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今日も締めはゲームで  作者: 朝昼 夕夜
第5章 大規模アップデート
259/612

258.ステータスを確認してみた

「さぁこい! ポンタ!! 今こそどっちが強いかはっきりさせようじゃないか!!」

「はいはい、さっさと攻撃してこい」

「乗れよ! 乗って来いよぉ!」


異様にテンション上げるなまけものと対峙する。ここは決闘フィールド内で僕となまけものの1対1(サシ)勝負だ。

もちろん本気ではやらない。これは各自のスキル確認だ。実戦形式の方が色々と理解しやすいので、僕となまけもの、ユウさんとココアペアでそれぞれ決闘している。


とりあえず交互に互いの攻撃を確かめ合った後、軽くバトル。空中から『猛毒弾』で猛毒の液体をばら撒きまくり、なまけものを毒死させ終了。


その後は、ユウさんらと合流し、各自のスキルとステータスは確認。

表示は殆ど変わらなかったが、レベルは無くなっていた。


名前:ポンタ

種族:ズメイ(6)

特殊スキル:猛毒弾 火炎 溶解液++ 猛毒体 スケイルショット+ 強再生 縮地 蜃気楼


『猛毒弾』:相手を猛毒にする球を吐く。液状化で撃つことも可能。溜め時間で威力と射程強化&使用SG増加。

『火炎』:炎の出す。SGが尽きるまで撃ち続けることが出来る。火炎球として撃つことも可能。溜め時間で威力と射程強化&使用SG増加。

『溶解液』++:相手を溶かす液体を吐く。++効果で通常よりも威力UP、射程UP、使用SG減。

『猛毒体』:皮膚、又は鱗上に毒液を纏い触れた相手を猛毒にする。使用中はSGが減少する。

『スケイルショット』+:鱗を放つ。全方向に撃つことが可能。最大弾数1000枚。SGは使用しない。+効果にて威力UP。

『強再生』:自己再生によりHPを回復し続ける。一定時間使用で状態異常を回復し欠損も再生できる。使用中はSGが減少する。

『縮地』:一定範囲内であれば高速移動できる。地上限定。

『蜃気楼』:使用直後の攻撃を無効化し、一定範囲内に転移できる。再使用まで1分要。


スキルの性能に大きな変化はない。

大きな違いといえば、『猛毒体』を常時ONに出来なくなったのと、『縮地』のクールタイムが消えたことくらいだが、どちらも大した問題ではない。

ありがたいのは『スケイルショット』使用にSGを使用しない所か。おかげで、SGが空になっても戦闘を続けられる。

これから察するに、弾数制限があるスキルはSGの消費はないのかもしれない。


因みにみんなは、


名前:ユウ

種族:炎鬼(6)

特殊スキル:炎撃++ 火炎 火柱  狂炎舞 炎陣 炎化 破剣 蜃気楼


『炎撃』:炎剣を操って攻撃。使用中はSGが減少する。

『火炎』:炎の出す。SGが尽きるまで撃ち続けることが出来る。火炎球として撃つことも可能。溜め時間で威力と射程強化&使用SG増加。

『火柱』:地面から炎を噴き出させる。一度に複数個所可能。

『狂炎舞』:自身の炎を増加させ攻撃力と素早さを大幅に強化、防御力が大幅に減少。使用中はSGが減少する。

『炎陣』:自身の一定範囲にいる敵にダメージを与え続け、一定時間で火傷の状態異常化。使用中はSGが減少する。

『炎化』:自身を炎と化し、物理攻撃を無力化。また触れている相手に大きなダメージを与え続け、一定時間で火傷の状態異常化。使用中はSGが減少する。

『破剣』:自身の武器を巨大化させ、攻撃力を上昇させる。使用中はSGが減少する。

『蜃気楼』:使用直後の攻撃を無効化し、一定範囲内に転移できる。再使用まで1分要。


名前:ココア

種族:ロスリウス(6)

