死にかけて溺愛する。
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「玲奈ー、さっき誰か来たみたいだけど誰だったのー?、それとごはんよー」
一階から声が聞こえてくる。
俺と玲奈の母親、斎藤香奈だ、
どうやら母さんは、光莉を知らないらしい、
まぁそうか、無理やり押し入って、まっすぐ二階の俺の部屋に来たんだから当たり前か、
とりあえず光莉を下にいる親に紹介しよう。
この娘が俺の彼女だ!
絶対結婚するからよろしく!
って
「取り敢えず光莉、母さんと父さんを紹介したいから、下に一緒に来てくれる?」
「もちろん、香奈さんと俊哉さんだよね、つまり私のお義母さんとお義父さん」
「よく調べてるな、かわいいなー」
そう言いながら俺は光莉の頭を撫でる。
「えへへー」
くっそ、かわいい、
ふむ、かわいいは正義。
「ほら、玲奈、いつまで泣いてんだよ、」
「ぐすっ、ひぐっ、だって〜こんないい娘が私の
お義姉ちゃんになるんだよ?」
ビクッ
今反応した!
光莉がお義姉ちゃんというワードに反応した!
光莉ちょっとずつ玲奈に近付いてる、
「ふぇ?」
あっ!
玲奈に抱きついた、光莉の目はかわいい妹を見る姉の目だ!
「かわいい」
その瞬間、俺の体には電気が走ったような感覚が襲った。
俺まさか…、妹に、彼女取られたの…か?
そう思った瞬間、俺はその場(ベットの上だが)
に崩れ落ちた。
はは…ははははははは、俺の人生お終いだ、よし、
死のう、光莉が俺を好きじゃないなんてもうダメだ
俺はそのまま立ち上がり、勉強机の方へ向かった。
ゆっくり、ゆっくりと歩いていく。
その時俺は、
俺をしっかりと見る、光莉に気付いてはいなかった。
勉強机までたどり着くと、鍵のかかった引き出しを開け、綺麗に並べられたナイフから1番のお気に入りの、一振りのナイフを取り出した。
その瞬間、今まで玲奈を抱いていた光莉は、光のように速く俺の近くまで来ると、
あっという間に俺からナイフを取り上げて
怒るように言った。
「佑樹くんを殺していいのは私だけ。
何しようとしてんの?」
俺を見るその眼は怒りと愛が入り混じっていた。
「ご飯よー、いい加減降りてきなさいー。」
下から母さんの声が聞こえてくる。
「ん…
空気が台無しだ。
せっかくかわいいヤンデレの光莉が見れていたのに
「とにかく勝手に死なないで。
多分佑樹くんの事だから、
玲奈ちゃんにわたしを取られたーって思ったんだろうけど、」
そう言いながら俺の体に腕を回してくる。
「ちゃんとわたしは、佑樹くんの事大好きだから。」
なんかだらだらです。
本来ならもうそろそろ学校行ってるはずなのに…