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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

夢の世界の中で僕は

夢の世界の中で僕は 番外編 アポロンの決意

ダプネの土下座から始まる物語。


「マスター、お暇を頂戴したく・・・・・」

俺の前で土下座をするダプネは、強い意志を持ってそう告げてきた。


オヤジが行方不明になってちょうど7日が過ぎたころだった。


「ダプネ・・・・・。」

俺はその気持ちがよくわかった。


ダプネは俺と精霊契約をしているが、どちらかというとオヤジとの絆を結びたがっていた。

精霊王なのだから当然かもしれないが、ヒアキントスが抱くものとまた別の感情を有している気がしていた。


ヘリオス温泉にも自分の場所を持っている。

そうしたことが、ダプネに王の側近としての意識があるに違いなかった。


その王の行方が分からない。


精霊たちの動揺は大きく、ありありとその不安を感じていた。


この世界そのものが大きく揺れていた。


オヤジはそれをどう考えているのか?

今度会ったら、この動揺を引き起こしたことをきっちり責任追及したい。


俺はそう思っていた。


目の前で、それっきり黙って頭を下げているダプネを見下ろし、俺はどうすべきかを考えていた。


「ヒアキントスはいいのか?」

壁を背にして、じっとダプネを見ているヒアキントスの気持ちが知りたかった。


「ん。まあ、ダプネに任せる。」

ただそれだけだった。


そういう事か。

俺はこいつらのこと何にもわかっていないことに気が付いた。


「じゃあ、ダプネ。契約を解除する。」

俺は仕方がないことだと考えたが、その意志はすぐさま否定されていた。


「マスター。契約はそのままでお願いします。私はマスターと契約破棄は望みません。ただ、しばらくの自由意思を認めていただきたいだけなのです。」

ダプネは、ただひたすらに頭を下げていた。


いっさい頭を上げていない。

俺は、ますます混乱した。


「オヤジの行方を探すんだろ?俺とのつながりはかえって邪魔にならないか?」

嫌味じゃない。

俺という存在を感じながら、オヤジという存在を探すのは難しいと考えている。


ならば、いっそのこと、自由な精霊となってその存在を探した方がいいのではないか。

俺の考えはそうだった。


「いえ、マスター。マスターの魂は、王が持つ魂の一部でもあります。そして、精霊王の方は容易に見つけることができるはずです。問題は、精霊王でない、もう一人の方なのです。それに、そのことは今は関係がありません。」

