表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/31

非日常への出会い④

グロ注意です。

小汚い男の口には猿轡を噛ませており、唸ることしかできない。

最初の方こそ、俺の事を馬鹿にしたような顔をしていたが、俺の手に持っている凶器や、自分の今の状態を認識すると急に怯えだした。


「…!!!!」


男はただ唸るだけ。

顔は涙やら鼻水やら様々な体液でぐちゃぐちゃになっており、見るに絶えない状況になっていた。


「なぜこんな状況になってるか分かるか?」


俺は問いかける。

男は首を何度も横に振り、顔を怯えさせながら知らないとアピールしている。

俺にはその姿が無様すぎて面白く思えてしまった。


「俺の大事な人に危害を加えようとしただろ?その子の家に惨いプレゼントまで用意したり何がしたかったんだ?」


男はその言葉を聞くと、最初はしらばってくれようと思っていたようだが、男の顔を持っていたナイフで切りつけると声にならない絶叫をした後に、明らかに表情が変わり、恐怖に怯えだした。


「自覚はあるんだな」


「お前がスーパーであの子を偶然見かけて嫌がらせだけの為にあんな酷い事をするなら、俺はお前を許すことは出来ない」


男は俺の言葉に怯えながら顔を背ける。惨めったらしく涙を流し暴れるだけ。


「本当なら弁明とか動機とかを話させる場面なんだろうけどな」


「俺はそういうの興味ないし、さっさと死んじゃえよ、お前」


俺はそれだけ言って、手元にあったナイフで男の片目を突き刺した。


「これがお前がやったことの再現だ」


手に気持ち悪い感触が伝わる。

男は絶叫しているが、構わず目をくり抜く為にナイフを動かしていく。


「暴れるなよ、やりづらいから」


男はしきりにバタバタと暴れ逃れようとする。

しかし俺は淡々と手を止めずに作業に没頭していく。

気づいた時には男の片目はくりぬいており、暫くは体が痙攣していたが、そのうち男の反応が無くなった。どうやら、出血が多くなりそのままショック死したようだ。


「ざまぁみやがれ…」


普段使わないような言葉を肉塊になった男にぶつけると、自分の服に返り血が付着してないか確認して、現場の掃除もせずに外に出た。

廃墟を出ると夕方くらいになっていて、吹いた風が火照った体を冷ましてくれて気持ちよかった。


「今日は気分がいいな」


そんなあまりにも場違いな事を言った後に、こんな俺を麻美はどう思うんだろうと思った。

こんな血生臭い俺のことでも愛してくれるんだろうか。

こんなことを彼女が知ったら俺はもう一緒にいられない、だけど彼女に近づく害虫は排除しないといけない。


「まぁ、いっか」


答えが出ないことを考えても仕方ない。考えるのが馬鹿らしくなり帰路についた。

自分で今の状況が終わっていると思いながらも、墓までこの秘密を持って行かないといけないと思った。





「瑠依ただいまー」


俺が帰ってきて暫くした後に麻美が帰ってきた。


「おかえり、今日は楽しんだきたみたいだね」


「分かる?久々の瀬奈とのお出かけ凄い楽しかった!」


満面の笑みでそう言う麻美は今日起きたことを話し始めた。

俺はその話を黙って聞く。たまに相槌なんかを交えながら。


この生活が守れるならなんでもいいなと思いつつ、麻美との会話に集中していくのだった。

少しテイストを変えて書いてみました。

次からはまた砂糖漬けみたいなものをかければと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