朝起きて溺愛する。
気がついたらブックマーク300人超えてました
とてもびっくりです。
ありがとうございます。
身体が重い、いや上に何か乗っている?
わずかに重い瞼を持ち上げ、
自分の身体を視認しようとする。
だが顔が動かなかった。
何故だ?
目の前にある物をよく見る。
鳩の鳴き声が聞かれるので、もう朝のはずだが…
ん?
この目の前に広がるのは…
まさか…
「光莉?」
「やーっと起きた」
それは俺の上にまたがり、小さな両手で俺の顔を持ち自分の顔を超至近距離に近づけている。
俺の彼女、東條光莉だった。
そしてすかさず、様当たり前の様に唇を奪われた。
おはようのキス、それは想像以上に幸せだった。
朝の乾いた口内を優しく潤すかの様な舌使い、
頭に回されているかわいい手のひらもゆっくりと
俺の頭を撫で回してくれる。
これ以上の幸せはないと思えた。
コンコン
ガチャ
「お兄ちゃん起きた?ってうわっ、
本当にお兄ちゃんの彼女さんなの?!
こんなお兄ちゃんの?!」
「こんなじゃありません。
私のカッコいい彼氏です。
いくら佑樹くんの妹さんでも
…ゆるしませんよう?」
いつの間にか俺の唇から離れた光莉は俺の実の妹、
斎藤玲奈にそう言った。
今出た!一瞬ヤンデレ光莉ちゃん出た!
かわいいいいいいいい!
今更だが玲奈を紹介しよう。
斎藤玲奈、14歳、中学生、身長157センチメートル
細身でスレンダーな体型で運動が得意、そして誰に対しても(俺以外)優しいため、
学校では女神として崇められている…らしい
本人曰く、ちょっと優しくしただけで女神扱いされるため、ちょっと困ってるっぽい。
「で、なんで光莉がここにいるの?」
ベットから起き上がり光莉を見る、
そしてとても驚いた。
「あれっ?、光莉って羽島高校じゃなかったっけ?」
光莉はなんと俺の通っている高校、
白鳥高校の制服をきていたのだ。
「気づいた?、今日から私、
白鳥高校に転入するの。」
「本当!やったこれで毎日会える!」
羽島高校は隣町にある高校だ、だから会うのも遠いので面倒くさい、
学校が同じならほぼ毎日会える。
まぁ、学校が違くても毎日会うつもりでいたが。
ちょっと家の隣のアパートは考え直させてください。
次話は明日投稿予定です。