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組曲『天皇』~A story of Mankind~  作者: 天界の皇太子
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闇天皇Sapphire

ドクンドクン

またいつものように喚いている

酷く不快な声が

気のせいかもしれないが

いつの時代も変わらぬもの

それが今日分かったんだ


いつもと変わらないように列車に乗って

いつもと変わらないように死んだ顔の人間の間を通り抜けて

いつもと変わらないように俺もその葬列に参加していく


ばかばかしいなと思うこともあった

だがそれが人間なんだ

ありきたりだけどな


いつかは魂を刈り取られる日も来るだろう

けどその日を迎えるまでは

いつものように同じ空の下で

誰もが同じ加護を受けて

それぞれ違った信念を持ちながら生き続ければいい

くだらないことで言い争う必要はないんだ


この世界に同じ人間は必要ない

誰かが誰かの死を背負って生きる必要なんてない

運命を受け入れていくしかないんだ

例えそれがどんなに尊き存在だとしても


例え今日が特別な日だとしても

それは毎日の一部でしかない

それでも俺は一日を犬の散歩をして

読書をしながら昨日見た夢を思い返す


今この時が循環を断つ切る最後のチャンスだとしても

俺はあきらめずに夢のために立ち続ける

人間はこれで終わりではない

最後にこの言葉だけを伝えよう


Kiss in Eternity from your heat...



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