エピローグ 辿り着いた先に
夫ウォレスと彼の双子の弟ウォードと、幼い頃から共にいたという楠の精霊クーに全てを聞いたクララ。
彼女は誓約魔法により何も語れないウォレスの代わりに全てを話しに来てくれたのだ。
そして話を聞き終わり、彼のために涙を流すクララの前にウォレスが現れた。
クララは今、ウォレスの腕の中にいる。
団服を濡らしてしまうとはわかっていても、クララは涙を止める事が出来なかった。
だって、彼の生きてきた過去はあまりにも厳しくあまりにも悲しい。
抱きしめられ直接伝わるウォレスの体温と鼓動が、彼が間違いなくここにいると感じさせてくれた。
それはウォレスも同じであったらしく、
「クララ、クララだ……ようやく取り戻せた……」
と震える声でそうつぶやいた。
「ウォレス……ごめんなさいっ……あなたを信じる事が出来なくて、向き合う事が怖くて逃げたの、本当にごめんなさいっ……」
ウォレスの胸に顔をつけながらクララが謝ると、優しい声が耳朶をくすぐる。
「謝るのは俺の方だよ……何も知らないキミがそう思っても仕方ない。それなのに俺はまだ、この期に及んでも何も語れない……」
「それはもういいの。クーさんに全部聞いたから……無理して話そうとしないで……」
「クララ……」
ウォレスはいっそう力強くクララを抱きしめた。
孤児院の中庭を風が吹き抜ける。
大きな楠の葉をサラサラと揺らして、その葉音が二人の耳に届く。
ウォレスとの人生を見失い、迷い、流離い、そして辿り着いた先は彼の腕の中だった。
ウォレスがクララを探し、駆け回り、こうして迎えに来てくれた。
それだけでもう充分だ。
たとえこれからまた同じような事が起きたとしても必ず彼を信じる事が出来る、クララはそう思った。
クララはウォレスの腕の中で身動ぎをして彼の頬に手を添えた。
「ウォレス……許されるのなら、もう一度あなたの妻としてやり直したい」
クララのその言葉を聞き、ウォレスは顔をくしゃりと歪めた。
そして声を押し出すようにしてクララに告げる。
「許しを請うのは俺の方だ。真っ直ぐな陽の光の下を歩く人間でない事を隠してキミと結婚した。でも、それでも、どうしてもキミと生きてゆきたい……ごめんクララ、愛してる。誰よりもキミだけを」
「ウォレス……、私も、私もあなたが好き……大好きなのっ……」
二人見つめ合い、互いの想いを確かめ合う。
そしてどちらからともなく唇が重なった。
久しぶりに交わした口づけは、少しだけ涙の味がした。
ウォレスが懐から指輪を取り出す。
「それって……」
自分が外した指輪を目にしてクララが言う。
「もう一度、俺の手で着けてもいいだろうか」
ウォレスのその言葉にクララは小さくこくんと頷いた。
そして白く細い手をウォレスの前に差し出す。
ウォレスは硬く分厚い騎士独特の手で、愛する妻の指に結婚指輪をはめた。
クララは指輪を見て、また涙を浮かべる。
「今度こそ……一生大切にするわ……絶対にもう、二度と外さない」
クララが誓うように告げると、ウォレスに引き寄せられ、また抱きしめられた。
楠の木の下で、もう一度二人だけの結婚式を挙げた、そんな気持ちになった。
それからクララはウォレスと共に帰るために子供たちの治療を一気に行った。
クララの治療中、ウォレスはかつて世話になった院長をはじめとする孤児院の職員たちに挨拶をしていた。
院長であるローザはかつて守れなかった少年が、逞しく立派な青年となった事を涙ながらに喜んでくれたのだ。
クララがウォレスの妻である事を知り、かなり驚いてはいたが。
そして皆に別れを告げ、二人で孤児院を後にする。
クララはてっきりクマロク公爵領にある自宅に帰るのだと思っていたが、ウォレスがクララを連れて向かったのは港町アレスであった。
ナリィが暮らす漁村である。
