特訓開始!!
なんやかんやあって食堂についた。
お昼ご飯は和食っぽいもので豚?の生姜?焼きだった。日本とさほど変わらない味だったけど少しだけおかしな酸味があった。
「あの・・・このお肉ってなんの肉ですか?」
「そんなのオークに決まってるじゃない」
「え、オーク?!」
「まあ、オークの上位種だけど」
「魔物・・・」
「なかなか手に入らないのよ?それじゃ午後のスケジュールを伝えるわ!」
バニラ姫が立ち上がってみんなに聞こえるように言った
六輝がひそひそ声で
(午後って戦闘訓練だよな?楽しみだな!)
(そうか?)
「天音ちゃんは魔力を操る練習!そして凛子ちゃんと正武君は剣術の練習をしてね!」
「オレは?!」
「六輝君は・・・筋トレをしていて!」
「俺だけ筋トレかよ!?」
「それじゃ、中庭に移動しておいて、」
「それで無視かよ?!俺の扱いひどくね?!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おっ!やっと来たか!今日からお前達に戦闘訓練を教えるゴリアだ!よろしくな!」
待っていたのは2メートルを超える巨漢だった。筋肉は盛り上がっていて至る所に剣傷が目立っていた。そして一番の特徴がそのゴリラみたいな顔だった。このことは絶対に口には出せないが、
「「「「よろしくお願いします」」」」
「おう!早速だが、姫からメニューは聞いてるな?」
「はい。一応は」
「なら良し!それじゃあ早速始めていいぞ!」
すると六輝はジト目でゴリア先生を見た
「・・・」
「ん?なにか不満でもあるのか?少年」
「ゴリラ先生〜俺筋トレなんすか?」
「おう、お前は筋トレだ。んでゴリラってなんだ?」
「ゴリラってn・・・」
「「なんでもありません!!」」
凛子と正武が口を揃えて言った
「お、おう、それじゃあ始めるぞー!」
「わかりました」「分かったわ」「うん・・・」
「おう・・・」
そして各自が各々のトレーニングに着いた
天音は魔力を一定以上で抑えて水弾を作りそれを的に当てる練習
凛子は木刀で一回一回の斬撃を速くしている
そして僕も木刀で凛子のフォームを真似しているけど到底その速さには追いつけない
六輝は・・・中庭の端っこで腕立て伏せをしている。最初は「なんで俺だけ!」と叫んでいたけど今は諦めたのか黙々とやっている
そしてしばらく経ってゴリア先生に凛子とともに呼び出された
「よし!お前らちょっと軽く打ち合ってみろ!」
「「え?!」」
最初ゴリア先生が何を言っているのか分からなかった
「ちょっと待ってください、僕はまだ初心者で・・・・・・」
「しかも私には剣擊強化が付いてるし・・・」
「そんなものやってみないとわからないだろう?」
「ま、まあそれはそうだけど・・・」
「文句なら後で聞く!ほらお前ら!早く構えて!」
「正武、手加減はするから安心して」
「ありがとう、出来れば寸止めで。痛いの嫌だから」
「分かってる」
そして僕と凜子が向き合った
「はじめ!!」
僕は最初上段からの振り下ろしをした
「はぁぁぁあ!」
それを凛子はいとも簡単にいなして見せた
「な、!?」
「力入れすぎ」
そう言って凛子は僕の木刀をはね上げその衝撃に僕は木刀を離してしまった
「そこまで!!」
ゴリア先生の合図とともに訓練が終わった
「正武はもっと力を抜いて2撃3撃の事も考えた方が良いよ」
「うん、わかった。ところで天音はどうだった?」
「ん、しんどい・・・」
天音はあまり感情に出さないけど今は少し苦しそうだった
「魔力を使い果たした?」
「ん、空っぽ」
「無理しないようにね」
「ん・・・」
「六輝はどうだったの?」
凛子が後ろからついて来ている六輝に問いかけた
「久しぶりにあれだけ筋トレしたぜ!」
その目には最初とは打って変わって何かをやり遂げた、そんな目をしていた
しばらく喋りながら歩いていると食堂が見えた
「あ〜腹減った、今日はなんだろうな」
「そうだね、さすがに疲れたよ」
「あら、帰ってきたね。夕食は出来てるわよ」
僕達は夕食を食べたあとしばらくの間自由時間をもらった。
「正武、このあとどうする?」
「そうだね、とりあえずお風呂に入ろうかな」
「お!いいね」
僕と六輝は近くの兵士にお風呂の場所を教えてもらうと着替えを用意してもらいその場所へ向かった
「おいおい、露天風呂じゃねーか!」
「露天風呂か」
『正武?』
どこからか凛子の声がした
「凛子か?」
『ええ、隣みたいね』
壁の向こうが女風呂のようだ
『覗いたら殺すわよ?』
「わ、分かってるよ」
色々なことがあったけど風呂から上がった
体の疲れが出てきたのか眠くなったので寝よう
「六輝、僕は寝るよ」
「りょーかい、俺も疲れたし寝るぜ」
「おやすみ」
「おう、おやすみ」
みなさんご機嫌どうですか?
眠いですね?
わかりました。
おやすみなさい。




