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Once Time Upon Gothic
この物語はフィクションでありフィクションではないのかもしれません
物語は始まる
海から空へと
人から神へと
大地を切り裂き光の樹は浮上する
天井に蓋を閉めて
空に打ち上げられた無数の魂
One and Any Gothic
人間へと至る道
三種の神器を宿した約束された人間
多分それは純粋な夢
人類が流した血と涙の歴史
破滅へと至る
Once Time Upon Gothic
箱舟から零れ落ちた希望と絶望の子供
腐った祭壇に口づけする女神たち
大げさにあざ笑うは宇宙の片隅で暇を持て余した神々たち
命の鉄槌に行き場を失った洪水はまた己の業の在るべき場所へと戻る
究極のアセンション
見届けるがいい
見届けるがいい
見届けるがいい
大切な者と…