特殊スキル:ヒール++ アイスランス++ アイスウォール++ 癒しの輪 氷体操作 凍土 眼光 晶壁


『ヒール』:魔法。HPを一定量回復する。++効果で通常よりも回復量UP、詠唱時間減、使用SG減。

『アイスランス』:魔法。氷で出来た槍で攻撃。詠唱後に溜めることで大きさと威力、使用SGが増加。++効果で通常よりも威力UP、詠唱時間減、溜め時間減。

『アイスウォール』:魔法。氷の塊を出現させる。形状は任意。大きさにより使用SGが増加。++効果で通常よりも強度UP、詠唱時間減、使用SG減。

『癒しの輪』:自身を中心としたHPと状態異常を回復する結界を展開。結界内にいる間は常時ダメージを回復し、状態異常にならない。使用中はSGが減少する。

『氷体操作』:自身の周囲に氷の体を作る。氷の体は任意に変化させることができ、自在に操ることができる。作製中はSGが減少する。

『凍土』:自身の一定範囲にいる敵の素早さを下げ、一定時間で凍結の状態異常化。使用中はSGが減少する。

『眼光』:レーザーを発射。一度に複本数撃てるが、増やすほど使用SG増加+威力減少。溜めにより威力増加。


名前:なまけもの

種族:バフォメット(6)

特殊スキル:ファイア アース アクア ウィンド サンダー シャイン ダーク 魔法融合 生魔吸収 縮地 晶壁


『ファイア』:魔法、『魔法融合』で他の魔法と3つまで融合できる。単発だと『ファイアエッジ』となる。

『アース』:魔法。『魔法融合』で他の魔法と3つまで融合できる。単発だと『アースエッジ』となる。

『アクア』:魔法。『魔法融合』で他の魔法と3つまで融合できる。単発だと『アクアエッジ』となる。

『ウィンド』:魔法。『魔法融合』で他の魔法と3つまで融合できる。単発だと『ウィンドエッジ』となる。

『サンダー』:魔法。『魔法融合』で他の魔法と3つまで融合できる。単発だと『サンダーエッジ』となる。

『シャイン』:魔法。『魔法融合』で他の魔法と3つまで融合できる。単発だと『シャインエッジ』となる。

『ダーク』:魔法。『魔法融合』で他の魔法と3つまで融合できる。単発だと『ダークエッジ』となる。

『魔法融合』:パッシブスキル。SGは使用しない。自身の魔法を3つまで融合することが出来、新たな魔法として発動できる。融合前の組合わせによって発動する魔法は異なり、融合する魔法が多いほど詠唱時間と威力と消費SGが増加する。

『生魔吸収』:パッシブスキル。SGは使用しない。一定範囲内の敵からHPとSGを1P/秒 吸収する。満タンだと発動しない。

『縮地』:一定範囲内であれば高速移動できる。地上限定。

『晶壁』:水晶の防御壁を展開。SGを多く使用することにより枚数を増やす、防御壁壁を大きくすることが可能。一度に展開できる枚数は3枚まで。


皆の変更もそれほど変わらない。各スキルの説明項目にSG消費が付いたようなものだ。

ただなまけものの『魔法融合』に最大融合数が決められたため、本人は現在落ち込み中だ。だからといって慰めはしない。こっちも色々制限受けてるしさ。

しかし消えていた『サンダー』が何故か追加されていることに気付き、歓喜の雄叫びを上げていた。


「ねぇ? 聞きたいんだけど、みんなのSGってどれ位なの?」

「数値は分からないけどHPと同じくらいかな」


ぼくはHPバーとSGバーはほぼ同じ長さだった。正直多いのか少ないのかよく分からない。というかSGの量って皆同じなのかな?

でもHPは個々で違うし・・・


「嘘っ! 私HPの半分くらいしかないんだけど!」

「えっ、そう? ・・・ああ、ユウさんHP多いからか・・・」


やはりSGも魔物によって違うようだ。

近接特化のユウさんは僕らの中で一番HPが多い。しかしそれの半分となると明らかに僕よりかは少ないな。まぁユウさんのキャラっていかにも物理特化って感じのキャラだし、スキル関連よりもステータス特化なのかもしれない。


「なまけは?」

「俺HPの1.5倍くらいかな。多分ポンタよりそこそこ多いくらいか」

「あたしは3倍くらいあるよ」

「お前HP少ないもんな」

「じゃあ私が一番少ないの?」

「そうなるな。一番おめでとう」


ニヤリと笑ったなまけものはそのまま蹴り飛ばされていった。

次回更新は明々後日になります

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