ダプネは俺の知らない何かを知っているようだった。


「ダプネ・・・。何か知っているのか?知ってることを隠すのは無しだ。」

俺は黙っているダプネに、容赦ない質問を浴びせていた。


これは命令。


「いくらマスターのご命令としても、こればかりは言えません。これは王の意志でもあります。」

初めてダプネは俺を見ていた。


その瞳に奥に、ゆるぎない意志を感じた俺は、ため息しか出なかった。


「わかったよ、ダプネ。お前が、オヤジから何かを託されたのなら、俺はそれに従おう。どのみち、俺ももうすぐ1年になる。もしかすると・・・。」

それ以上は口にしたくなかった。


俺は自分自身の命の限界を感じていた。

それは、初めてこの世界に生まれた時に言われた言葉。


もって1年。

オヤジは確かにそう言った。


そして間もなくその一年になろうとしていた。

新しい体を手にした時、以前と違う確かな感覚がそこにはあった。


前の体は、どちらかというと薄皮一枚を常に隔てているような、そんな感覚だった。

しかし、今の体になって、髪の毛1本の感覚すらわかるくらいになっている。


しかし、それが今、微妙にずれてきている感じがあった。

俺にはそれが俺の寿命につながっているのだと思えていた。


もって1年。


本当によく持ちこたえたものだった。

まだ、ジュアン王国は安定していない。ユノに反対するものもたくさんいる。

頼りないと、なめる貴族。

よそ者を重宝すると、やっかむ文官ども。

そして、奴隷解放を宣言した途端、反対しだした町の住民ども。


多くの敵が、ユノ周りにはひしめいていた。


そんな時にオヤジがいないことがもどかしかった。

しかし、泣き言は言っていられない。


俺がいる。


そう胸を張って言いたいのだ。


しかし、オヤジの行方不明は、ユノの心理にも大きく影響していた。

最初その報告を聞いた途端、まるで迷子の子供のような印象を受けたものだ。


自ら立ち直ってはいるものの、その危うさは健在だった。



ここで俺が踏ん張らなくては。

そう思っていた。


しかし、7日もたてば、状況も変化していた。

加えての精霊王不在の感覚。


精霊使いにまでその影響は出ているようだった。当然ユノも感じている。


それほど、精霊の動揺が大きいことを物語っている。


「ダプネ。ただ、一つ命令していいか?」

自らの思考の中にいた俺は、目の前でじっと見つめるダプネにただ一つの命令をしていた。


「オヤジを必ず連れ帰れ。お前と共に。」

俺は、強く宣言した。


「イエス、マスター。」

ダプネは、いつも通りに返していた。


これでいい。

ダプネの中に、契約主である俺の命令が刻まれたはずだ。

たとえ、俺の存在が消失しても、この命令は生き続けるはずだ。


そう信じたかった。


「それでは、マスター。失礼します。ヒアキントス。マスターのこと、頼みましたよ。」

ダプネはヒアキントスの返事も聞かずに、消えていた。


「勝手だなぁ」

ヒアキントスは言葉とは裏腹に、頭を下げていた。


本当は自分も探しに行きたいのだろう。

しかし、それをダプネに託す。

託す方と託される方。お互いに信じあっているからできるのだろう。


そういう精霊たちと身近に接することのできる俺は、幸せなのだろう。


「よし、ヒアキントス。俺たちは俺たちのことをしよう。オヤジが帰ってきたときに、笑われないようにしないとな。」

俺はヒアキントスに宣言した。


「オッケー。ボス。」

いつも通りの返事は、俺の中で安心感となっていた。







それからの俺は多忙を極めていた。

ユノの警護をしながら、ダプネの言葉をヒントに、俺なりのオヤジの捜索。俺にしかできないことがあった。


俺の魂は、オヤジから分けてもらったものだ。

それならば、オヤジの魂を俺の中に引き込むことができるかもしれない。


オヤジがもつ知識のなかに、それに関するものがあった。


自らの体に他人の魂を呼び込む禁呪。

まして、自分のもとになる魂であれば可能なはずだ。


ダプネは、それをもとにして、自分で探すことをしているのだろう。否定されたが、俺にはそうとしか思えなかった。


ならば、俺がそれをしなくてどうする?

ダプネはもちろん、オヤジの精霊たちも必死になっているはずだった。


メルクーアの召喚術。

かつて、英雄マルスの奥さんであるアデリシアさんを自らの体に宿すことができた召喚術。

オヤジの誕生につながったその禁呪さえ俺が使えれば・・・・。



しかし、その詳細な術式はオヤジの知識にはなかった。


オヤジは意図的にそれらを俺に渡さなかったのか、それとも単純に知らなかったのかわからないが、俺には、意図的に思えて仕方がなかった。


これを俺がすれば、間違いなく俺の存在は消える。


呼び込む魂が、俺のもとになる魂だ。

俺が吸収されるに違いなかった。


それでも、ユノが、精霊たちが望むのは、オヤジの存在だ。


ならば、俺は残り少ない俺の時間を使って、オヤジに戻す。

それが、ひと時でも俺を誕生させてくれた、せめてもの恩返しだ。


決意した俺は、かつてのメルクーアの書物とされているオヤジの資料室に足を運ぶ毎日だった。



そして、俺はついに見つけた。

メルクーアの召喚術。

魂を呼び戻す召喚術。


この大魔術には、自身の魂の消費が必要だった。


オヤジの記憶では、メルクーアはそれを行った後、10年は生存している。しかし、それはメルクーアの寿命がとても長かったからだろう。たとえばそれをしなければあと30年生きたとして、10年しか生きられなかったとするならば、その割譲はかなりの割合になる。

残りあと何日という単位の俺にとって、その魔術はそのまま失敗に終わるかもしれなかった。


俺だけではだめだ。俺を見届けるものが必要だ。


俺はダプネに相談したかった。

ためしに、思念を送ってみた。


「マスター。余計なことをなさらぬように。では。」

ダプネに冷たくあしらわれた。


まあ、氷の精霊だし。

もともと、俺には厳しかったし。

ああ、何かのっぴきならない事情があるんだろうな・・・・。


俺は、ダプネに頼るのをあきらめた。


「ヒアキントス、俺がいなくなったらどうする?」

ためしに聞いてみた。


「ん?そりゃまあ、その時になってみないと分かんないよ。」

不思議そうに見つめるヒアキントスは、本当に何も考えてないようだった。


おいおい、ヒアキントス。お前も聞いているよな?俺の寿命。


喉まで出かかった言葉を俺は飲み込んでいた。


だめだ。

俺の精霊たちは当てにできなかった。


ならば、誰がいる?

ユノ?

忙しいだろう。それに心配をかけてしまう。


ルナさん?

だめだ。お腹の子に影響が出る。

シエルさん?

同じじゃないか。というか、あの人が俺の頼み聞くはずがない。


カルツさん、メレナさん・・・・。

無理だ、あの人たちは辺境伯として、帝国の侵攻に備えている。

カールさんも同様だ。


だれがいる・・・?


