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とある高校生の英雄譚  作者: 懺悔を謳歌セシウム
夏の慈悲なき慟哭
3/9

英雄はリベンジをする

「シュナージ、マサンズ、ありがとう」


タラカは明らかに悲壮に満ちた顔で言った。そりゃシリーちゃんのパンツが無いからな。


「他の可愛い女子でいけるだろ」


「いや、シリーちゃん一途なんだよ俺は」


俺たちは合計3枚のパンツを入手することができたが、その中にシリーちゃんのは無い。


「シリーパンツ奪還するしか無いということか……」


俺もシリーちゃんのパンツの特別さがわかる。あのビジュアルの女の子の湿ったパンツは絶品であろう。


「サカモの部屋に忍び込む。あさる」


俺たちは再びシリーパンツへのリベンジをしようとする。




学年集会の招集がかけられた。詳細はお察しの通りだ。学校側も犯人探しているらしい。そりゃそうか。


シリーパンツを持っているであろうサカモが犯人探し演説をしている。


残念ながら見つかるわけが無い。だが学年の女子たちの防御が一層増した気がする。故にプールでの授業でのパンツ奪取は不可能になった。そしてシリーパンツの希少性も増す。


いつの間にか男女が別々の校舎に区画されるようになった。


「サカモの部屋に入るしかないな」


おれたちは放課後サカモが居なくなるのを見計らい生徒指導室に侵入しようとした。


「開かない……」


鍵がかかっていたのだ。だがここでマサンズが役立った。


「俺のピッキング技術で何とかしてやるよ」


マサンズはポッケからロックピックを取り出し扉をこじ開けたのだ。こいつはとんでもないアカンやつである。


「見つからない」


引き出し色々とあさりまくっているのだが、ないのだ。


「これ?サカモのペンケースの中に布?」


俺たちは宝を見つけた。やっとたどり着いたんだ。















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