

小角は言い澱んで口をつぐんだ。

玻璃は穏やかな声で続けた。

「この地に生きる者も多くの矛盾を抱えて生き、死んで逝く。逝ける者達はそれでも幸いかもしれない。黒玉と御白様の力が逝く者を澱み無く還元するからな。だが遺された者達は逝った者達の想念も背負って生きていくことになる。そして受け手の無い想念は亡者として此処に永遠に留まらねばならない。憐れな事だがこれが宿命だ。お前が気に病むな」

阿弖流為も高丸も黙したままだった。

玻璃は小角が立ち上がれる事を確かめた後、阿弖流為を振り向いた。

「阿弖流為、此方を向いて傷を見せろ」

阿弖流為はその言葉の意図に気付いて「俺の傷など大した物ではない」と答えたが、玻璃は聞き入れなかった。

「砦から七魚が居なくなれば真っ先に疑われるのはお前だろう。怪我をしていれば肯定するようなものだ」

阿弖流為は返す言葉を失った。

玻璃は小角を指し招いた。

「小角、来てみろ。よく見ているがいい。この方法ならお前にも他愛もなくできよう。内気を相手の躯に巡らせるのだ」

己の内気を相手の躯に巡らせる事で病や怪我を快方へと促す(すべ)が有るなど小角は考えても見なかった。

だが、父や母は知っていたのだろうか。

私はやはり力の使い方がまるで解っていないのかも知れない。

「勿論限りはあるが、この方法で時間はかかってもかなりの怪我や病でも癒せるだろう。但し己が疲弊することを忘れるな」

これまでも戦で傷付いた者達を悪路王はこうして助けてきたのだと阿弖流為が教えてくれた。

玻璃は高丸が抱いている七魚を見ながら、阿弖流為に言った。

「もう七魚を大墓の里には置けまい。城へ連れて帰ろう。頃合いを見て御室へ連れていくのが良いかも知れぬ」

阿弖流為が短く「そうしてくれるか」と答えた。

「白銀城を襲う度胸は誰も持ち合わせて居ないだろう。高丸が居るからな」

阿弖流為は高丸に笑顔を向けた。


城へ戻ると司馬女が青ざめた顔で出迎えた。

司馬女のいない間に誰かが部屋に入ったようだと聞き、小角は真っ先に前鬼と後鬼の眠る呪具の許へ行き、無事を確かめた。

荒らされて奪われる程の物など他に小角は持ち合わせていない。

何しろ身一つで此処へ来たのだ。

唐突に小角は気づき、呟いた。

「簸が無い」

呪具の横に置いてあった簸が見当たらない。

司馬女が探させると言ったが小角は制した。

「いや、良いのだ。簸はまた造れば良い。私は今日、忌の際の母の気持ちが手に取るように理解できた。失せたということは、あの簸は阿弖流為と母の真情を伝えてくれて、その役目を果たしたのだ。それでいい」

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