The Second chance had dead
新たに生まれ落ちたNew Scaleに阻まれた者は新たな力を手にする
それは誰にでもMasterとなる遺伝子を有することができるという資格
そう新たなチャンスは新たなスケールを組み入れて復活するのだ
人はこれをC-ウィルスといった
失敗からは逃れられない
俺の人生には常に見えないトラップが無数に仕掛けられている
まるで不運のピタゴラスイッチのようにそれは連鎖していく
俺は無能な犬のようにいつも同じ経路を辿って過ちへとたどり着くんだ
もしこの連鎖から抜け出せる奇跡なんてものがあったとしたら
俺は全てを投げ捨ててそれに賭けてみようと思うんだ
例え他人からは理解されないような惨めな結末だとしても
これ以上 他人の意志によって干渉を受ける運命なんてコリゴリなんだ
真っ暗闇の先に続く道 その先にゴールがないとしても
これは学校の帰り道ではないんだ
もう引き返したとしてもそこに残っているのは決していい思い出だとは限らないんだ
人生は混沌から混沌へとパスをつないでいく
いきなり雨が降り始め 奈落へと至るマークが地面に現るかもしれない
良い奇跡も悪い奇跡もある
この世界は機械で造られた偽りのエデン
人の悪意と裏切りで組み立てられた橋が至る所に掛かっている
いますぐそれに火をつけるんだ
燃え盛るその光景を見て俺たちは何かを思い出すはずだ
この力は決して神がもたらしたきまぐれなプレゼントではないと思うんだ