乞いて溺愛する。
明日と言いましたが3分遅れました。
すいません。
「あれ、今更だけど、
何で俺ん家に光莉が居るの?
どうやって俺ん家に入ったの?
というなんで俺ん家知ってるの?」
「わぉ、質問攻めだぁ〜、
そんなに私のこと知りたいんだね」
「いいよ、教えてあげる、だけど人に教えを乞うときはどうするのかな〜?」
満悦の笑顔でそう聞いてくる光莉、
満悦だけどまだまだ足りないようだ。
「わかったよ。」
「キスがいいな〜」
光莉を軽く抱き寄せると、タッチだけの軽いキスをした。
「んふふー」
顔をにやけて微笑う光莉さん、
キスだけでそんな顔になるなんて
もぉーかわいいなー
ふぅー
「で、教えて光莉、」
光莉が可愛すぎて拉致が開かないので、
切り出すように僕は言った。
「えーとね、まず佑樹くんの家を知っている理由は
ずっと前から大好きだから当たり前、
他にもいろいろ知ってるよ。」
直訳、ずっと前から大好きだから、調べ上げた。
他にもいろいろ知っている、っと。
いいね、ヤンデレ。
「次に家にいる理由は、彼女が彼氏を起こしに家にくるっていうのをやってみたかったから。」
確かに俺も起こされたかった、ありがとう光莉。
「家に入ろうとして、ふほうしんにゅうは良くないので、お義母様、お義父様、に挨拶がてら普通に
インターフォンを押したら玲奈ちゃんが出たの。」
「そして、「佑樹くんの彼女の東條光莉です。
佑樹くんの迎えに来ました。」って言ったら、
玲奈ちゃん、
「ドッキリとかいいんで、帰ってください」って
いったの、だから無理やり押し入ったの。
そして今に至るわけ。」
なるほど、俺と同じ勘違いをしたのか、
わかるぞ妹よ。
妹に共感の念をおくる。
それを発言権に取ったのか玲奈はいった。
「本当に、このお兄ちゃんの彼女なの?」
「そうだよ」
それをを聞いた玲奈は、
いきなり光莉の横腹に抱きついた。
「よかったぁ、これでお兄ちゃんは生涯童貞、ナイフオタク、の一家の恥にはならないんだね、
ありがとぉ〜、光莉さん、
こんなお兄ちゃんと付き合ってくれて。」
なぬー!俺のことそんなんだと思ってたのかよ!
俺だって本気を出せば彼女なの一人ぐらい、
一人ぐらい、
一…ぐら…
できるもん!
あ、もちろん俺は光莉専用だけど…。
最初は家の隣のアパートに光莉が越してそこで
危ないからという名目で同居させようと思ったんですけど。
なんか、やめたほうがいいと思ったのでやめました
同居らぶを楽しみにしてた人ごめんなさい。
読んでくれてありがとうございました。