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ギルド、登録

ものすごい更新遅れました。


街に足を踏み入れた俺がここで感じたことはただ一つ。ものすげぇ。これだけだった。と、言うよりもだ。そうとしか言えないのだ。なんせ現代っ子はこんな街並みを知らない。石で作られた美しい建物が立ち並び、鎧を身につけ、帯剣した人間と普通の人間が歩く街並みを。しかもだ。おそらくテイマー。と呼ばれるような存在が従えているのであろう地球ではちょっと考えられない不思議生命体までいるのだ。逆に知っている方がおかしい。いや、ライトノベルや漫画等で見たことはある。と言う若者は少なくないのかもしれないが。

っと。街並みに見惚れ目的を忘れていた。冒険者を始めるのが俺の目的だ…

……そしてもう一つ忘れていた事に気付いた。

冒険者ギルドとかそう言うのの機関って何処だよ!?

街に到着した事ですっかり舞い上がってしまい衛兵に聞きそびれた…ああ。俺のアホさ加減がバカらしい……

…とはいえ彼は忙しそうであったので聞きに戻る訳にもいくまい。歩いて探すとしよう。

と、歩き始めてしばらく経った頃。おそらくここだろう。と思われる場所を見つけた。剣と盾が交差した絵が描かれた看板。そしてそこにはこう書かれていた。「冒険者ギルド」と。

よし!見つけたぁぁぁぁぁぁ!!!!

途轍もなく嬉しかった。もう脳味噌が幼児退行するレベルで嬉しかった。

……っと。んな事をやっている場合じゃねぇ。さっさと入って冒険者ギルドに冒険者として登録するとしよう。

ギィ....と、音を立て木製の扉が開く。すると冒険者ギルドらしく喧騒が聞こえて来た。やはりこの手の施設は酒場が併設されているらしく真昼間だと言うのに酒を飲んでいる人間も居るようだ。俺はそれらを気に留めず、手近なカウンターに向かう。

「ようこそいらっしゃいました。ここは冒険者ギルドです。何か御用でしょうか?」

と案の定美人さんの受付嬢さんに問われた。特に驚くことも戸惑う事もなく目的を告げる。

「冒険者の登録を行いに来た。と言ったところだな」

と。

すると受付嬢さんは

「はい。了解致しました。ではこちらの紙に必要事項を記入してください。」

と、紙を渡される。必要事項、と言うのは名前、特技、保有スキルぐらいのものだ。ちなみに独自のスキルを持って居る人間も居るようでそれらを他人に伝えたくないのならば書かなくても良い。と書かれていた。特に隠すようなことも無いので必要事項を全て書き込み受付嬢さんに渡した。

「はい。登録が完了いたしました。こちらがギルドカードになります。初めはFランクからのスタートになりますがSランクを目指して頑張ってください」

と、言って名刺大のカードを渡してくれた。ギルドカードらしい。ついでにランク付けがアルファベット式だと言うのもわかった。よし。登録が完了して早速ではあるが依頼を受けるとしよう。と、言う事でクエストボードに目を向けた。

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