どうやらクララがウォレスとの復縁を望まなくてもその時はナリィの元で暮らせるように事前に話はついていたらしく、ナリィは当たり前のようにクララとウォレスを迎え入れてくれた。
一体いつの間に?と只々驚くクララにナリィは言った。
「ちゃんと亭主と向き合えたんだね。本当に良かった。イイ男じゃないか、もう二度と離れるんじゃないよ」
「ナリィさん……ありがとうございます」
いずれ落ち着いたらナリィに会いに行こうとは思っていたが、まさかこんなにも早く再会出来るなんて思ってもみなかった。
そして次にウォレスが言った言葉もクララには予想外のものであった。
「これからは二人でこのアレスで暮らそうと思ってるんだ。クララもその方がいいだろう?」
「そ、そりゃあもちろんナリィさんの側で暮らせるなら嬉しいけど、あなたのお仕事はどうするの?こんな辺境の街から通うのは無理でしょう」
「……俺が戻るまで、キミはここに居てほしい」
ウォレスにとって、きっとそれがクララに語れる精一杯なのだろう。
精霊のクーが言っていた。
近々、国を揺るがす大きな事件が起こると。
それにウォレスもウォードも関わっていると。
クララはウォレスに頷いて見せた。
「わかったわ。私はここであなたの帰りを待つ。だからお願い、必ず無事に戻ってね」
「クララ……」
ウォレスはクララをもう一度抱きしめ、こめかみにキスを落として去って行った。
その背中をクララは黙って見送る。
再会したばかりだというのに、また離れなければならない。
もちろん寂しいし不安だ。
だけど今度の別れは前のものとは違う。
心は繋がっており、何よりまた会えるという喜びがある。
クララに出来る事はウォレスを信じて帰りを待つ事だけである。
クララはウォレスの無事を祈りながら、以前のようにナリィの元で暮らした。
それからすぐに、この国でクーデターが起こった。
クマロク公爵が国王の退位を要求する声明を出すと同時にローベル卿指揮下の第二騎士団が一斉に王都を占拠。
すでに更迭されていた総騎士団長テイサー旗下の第一騎士団はその指揮系統の乱れから為す術もなく無力化させられた。
王都占拠の知らせを受け、クマロク駐屯騎士団も直ちに挙兵。
事前に手を回していた各地方駐屯騎士団は国王の剣と盾という責務を放棄し、クマロク公爵が国王を廃位に追いやる様を静観していたという。
今まで顧みる事もせず放置、または虐げてきた民や臣下、その他貴族たちの中に国王のために戦おうという者など誰一人いるはずもなく……。
王城は無血のまま呆気なく明け渡され、国王はクマロク公爵の要求を受け入れざるを得なかった。
国王を蟄居幽閉とした後、そこからがこのクーデターの本番であった。
最終的な貴族院議員の決議はまだとしても暫定で次代の国王として玉座に就いたクマロク公爵は(国王には側妃が生んだ女児しかいない)前王の恩恵を受け私服を肥やすのみであった大臣や多くの官吏、そして人権を無視し、非道の限りを尽くした騎士団上層部の人間を次々と容赦なく粛清していった。
それにはもちろん、更迭後投獄されていたテイサー元騎士団長も含まれていた。
処刑は非公開で行われたが、数々の棺が王都を出てゆく様を民たちは目の当たりにし、この国が大きく変わろうとしているのを肌で感じたという。
前国王を表だって処刑する訳にはいかないが、いずれ彼も幽閉先で非業の死を遂げるであろう。
やがて粛清が終わり、その者たちの爵位剥奪や領地没収の騒ぎが収まる頃、貴族院議員は正式にクマロク公爵、前王弟アドリック殿下の即位を国内外に公表した。
新国王の誕生である。
それにより新国王アドリックはジャック=ローベルを侯爵位に叙爵させ、王国騎士団総団長に任命した。
そのローベルがまず最初に着手したのが騎士団規則の改定である。
そうする事で騎士団内に蔓延っていた悪しき慣習や思想を一新し、同時に不要と見做した部署を廃止した。