「そうだ、いた。」

暇そうな人が一人いた。


思いついた俺は、学士院アカデミーの前に転移していた。





用件を告げて、学長室の前で入室の許可を待つ間、俺はどう言うべきか迷っていた。


「禁呪を使う手助けをしてください。」

違うな。

「オヤジを見つける手段が分かりました。」

これも違う気がする。


「先生のお力が必要なんです。」

その後が続かない・・・。



「何をぶつくさやっておる。」

その声は後ろからやってきた。


「ほれ、入るかの。」

そういって俺を伴って、学長室に入って行った。






何かこの部屋には、違和感があった。

いつもの学長室ではないものだった。

しばらく来ないうちに、何かあったのだろうか?

俺はそれを探るべく、部屋に意識を持っていこうとした矢先、俺の意識はデルバー先生の言葉に向いていた。


「それで、用件はなにかの?まあ、ある程度分かっているつもりじゃがの。」

真剣な瞳で、まっすぐに見つめるデルバー先生は初めてだった。


ソファーに腰かけるように勧められ、紅茶を手にした時のことだった。


「正直お前さんの考えていることは、わしも考えた。」

まだ、俺が何も言わないうちから、先生は話し始めていた。


機先を制したその言葉は、完全に俺を黙らせた。

しかし、先生のことだ。言葉通りの意味だろう。

まだ続きそうなその話を、そのまま聞くことにしていた。



「まず、大前提から話してやろう。お主とヘリオスの魂はもはや同じではない。つながりというのはあるが、お主の魂を憑代にしての召喚は無理じゃよ。」


俺のよりどころを、見事に粉砕した言葉だった。


「それにメルクーアの召喚術は、あらかじめ、なんらかの約束を必要とする。まあ、一種の契約じゃな。アデリシア姫はメルクーアに後日のことを頼んでいた。これがそのまま召喚術に使われたのじゃ。お主はそれを持たぬ。これではメルクーアのオリジナル召喚術は使えんよ。もとになっている禁呪は、単に口寄せみたいに一時呼ぶだけのものじゃからの。」

俺の方針は、見事に砕け散っていた。


「だから、おぬし自身は、今となっては何もできん。お主が自我に目覚めなければ、お主を使ってわしが行えたがの。メルクーアの召喚術も、わしならできる。あのものとは約束しておるからの。」


デルバー先生の言葉は、できるけどしないということだった。


「なぜ?」

俺はそう叫んでいた。


できるのにしないなんて、怠慢もいいところだ。


「先生は、オヤジを見殺しにするんですか!」

やり場のない怒りが、鉾となり、俺の口から解き放たれていた。



俺の怒りをそのまま受け止めた先生は、ゆっくりと諭すように俺に語りかけていた。


「まず、お主を使ったら、わしが怒られるわい。」


怒られる?

だれに?

オヤジにか?


俺はその言葉の意味を必死に考えていた。

黙っている俺を前にして、先生は話を続けていた。


「むろん、ヘリオスに決まっておろう?あ奴がどれだけ苦心して、お主を別の存在にしたと思うておる?もとは確かにあ奴の魂じゃ。しかし、お主をこの世界に認めさせるのに、どれほどの苦心、どれほどの決断、どれほどの行為をしたと考えておるんじゃ?」


俺の喉は恥さらしなほどに、音を鳴らしてつばを飲み込んでいた。


「ふむ、わかっておるようじゃの。そうじゃ。お主という存在を確定させるために、お主と人のつながりを増やしていった。あ奴はそういうやつじゃ。仮に、自分自身を復活する手段として考えたとしても、自分の行動をしやすいようにお主を生み出したとしても、生み出した以上、お主のことは、子供として見ておったよ。決して、代わりのきくものとして扱ったことなどない。それはおぬしが一番わかるじゃろうが。」


