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~第一章~ 変化

ウェンディの心の変化…。


ウェンディが大人になったからなのか…。


魔の渦に落ちていくウェンディ…。

果たしてこれからどんな経験をしていくのだろうか…。

~第一章~ 変化


ベル達と再会したウェンディ…。

これからウェンディにとってプラスになる冒険になるのでしょうか?


ウェンディは、幼い頃からとても気が強く頑固な一面もありました。曲がった事が嫌いな硬派な部分を持っているなど周囲は想像つかないぐらいに、外見はとても柔らかく温和なイメージを持たれ、男性からもよくモテていました。美しい外見とは逆に面白い顔をしたり、ユーモアある会話で周囲の人を楽しませていました。


ウェンディが破天荒に過ごした10代と20代前半。

ウェンディはたくさんの経験により、人の心を読み取る力を手に入れました。

人のオーラが色で見えたり、その場の雰囲気が色で見えたり、時には霊的なものにも敏感になっていきました。


20代半ばで、今までの仕事を綺麗に辞めてから、さっぱり心機一転し、色の勉強の為に資格取得の勉強をしていきました。部屋も心機一転、真っ白に模様替えしました。

心も新しくなったような気がしていました。


その後の結婚、出産、離婚…の経験で更にウェンディはたくましく強く真っ直ぐな心を持っていました。


曲がったことは嫌い…。

人を傷つける行動は嫌い…。

裏切り行為は嫌い…。

逃げたり人のせいにしたりするのは嫌い…。


起こる出来事には全て意味がある。

今の自分は、過去の自分が過ごしてきた結果なんだと、ウェンディはそんな思考を持っていました。


「離婚してもお金に困らず幸せそう。」

「シングルマザーなのに、いつも楽しそう。」

「苦労人なのに苦労人っぽく老けたりしていない。」


周囲はそんな風に思っていきました。

その周囲の思いが、やがてひん曲がりヤッカミ妬みとなっていくことを想像もしませんでした。


でも婆ややベルたちは、ウェンディと居ると楽しくて、ウェンディが離婚してからも、お互いスケジュールが合って一緒にいる時はいつも楽しく過ごしていました。


しかし、ウェンディの息子がまだ保育園に通っている時は、ウェンディはとても忙しくしていたので、

なかなか友達とも会えず、育児と仕事と家事に追われていました。そして救世主との幸せな時間もありました。

ウェンディと息子と救世主と、3人で楽しく一緒に暮らしていました。

婆やもウェンディと同じような生活スタイルでした。

婆やと旦那と子供2人と暮らし、婆やも育児と仕事と家事に追われていました。

1番お互いの大変さをを分かり合える婆やとは、忙しさの合間を見つけては電話もしていました。

お互い『親友』と胸張って呼び合える関係になりました。


ベルも結婚していましたが、子供はまだ授かっていませんでしたからまだ盛んに遊んでいました。

メス猿も結婚して子供も居ましたが、仕事もせず自由にしている印象しかありませんでした。

微女は独身のまま綺麗に着飾り、まだ独身を謳歌していたように思っていました。

良妻は、もうこの時にはベルらと離れて良き母としてどこか別の街で暮らしていました。


少しずつ、少しずつ、ウェンディの心の中で何かベル達と居ると楽しいのだけど、違和感を覚えていました。


自然とベル達と関わる時間は減っていきました。

つかず離れずの程よい距離感でした。


そして時が流れ、ウェンディは救世主と別れ、ウェンディの心にぽっかり穴が空いた時に、また縁が近くなり頻繁に一緒に過ごす時間が増えたのが、あのネバーランド…ジムだったのでした。


あのネバーランドにさえ、足を踏み入れてなければ…

ウェンディの今後の人生は変わってたのかもしれません。


つづく

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