小説家になろうで評価されたいから読者層を考えてみる
最近YouTubeのイラスト作成講座にはまっている。
絵が描きたいというより、単純に動画が面白いためだ。
そこで一つ興味深い考え方を見た。
投稿者:さいとうなおき
タイトル:コレを忘れるとあなたの絵は誰にも評価されません!
URL:小説家になろうの規約に触れるかもと不安だったので割愛する。
上記の動画はイラストレーターに向けられたものだが、小説家にも当てはまると思った。
詳細は動画を見てもらうとして、アドバイスの一つに、誰に向けてイラストを描くのか? 考えないと評価されないよとあった。
これは評価されないイラストレーターだけでなく、評価されない小説家にとっても耳が痛い話だ。
しかし、さいとうなおきさんはそれに対する答え、考え方を語ってくれた。
それがとても良かったため、エッセイとして投稿させていただいた。
さてさて、ただ紹介しただけでは面白くない。そこでタイトルのように、小説家になろうの読者層を考えてみる。
ここで重要なのは、さいとうなおきさんも語っているのだが、具体的な人物像を思い描くところだ。
10代、20代、30代だけでは不足だ。ファンタジーが好き嫌いだけではだめだ。
小説家になろうに投稿しているのか、読専か、実家暮らしか、一人暮らしか、結婚しているか、子供は居るのか、Twitterはやっているのか、やっていないのか、月に何本小説を買っているのか、プロフィールまで思い描く。
そこまで詳細にする必要ある? と思うかもしれない。
評価されたいなら、やる価値はある!
商業作家になる場合、読者層を把握しないとプロになれないよとアドバイスされることがある(エッセイ本など)。
これは小説家になろうで、ブクマやポイントを得る時のアドバイスでもされる。
しかし実際に読者層を考えると、いい加減な物になる。
年齢は10代から30代?
男性と女性の比率は半々?
9割くらいファンタジーが好き?
長文タイトルじゃないとダメ?
異世界転生じゃないとダメ?
追放ものが好き?
とまあこのくらいだ。
これじゃダメだと、さいとうなおきさんは言っていた! (個人の感想)
というのも、いい加減な考えだと、いざ作品を書いたとき、結局誰に向けた作品か分からなくなってしまうからだ。
10代から30代なんてたくさん居る。30代が多いと考えても該当する人はたくさん居る。男性はたくさんいるしファンタジーが好きな人もたくさん居る。長文タイトルが好きという人もたくさん居るし異世界転生が好きな人もたくさん居る。追放ものが好きな人もたくさん居る。
これでは読者層が分からないと言っているのと同じだ。
僕が真剣に考えた読者層はこうだ!
年齢は30代。
独身。
最近はファンタジーよりも推理小説やミステリー小説が好き。
内容が分からないタイトルは嫌い。
異世界転生は飽きた。
追放ものはもういい。
Twitterはあまり興味がない。
一人で黙々と作業するのが好き。
寂しがり屋。
ちやほやされたい願望があり。
たくさんの女の子と仲良くしたい。
たくさんの男友達も欲しい。
スマホ中毒でYouTubeやニコニコ動画にはまっている。
ソシャゲはFGOが好き。
名誉欲が強く、皆から、ちやほやされたい。
小説家になろうの作品はあまり読まない。
自分のことだ(笑)
そして振り返ると、僕はまず、自分が読みたい作品を書いている。だから僕にとっての読者層は自分ということだ。
こんな読者層に向けて作品を書いているのなら、僕の作品が小説家になろうで評価されないのも当然だ!
評価されたいならまず、小説家になろうの作品をしっかり読むところから始めないとダメだった!
とはいえ、自分の弱点が分かったのでひとまず満足だ。
畑違いとはいえ、プロのアドバイスは適格だと心から思う。
色々と語りたいが、結局は動画を見てもらうのが一番だ。だからここで終わりにする。
最後に、紹介した動画が何かヒントになれば幸いである。