ウォレスとウォードが在籍する諜報部も一度解体され、新たな部署として再構築されるとの事である。
そしてその部署を含む第二騎士団の師団長にはロンダールが就く事に決まっている。
こうした一連の作業が終わり、ようやくクーデターは成功したといえよう。
クララがナリィの元に預けられて、すでに四ヶ月が経過していた。
一連の顛末は新国王により全て開示されオープンになっている。
クララは新聞などで、クーデターの経緯を見守っていた。
ウォレスは無事だろうか。
武力衝突は一切起こらなかったクーデターだが、それでも一部の人間の抵抗に遭い、多少の流血があったという。
その中にウォレスが含まれていないか、クララは心配で堪らなかった。
しかし何かあったのなら、妻である自分の元に必ず何かしら連絡が入るはずだ。
便りがないのは元気な証。
クララはそう思い、日々を淡々と過ごした。
これも以前とは違う心境であった。
全てが終わったのならきっともうすぐ帰ってくる。
自分の元に、必ず。
クララはそう信じていた。
ある日、洗濯物を取り込むクララの耳にナリィの声が飛び込んでくる。
「クララー!ちょっと…!早くおいでっ!」
珍しく声を荒らげるナリィを怪訝に思いながらも呼ばれたので行ってみる。
ナリィは自宅に続くなだらかな坂道を目線で指し示し、クララに告げた。
「待ち人来たる、だよ」
「え………?」
ナリィの言葉を受け、クララもそちらに視線を向けた。
「…………!」
そして目に飛び込んできた光景に、待ち侘びた人が坂道を上がってくる光景に、クララは息を呑む。
「ウォレス……」
無意識にその名を口にしていた。
とても小さな声だったが、ウォレスの耳に届くには充分だったようだ。
ウォレスが坂道の真ん中でクララを見上げる。
そして見る間に笑顔になっていく彼の顔を見て、気付けば飛び出していた。
「ウォレス!」
急ぎ駆け足で坂道を下ってゆくクララ。
「転ばないようにね」という言葉を残し、ナリィは家へと入っていった。
駆けてくるクララをウォレスは両手を広げて迎え入れる。
いわば助走付きで力いっぱい飛び込んだにも関わらず、ウォレスは危なげなくクララを受け止めてくれた。
「ウォレス……おかえりなさいっ……」
「ただいま、クララ……」
結婚して何度互いに口にしたか分からない挨拶を心を込めて交わす。
クララがクマロク公爵領の家を出て、すでに十ヶ月が経過しようとしていた。
ウォレスがクララを抱きしめながら言った。全部
「長い間辛い思いをさせてすまなかった。ようやく終わったよ。これからはもうずっと一緒にいられる」
「本当に……?え?でもお仕事は…?ローベル卿の元で任に就くのではないの?」
「志願してこの近くの駐屯騎士団勤務になった。ただの一介の騎士としてね。一連の任務の褒賞として希望が叶ったよ」
「………え?」
「ウォードの奴はバートン孤児院のあるノースクロウの自警団に再就職した。クーを生まれた楠の側に居させてやりたいって言って」
「ウォレス……?」
先程からウォレスが話す内容に違和感というか不思議な感覚がする。
クララは夫の顔をまじまじと見た。
「ウォレス、あなた、誓約魔法でウォードさんの事は話せないんじゃなかったの……?」
恐る恐るクララが訊ねると、ウォレスは肩の力の抜けた柔らかい笑みを浮かべた。
「誓約魔法は解除された。いや、して貰ったんだ」
「え………?……えぇっ?」
クララは目をまん丸にしてウォレスを見た。
でも彼の嬉しそうな微笑みを見て、それが本当の事であるとわかった。
なぜ誓約魔法を解く事が出来たのか。
その明かされた内容にクララはまたひどく驚いた。
ウォレスたちに誓約魔法をかけた魔術師。
実は彼らにもまた、誓約魔法がかけられていたらしい。
決して勝手に魔法を解除出来ぬように、それもまた誓約魔法で縛られていたというのだ。
