ぶつかって溺愛する。
最後ちょっと修正しました。
「またかよ!」
俺は思わず口に出してしまう。
正直なところ、自分では顔はそんなに悪くはないと思っている、なのになぜ…、
オタクってそんなにダメか?
「なんで、そんなに俺の将来心配?」
「いや、まぁ就職とかそういうのしゃなくてな、
高校二年になっても、女友達の話がまったく聞いたことがなかったから…
俺はてっきり男の方に興味があんじゃ無いかとか心配してたんだぞ。」
父さんが、半分笑いながら言う、
笑い事じゃないだろ!
俺はホモとかじやない、ただ純粋にヤンデレが好きなんだ、俺を愛してくれるヤンデレが!
「でもこんなに綺麗な彼女さんができたからもう安心ね、東條の名が廃れることはなさそうね。」
「いやいや、家そんな名家とかじゃないだろ、
ま、まぁ孫の顔は早めに見れるかもだけど」
「あらあらそれは楽しみね」
でもと付け足して母さんは光莉に言った。
「高校のうちはちゃんと避妊はするのよ?
最初は、まぁいいけど次からはね。
高校出たといた方がなにかと便利だからね」
「わかってますよ、お義母様、……
(多分)」
光莉がやや目を逸らしながらなんか言っていた。
やっぱり、母さんにはちょっと弱い様だ、
奪って俺を監禁して自分だけのものにしてもいいが、
やっぱり認められて自分のものにした方が安全で安心するのだろう。
奪って監禁されるのも幸せだろうが…
「あれ、お兄ちゃん、今何時?」
「へ?」
いきなり妹が聞いてきた、
とても嫌な予感がする。
ゆっくりと壁にかけてある時計を見る、
八時二十五分だった。
「やべっ、遅刻だ!」
俺は思わず叫んだ、
玲奈が大急ぎで口にパンを詰め込みソファーに置いてあった自分の鞄を取って玄関に走っていく。
俺も後に続こうとしたが、
気付いた…
自分がまだパジャマを着ていたことに…
まて、パジャマ着てたのか…
じゃあ今、パジャマで親に彼女紹介したのか、
マジか!
このビッグイベントにパジャマ!
ないわ、あーあ、黒歴史か、
おっと今はそんな時間なかった、
「あ、光莉、先行ってて、」
俺は返事をまだずに二階の自分の部屋へ上がっていった、、
パジャマを脱ぎ捨て、制服に着替え鞄を手に取ると
すぐさま階段を駆け下りる、玲奈と同じでパンを口に挟もうとする、
だがパンがなかった、仕方がないので適当におかず
を口に含み
玄関に行き靴を履く、
女性物の靴が母さんのしかないから
光莉はちゃんと先に行った様だ、
はじめて彼女に起こされると言うイベントに
一緒に登校できないのは、悲しくそして光莉に申し訳ないが、この際仕方がない、
玄関を出て通学路を走っていく。
走って、
次の角を右で学校が見えるはず…
ドンッ
「うわっ」「キャッ」
天地がひっくり返る
誰かとぶつかった、
声からして女性だろう
「すいません、大丈夫で…え?」
俺はぶつかった相手を知っていた。
「えへへー、これって運命ですかね。」
それは、パンをくわた光莉だった。
すいません投稿遅れました、
ちょっと色々あって
投稿する暇がありませんでしたすいません、