先生の言葉は、俺の心奥底に、重いお守りをつけて沈んでいくようだった。

確かにそうだった。


俺は、俺個人として動くように言われていた。

決してオヤジの代理ではなく、俺の見たこと、感じたことを、オヤジは自分のことのように喜び、悲しみ、そして認めてくれていた。


「そんなお主を犠牲にしてみい。わしが間抜けだと怒られるわ。」

デルバー先生は目を瞑り、天を仰いでいた。


そして、満面の笑顔になると、改めて、俺に祝福するかのように宣言していた。


「お前さんはすでに一人の人間じゃよ。1歳おめでとう、アポロン。」


その瞬間、どこにいたのかわからないほどの人が、学長室に集まっていた。


「おめでとう、アポロン。」

ユノが代表して、俺に花束を渡していた。


「おめでとう、アポロン。」

ルナさんが頭をなででくれた。


「おめでとう、アポロン。」

シエルさんが肩をたたいていた。


「おめでとう、アポロン。」

カルツさんとメレナさんが俺を抱きしめていた。


「おめでとう、アポロン。」

カールスマイルの人がいた。


「おめでとう、ボス。」

ヒアキントスが笑顔だった。


「おめでとう、マスター。」

なぜかここにダプネがいた。


俺がダプネを前にして固まっているのを見たユノが、ダプネを引き寄せて、俺に真実を教えてくれていた。


「なんか勘違いしているバカに教えてあげるわ。この子が今回の立役者。ダプネはね。一人であなたの誕生を祝う場を用意したの。もちろん、あのバカと相談して決めたことみたいだけどね。肝心のあのバカは本当にバカだから、この場には来られないようだけどね。それも予見して、ダプネ達にすべてを頼んでいたみたい。ほんとバカ。」


後半はもはや愚痴じゃないか・・・・・。

しかし、ルナさんもシエルさんも笑顔だった。


「あの人に言われてたの。アポロンはたぶん誤解している。自分の寿命が1年しかないと。それは、前の体の時だ。今は、一人の人間としてこの世界に認められている。それをわからずに、自分の存在をかけて無茶をするだろうから、みんなで祝ってあげてほしいと。ダプネがその役目に最もふさわしいとも言ってたわ。だから、ダプネが来た時に、私たちも手伝ったの。ね。シエルさん。」

ルナさんがシエルさんを引き寄せていた。


「ノイモーント家の長男として、この子たちの兄として、規範となりなさい。」

シエルさんが初めて、この俺を認めてくれていた。


「マスター。これを。」

ダプネが俺にハンカチを差し出していた。


俺は、みっともないほどに涙を流していた。


「あれ?おかしいな。うれしいはずなのに、涙が止まらない。」

両手で拭っても、とめどなく流れる涙は、ハンカチをもらっても、一層あふれていた。


「それが見れただけでも、今回のびっくり企画は大成功よね。ダプネ。」

ユノが笑顔でダプネを抱きしめていた。


「ユノ。困ります。」

ダプネはユノのことが少し苦手なようだった。


「ダプネ。皆さん。本当にありがとうございます。でも、俺はオヤジを助けるために何かしたい。何かできないでしょうか?」

俺は必死に問いかけた。


「ん?そういえばお主には言うておらんじゃったかの?」

デルバー先生は極めてばつの悪そうな顔をしていた。


「ほれ、お主に会うと、この企画がばれそうじゃったからの・・・・。仕方なしじゃ。」

取り繕うような言い訳を珍しくしていた。


一体何がどうなっている?

そう言えば、この場にいる全員が、オヤジの不在を嘆き悲しんでいなかった。ルナさんやシエルさんはもっとふさぎ込んでいると思っていた。


だから、オヤジの書庫にもひっそりと侵入したのに。


「アポロン。あの人はいま、精霊たちが必死に呼びかけています。時間はかかるけど、必ず帰ってきます。それに、私たちと約束もあります。そして時の精霊が示した最悪の未来は、すべてあなたがいないものだった。」

ルナさんが笑顔でそう告げていた。


「だからアポロン、あなたがいる。ただそれだけで、最悪の事態が避けられたことを意味している。」

シエルさんが、そう告げていた。

シエルさんの笑顔が俺に向けられるのは初めてだった。


「じゃあ・・・。」

俺は、俺の中の希望に、望みを託していいことを許された気がしていた。


「ダプネ、そろそろ行かなくていいのか?」

ヒアキントスが珍しく、ダプネに話しかけていた。


禍々しい気配を漂わせたダプネが、俺の前に進み出た。

そして、瞬間的に土下座をしていた。


それは今までと比較にならない強い意志を感じさせるものであり、この俺に挑みかかるようだった。


「マスター、再度、お暇を頂戴したく・・・・・」


ダプネ・・・。それは脅迫だよ。


「一応、理由を聞いてもいいかな?」

ダプネの雰囲気にのまれながらも、その言葉は、俺の口から出ることができていた。


「王のもとに参ります。」

簡潔に、そして有無を言わさぬ言葉だった。


「すべてを任せる。ダプネ。そして今度こそ、俺の命令を守れ。」

俺は、自分の力ではなく、精霊たちの力に任せる決断をした。

たぶん、それで大丈夫なはずだ。

おれは、オヤジが帰ってきたときに、オヤジに自慢できる息子になっているように努力する。


ユノを全力で補佐する。

長男として弟、妹に恥じないものになる。


それが俺のやるべきことだと理解した。


「イエス。マスター。」

それは、俺の決意を肯定する、ダプネの意志のようだった。


番外編。これからも機会があれば書きたいです。

実は、あのシーン。このシーンと作者なりに思っているものはあるんです。

外伝とは別の、ちょっとしたお話。

番外編ではそういうものを書きたいとおもいます。

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