つまり、彼らの命を引き換えにしてもやっと一人の誓約魔法を解除出来るか出来ないかの、不可能に近い状態であるとわかったのだという。
それにより誰もが一生誓約に縛られた人生を歩むのだと、諦めざるを得なかったらしい。
だけと精霊のクーが、ハイラム王国のジェスロという街に暮らす大賢者と呼ばれる魔術師に直談判に行ったそうなのだ。
大賢者バルク=イグリードは精霊王に愛された唯一の人間で、永遠に近い命を授けられたという。
そのイグリードの住まいは住所を知っている人間は多々あれど、決して辿り着く事は出来ないそうだ
しかし精霊のクーは話が別である。
現地の仲間の精霊に訊ねながらジェスロ市街13丁目小高い山の上1ー1へと辿り着く。
そしてそこに住む青い髪に黒い瞳を持つ青年、大賢者イグリードに土下座をして頼み込んだらしい。
精霊が人の身形を真似て人間社会で暮らしているだけでも興味深いというのに、顔を見るなり東方の作法である土下座をした精霊を、イグリードはいたく気に入ったという。
そして「まぁ面白そうだからいいよ☆」と軽い調子で誓約魔法の解術を引き受けてくれたらしい。
「まぁ要するに魔術をかけた術者よりも高い魔力で体内に刻まれた術を相殺すればいいんだよ☆」
と言って、自らの魔力を練りこんだキャンディを作ってくれたそうだ。
なぜキャンディ?
普通はポーションか魔法薬等それらしい物ではないのかとクーが訊くと、イグリードは「だって美味しい方がいいでしょ?」と言って笑ったという。
そうしてそのキャンディを誓約に縛られた人数分プラスちょっと多めに作って貰い、クーはジェスロからそれを持ち帰った。
そんな胡散臭いもの、皆当然すぐには信用せず誰も食べようとはしなかった。
しかしウォレスとウォードはクーが必死になって貰ってきてくれたものを無下にはしたくないと率先して食べたのだ。
そして結果は今のウォレスを御覧じろである。
「もう舌の上の呪印も無い。誓約により禁止された事を話しても体には何の異変も起きないよ。これでクララに隠し事をしなくてもすむ」
そう言ったウォレスの顔が晴れやかで、クララは心から嬉しくなった。
「憑き物が取れたというのはまさにこんな感じなんだろうな。とても清々しい、いい気分だよ」
と言って、彼はまた笑った。
「良かった……本当に良かった……」
クララは嬉しさのあまり泣いてしまったが、それは仕方のない事だろう。
こうして、誓約魔法や過酷な任務から解放されたウォレスとの新しい暮らしが始まった。
二人で暮らす新居はナリィの家の空き家だった隣家を買い取ってそこに住む事にした。
ウォレスはそこから毎日地方駐屯騎士団へ通い、クララはナリィの薬店で医師として患者を診る。
そこに時々トビーがやって来て、皆で食事をするのだ。
トビーはクララとウォレスが元通りになれた事を安堵し、とても喜んでくれた。
そしてウォレスに、
「長く王国のためにその身を犠牲にしながら働いてくれてありがとう」
と言って固い握手を交わしていた。
クララとウォレスはこれからもずっとこのアレスで暮らしてゆくと既に決めてある。
クララのもう一人の母であるナリィを一人にしないためと、何よりクララもウォレスもこの小さな漁村がとても気に入ったからだ。
ここに時々、ウォードとクーもやって来る。
ウォードはローベル卿の取り計らいで戸籍を復活させる事が出来た。
旧体制の騎士団の被害者として公表した事により、ウォード=バートンとしての戸籍を持つ事が出来たのだ。
彼はじつに約十三年振りにウォード=バートンという本名を他者に語れるようになったのである。
ウォレスに大切な半身としてウォードを紹介された時、クララはあまりにも夫にそっくりで改めて驚いたという。
「双子だから当然なのだろうけど、本当にそっくりなのね。でも声の違いは微妙に感じるわ」
