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とある高校生の英雄譚  作者: 懺悔を謳歌セシウム
磔られし生贄の祭典
7/9

英雄は再び革新

夏が終わり再び俺はまた1人となってしまった。


二学期か、文化祭が始まる。俺はこの文化祭がとても大嫌いだった。何故か?それは合唱コンクールという本来であれば中学で終わる文化が存在するのだ。


クラスの中でみんなで団結して想像通りの展開が始まる。


そんな中だ。俺はモテたい……彼女作ってヤリたいそんなことをずっと考えていた。


そのためには偉業を成してかっこよくならなければならない。


俺はデスボイスにハマってた。


バンドとかじゃなくてデスボイスの奇声の響きにハマってた

俺はあらゆる歌をデスボイスで歌うようになっていた。


もはやパンツの事など忘れていた。


そのデスボイスにハマっいる中、学校では合唱コンクールに向けてみんな合唱の練習をしていた 。


曲は 虚ろの旅人 ……


練習で俺は至って普通に練習していた。


俺は元々声は低い方だったのでバスを担当した。


そしてお約束の「ちょっと男子ちゃんと歌って!!」のやり取りもあって順調にみんな合唱技術が上達していった 。


ある日ハモリパートを合唱練習していた時の事。


最後で ……


聖なる大地をアー


虚ろなる大地を アアアアアアアア


という部分で俺は閃いてしまった 。


普通に歌ってもつまらない、デスボイスで歌い上げれば高得点で優勝できるんじゃないかと ……


俺は閃いてしまった。

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