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今日も締めはゲームで  作者: 朝昼 夕夜
第5章 大規模アップデート
559/612

556.ユウさん進化してみた①

戻ってきたユウさんは、今までの褐色肌から一転、全身が黒に近い灰色となっていた。その上赤く燃えていた体の炎は、黒みがかった濃い赤の炎へと変わっており、全身の皮膚の表面で燃えている。服装は部分的に金の装飾がされた甲冑で、肩や胸、手首、腰から脛の部分を守っている。それ以外は燃えている皮膚が見えており、かなり軽装だ。

顔は敵を睨みつけるかのような鬼の仮面が張り付いており、真っ白な髪が腰近くまで伸びていた。

武器は進化前と同様に炎を纏った剣だが、黒い刃は倍近く長くなり、刀身はきれいな曲線で、先端に行くほど広くなっている。


そのような見た目から、闇落ちした鬼の侍のようなイメージだ。今までのオーガ系の蛮族って感じから、一気に剣士っぽくなった。


「は? かっけぇ・・・」

「うん。なまけと比較すると天と地」

「おい、何で俺と比較した?」


ユウさんは僕らが見とれていたのが恥ずかしいようで、少し顔を逸らす。


「褒められるならかわいいとかきれいって方がいいんだけど・・・」

「そういうのは普段からかわい子ぶってから言えよな。な?」


なぜ同意を求めてくる。結果が見えてるので当然スルー。


「ふん!」


予想した通り、ユウさんの制裁を受けなまけものはどこかへと転がっていった。やはり進化して力が強くなったのか、いつもより転がりが強かったな。

まぁ転がっていったなまけものよりも先に少し進化先についてみてみる。


死霊鬼

戦場の怨霊が集まって生まれた霊鬼。鬼を凌駕した身体能力で呪炎を纏った大剣を振り回し、生きるものすべてに害を与える。自身から発生する呪炎は、触れたものの生命力を吸い取り、自身の糧とする効果があり、戦場に現れては、その場の全ての生物を糧として去っていくらしい。


名前:ユウ

種族:霊鬼(7)

特殊スキル:呪炎撃 呪炎 呪呪  狂呪炎舞 呪結界 怨嗟 霊化 破剣 蜃気楼 飛翔脚 白炎


『呪炎撃』:炎剣を操って攻撃。使用中はSGが減少する。呪炎で与えたダメージの10%のHPを回復する。

『呪炎』:呪炎の炎弾を出す。SGが尽きるまで撃ち続けることが出来る。溜め時間で威力と射程強化&使用SG増加。呪炎で与えたダメージの10%のHPを回復する。

パッシブ効果:自身や剣が纏う呪炎でダメージを与えた場合も与えたダメージの3%のHPを回復する。

『呪呪』:掴んだ相手に呪いをかける。呪われた相手はステータス20%ダウン。効果は60秒

『狂呪炎舞』:HPを使用して呪炎を纏い、攻撃力と素早さを大幅に強化、防御力が大幅に減少させる。使用中はHPが減少する。

『呪結界』:相手を中心に呪いの結界を展開する。相手は結界を壊さない限り出ることができず、結界内に居る間は呪いが蓄積する。自身は自由に出入り可。使用中はHPが減少する。

『怨嗟』:HPを消費して叫び、怨霊を召喚する。怨霊はランダムで敵へと憑依し何かしらの状態異常を起こす。取りつかれる前に攻撃を受けると怨霊は消滅する。

『霊化』:霊体になり全ての攻撃を無力化。使用中はHPが減少する。

『破剣』:自身の武器を巨大化させ、攻撃力を上昇させる。使用中はSGが減少する。

『蜃気楼』:使用直後の攻撃を無効化し、一定範囲内に転移できる。再使用まで1分要。転移時SGを消費

『飛翔脚』:空中で跳躍出来る。使用時にSGを消費。連続使用毎に消費SG増加

『白炎』:SGを使用して自身に白炎を30秒纏う。纏い中はHPを微量回復し、ステータスが微上昇する。


相変わらずの近接特化。まぁ分かってたけど。

次回更新は3日後の予定です。

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― 新着の感想 ―
[一言] ぱっと見性能ぶっ壊れですね。でもこれならユウさんも快く戦闘狂になれます。気になるのはポンタ乗れるかどうかでしょうか。
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