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戻らない時

作者: 朝顔 あがさ

言葉というのはただの音

自分の元を離れたら

途端に他人のものになる


「俺、お前のこと大好きだから」

日常会話で何気なく言っていた。

嘘ではなかったが、嘘を吐くように言っていた。

俺は知っていた。

このままだと一生気持ちは伝わらないと。

でもこのままでよかった。

一生このまま彼女の近くに居られるなら、自分の気持ちなんて伝わらない方がいいとわかってやっていた。

彼女は笑顔で「知ってる〜」と返してくれる。

可愛い。

ずっと一緒にいれると思っていた。





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