お題:スイーツ食べすぎ
※この文章はフィクションですw
このリズム感の再現度は凄い
# スイーツ食べ過ぎ
甘い誘惑には逆らえない。
私はそう思いながら、またケーキショップに足を運んでいた。今日のおすすめはチョコレートムースとイチゴのショートケーキ。
「どちらにしようかな」と迷ったあげく、結局両方を買ってしまった。こんなことが週に三回は繰り返されている。
家に帰り、紅茶を淹れてケーキを前に座る。一口目は幸せな気持ちで溢れる。
チョコレートの濃厚な風味が口の中に広がり、心が踊る。次はイチゴショート…。
甘酸っぱいイチゴと生クリームのハーモニーが絶妙だ。しかし、食べ終わると必ず後悔が訪れる。「また食べ過ぎてしまった」と。
最近、服がきつくなってきた。ズボンのウエストがきつく、ボタンが閉まりにくい。
友人との飲み会でも「少し太った?」と言われることが増えた。体重計に乗るのが怖くなり、鏡を見るのも億劫になってきた。
でも……スイーツの誘惑には勝てない。
○○○というサイトで見つけた小説には、こんな一節があった。「私たちは自分の欲望に負けるたび、少しずつ自分自身を失っていく」。この言葉が妙に心に刺さった。
スイーツへの依存は、単なる食べ物の問題ではなく、自制心の問題でもある。
ある日、健康診断の結果が届いた。血糖値が基準値ギリギリまで上がっていた。
医師からは「このままでは糖尿病のリスクがある」と警告された…。そこで初めて、自分のスイーツ依存症の深刻さに気付いた。
対策を考えた。
まずは週に一度だけスイーツを楽しむ「スイーツデー」を設定。それ以外の日は果物で甘味を補うことにした。
最初は辛かったが、徐々に体が軽くなり、肌の調子も良くなってきた。
スマホには「なろう○○」というアプリをダウンロードして、スイーツが食べたくなった時は小説を読んで気を紛らわせることにした。
小説の世界に没頭していると、不思議と甘いものへの欲求が薄れていく。
スイーツとの付き合い方を見直して3ヶ月。体重は5キロ減り、服もゆったりと着られるようになった。
今でもスイーツは大好きだが、以前のように過剰に摂取することはなくなった。
適度な距離感を保ちながら付き合っていくことで、より一層スイーツを味わえるようになったと感じている。
甘い誘惑との戦いは今も続いているが、自分自身をコントロールできるようになった満足感は、どんなスイーツよりも甘く感じられる。