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今日も締めはゲームで  作者: 朝昼 夕夜
第1章 初VRMMO
52/612

51・4度目、ロイゼンと戦ってみた④

誤字脱字が多くてすみません。

報告ありがとうございます

ごすっと体に何かが当たり僕は吹き飛ぶ。同時に2度ほど体を斬りつけられ、そのまま地面に落ちる。HPゲージが一気に7割程消しとんだ。でもまだ生きてる。


『むっ!』

「ポンタ、生きてる!?」


すぐさま起き上がってロイゼンを見ると、ユウさんがロイゼンに斬りかかっていた。どうやら僕がやり合ってる際に『風切』を撃ちながら近づいていたらしい。僕はロイゼンとユウさんがやり合ってる間に体勢を整えてロイゼンへと向かう。すると急に体が光り出した。

これは『ヒーリス』の光か。


「ポンタ、回復するから待って」

「援護いるか?」

「ありがとう。でも大丈夫だ」


ココアとなまけものもユウさんと一緒で、こっちに移動していたらしい。

しかし回復を始めてたことで、ロイゼンがまたココアを見る。そして少し強めにユウさんの剣を弾いて体勢を崩し、ココアに狙いを定めた。


「わっ、やば! なまけ防御!」

「俺を盾にすんじゃねぇ! ぬおっ!?」


ココアがなまけものの後ろに隠れた事で、なまけものに『風切』が飛んでいく。なまけものはそれも杖でガードした。

その杖頑丈だな・・・。


「『紋切』」

『むぅ! ぐぅ・・』


ココアを攻撃してる間にユウさんが再度攻撃する。躱されたが一撃は入ったようで、ロイゼンの顔が歪む。チャンスとばかりにユウさんがさらに攻める。


『この程度のダメージではまだ負けんぞ』

「その程度で倒せるとは思ってないわ!」


ダメージを負った瞬間からロイゼンの剣速が上がる。それに合わせてユウさんもの剣速も上がる。だがロイゼンの方が速いのか、徐々に押され始める。


「う・・・速い・・・」

『終わりじゃ!』

「しまっ」


ロイゼンが消え。同時にユウさんが吹き飛んだ。ガードに使ったユウさんのロングソードが折れて宙を舞う。


「ユウさん!? ココア僕はいいからユウさんを先に回復して!」

「分かった!」


僕のHPはある程度回復したからもういい、それよりユウさんがこのままだとやられる。ユウさんのHPは既にギリギリまで減っていた。ガードしてあれだけ持っていくとかあの技ヤバッ!


「なまけ、牽制頼む!」

「分かったけど、それもうあだ名として定着してるな!」


ロイゼンがユウさんのそばに移動し止めを刺そうとしてる。させないよう、僕はロイゼンの元に移動を始めた。が、時間がかかる


「『ブラックエッジ』、『ブラックエッジ』!」


移動間、ユウさんがやられないようなまけものが魔法で攻撃する。しかしロイゼンは避けずに剣で『ブラックエッジ』を弾き落とす。


「ええ!? あれ落とせんの!?」


そう思いつつもなまけものは撃ち続ける。が、ロイゼンは軽々と全弾撃ち落とした。


『ふむ。他の魔法は無さそうか・・・。ぬ!』

「やぁ!!」


倒れていたユウさんがショートソードを斬り上げながら立ち上がる。かろうじて剣先がロイゼンにかすったが、ダメージとしては低い。


『まだ動くか』

「まだ死んでないわ」


立ち上がったユウさんがそのままロイゼンと斬り合う。しかしショートソードなのでリーチが短い為、攻撃より防御に徹している。

その間にもココアによって回復しているが、ダメージ量からまだ全快まではまだかかる。今さっきの剣技を使われると確実にやられる。


間に合うか・・・

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