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とある高校生の英雄譚  作者: 懺悔を謳歌セシウム
夏の慈悲なき慟哭
6/9

英雄狂い

タラカはストレスを抱えていた。中々手に入らないのだ。


「明日、サカモを追跡するぞ」


疲れた。明日頑張ろう……


3人で帰路を徘徊していた。そこに現れたのはサカモの車だった。


俺たちは見たんだ。サカモがサンバイザーを下ろした時、サンバイザーにアレが付けてあった。


ここで2人本能を抑えられなかった。


サカモの車は赤信号で止まっている。つまりタラカとマサンズは特攻した。さながら神風である。


車のフロントガラスをタラカは英雄的殴打をしがみつきながら繰り返した。マサンズはその隙に助手席側を殴ってこじ開けた。


「サカモ!死ねぇぇぇぇぇぇぇ!」


サカモはマサンズに殴られた。サカモは死にたくなかったのか、レバーをパーキングに入れた。


サカモが反撃しようとした時後ろからガラスが割れる音がした。


「返せぇぇぇぇ!うるぁ!」


タラカはラケットでサカモを殴打した。そしてシリーのパンツを強奪、いや……取り返した。


取り返したタラカは狂気に満ちていたが何処か安心感に包まれていた気がする。


「あいつら、やるな……」


俺は傍観していた。俺にはまだ理性が残っていた。


気づいた時には警察が駆けつけ、両方取り押さえられていた。


次の日学校に来たら、2人は停学、サカモはパンツでシコっていた映像を俺が証拠として見せた為にパンツ強奪事件の犯人として扱われ、社会から消えた。


そしてシリーパンツは社会の闇に葬り去られた。





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