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事件
プロローグがあるので是非そちらも見てくれたら嬉しいです。
両足から赤く染まった液体が絶えず流れ。右腕は何故か力が入らない。
右後ろの方では男の叫び声が聞こえてくる。
俺は状況を確認しようと左肘を地面につけ、体を180度回転させると、そこには、目を見開いたままこちらを見ている生首が二つと、無残に切り刻まれた体が一つに穴だらけの体がもう一つ。
それだけで殺人が起こったことは理解できた。その直後思い出したかのように痛みと熱さが体を襲った。
「うっああーああああ」
声を出していないと耐えられないような苦しみで体を丸めた。
「一体誰がこんなことを」
次第に意識が遠のいていく気がした。
「あぁ 俺は死ぬんだな クソッ」
この世界で残した最後の言葉だった。