最初に王都でウォードの声を聞いた時も、ウォレスよりも少し高いと違和感を覚えたのだ。
「へぇ……さすがにウォレスの嫁さんだ。俺たちの僅かな差を見破るとは。“クララ義姉さん”、これからもウォレス共々よろしく」
そう言ってウォードはクララに右手を差し出した。
クララはその手を握り、握手を交わしながら答えた。
「こちらこそよろしくお願いしますね。クーさんも、いつかは本当にありがとう」
「ううん。ワタシはほんとの事を話しに行っただけだもん。こっちこそウォレスを捨てないでくれてありがとう!」
ウォードと握手を交わしたままクーと話すクララの手が急に奪い取られた。
ウォレスがいつまでもクララの手を離さないウォードからクララの手を奪い返したのであった。
「ウォレス?」
クララがきょとんとしてウォレスを見ると、彼は小さく眉間にシワを刻んで弟にこう告げた。
「いつまで握ってるんだウォード」
そんなウォレスを見て、ウォードとクーが笑った。
「これが恋なんてひとつも興味を示さなかった男と同一人物とは思えんなっ」
「ホントホント!ウォレスってばクララさんに出会ってから人間が変わりすぎー!」
「な?だから恋はいいものだと言っただろう?大切な人間が増えるのは幸せな事だって」
「うるさい」
「ぷっ!」「あはははっ!」
かつてそんな話が出たのだろう。
その時の事を揶揄われて不貞腐れるウォレスを見て、ウォードとクーが笑っていた。
そしていつしかウォレスも釣られて笑っていた。
その笑い声がホントに楽しそうで、側にいたクララまで嬉しくなって笑ってしまう。
辛い日々を乗り越えて、ようやく幸せな瞬間へと辿りついたのだ。
長い人生、これからも辛い事も悲しい事も沢山あるだろう。
でも繋いだ手とその絆を離すことなく一緒に歩いてゆけば、きっとまた乗り越えてゆけるだろう。
クララはそう思った。
そしてこの幸せにもう一つ、新たな幸せを皆と分かち合いたい、そう思った。
本当はまずはウォレスだけに打ち明けるつもりだったのだが、
ウォレスが自らの半身とするウォードと、それと同じく大切な存在であるクーとなら、一緒に聞いてもウォレスは構わないと言うだろう。
この輪の中にもう一人。
いや、もしかしたら二人かもしれない。
クララはウォードとクー、そしてウォレスにこう告げた。
「あのね、実は今朝自分で診察してわかったんだけど……」
その言葉を聞いた途端、クララは感極まったウォレスに抱きしめられ、ウォードは喜びのガッツポーズをし、クーは万歳三唱をした。
「クララ、クララ!嬉しいよ!本当に、本当にありがとうっ!!」
そう言ったウォレスの、心から嬉しそうな顔を見てクララは多幸感に包まれた。
「私の方こそありがとう。ありがとう、ウォレス」
そしてその新たな幸せは、
次の年の冬に男児と女児、双子の誕生という形で姿を現したのであった。
終わり
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はい、これにて完結です。
作者にしては珍しく長めの短編にお付き合い頂きましてありがとうございました!
そして今回も沢山の方にお読み頂き、また沢山の感想ををお寄せ下さり、本当にありがとうございました!
皆さんが応援してくださるおかげで書き続けていられるのだと毎回ひしひしと感じております。
さて次回作の発表……といきたいところなのですが、二つのお話で決めかねております。
なので告知はTwitterと著者近況でさせていただきますね。
おそらく投稿は水曜日か木曜日の夜からになると思われます。
もし、よろしければお付き合いいただけますと幸いにございます。
では今作もお付き合い頂きありがとうございました!
改めまして皆さまに、心から感謝を込めて。
誤字脱字報告ありがとうございました!




