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ある日義妹が出来て、そしていつしか義妹じゃなくなった。

作者:川崎殻覇
俺には義妹がいた。いたということは過去形、つまり今はいない。

親父が昔何処かの外国人と再婚して、そしてまた離婚した。その時に義妹が出来たのだ。
彼女とは数年間共に過ごして多少は仲良くなったと思う。けれどそれは両親の離婚という形で簡単に裂かれるものだ。

結果として俺とその義妹は離れることとなった。元義妹となったのだ。

父が離婚した当初はかなり落ち込んでいたが、今ではその記憶も古くなっている。父が更に再婚して新たな義妹が出来たことも記憶を薄れさせる理由の一つだろう。

だからだろうか、それとも心の奥底ではその白銀を網膜に染み付かせていたのだろうか。


「お久しぶりです。東雲義明さん」


その声は知らないものだとしても、その髪色だけは忘れてはいなかった。もしくはその髪色を引き金に走馬灯の様に記憶が蘇ったのか。

目の前に映るプラチナブランドの少女、日本人離れした美人さん。

「私を覚えていますよね」

そう言う彼女の名前を、俺は覚えていた。
それから、彼女と俺はこれまで以上に関わっていく。
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