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第51話》無事クリアして、レベルアップ!

 ――クリアおめでとうございます。初クリア報酬で、魔法の石を取得しました。


 魔法の石! クリア報酬で貰える事もあったのか。


 あれから俺達は、スタートのセーフティエリアに戻った。

 スーセンチさんの様な人がいるとは思わなかったが、悪い奴もいるわけで。いい教訓になった。リラさんには、本当に感謝しかない。


 もしママルさんが、スーセンチさんに武器を渡していれば、責めなくても責任を感じただろう。

 スキップでもするように機嫌のいいママルさんを見てると、本当によかったなぁっと実感した。


 ――レベル差17で、ダイスを17回振れます。


 今回は、1回に2個とかもあったので、収穫が多い。エンチャントの石が1個、HP回復薬が11個、MP回復薬が8個、魔法の糸が4個、設計図引き換え券2個、魔法の石が1個。個数で言えば20個以上だ。

 これ、ダンジョンを回るならそれなりに鞄の容量を多くしないと大変そうだ。

 今回、ママルさんは入りきったようだ。


 俺達は無事クエストをクリアして、ダンジョンを出た。


 ――ポポダンジョンをクリアして、経験値を2,700取得しました。

 ――おめでとうございます。レベル12になりました。

 ――ダンジョンポイントを10取得しました。


 ダンジョンポイント初取得。やっぱりスーセンチさんにも振り分けられているんだ。

 レベルは、今回も凄い上がった! とうとう2桁だ。


□――――――――――――――――――――□

 名 前:エット

 レベル:12

 H P:230/230

 M P:2,290/2,300

 体 力:230

 攻撃力:2,347

 防御力:20

 魔 力:23,000

 魔防力:20

 素早さ:7,666

 ジャンプ力:1.9メートル

 ラック:102

 ランク:S

 経験値:4,727 next:573

□――――――――――――――――――――□


 みんなも上がったよな。見てみようっと。


「ステータス」


□――――――――――――――――――――□

 名 前:ミチ

 レベル:34

 H P:132/132

 ラック:120

□――――――――――――――――――――□


□――――――――――――――――――――□

 名 前:ママル

 レベル:24

 H P:1,325/1,325

 ラック:101

□――――――――――――――――――――□


□――――――――――――――――――――□

 名 前:リラ

 レベル:21

 H P:4,223/4,223

 ラック:200

□――――――――――――――――――――□


 ミチさんのレベルの上がり方が凄い!

 ママルさんもリラさんを超えた。

 リラさんは、1レベル上がったみたいでよかった。うん? ラックはそのまま? 初めてのダンジョンじゃないよな? ここは、2週目以降ラックじゃないのかな?


 「ねえ、ナビ。ここから以降のダンジョンって周回してもラック上がらない?」


 『いえ。イベントと迷宮以外は、ラックが上がります』


 だとしたらリラさんは、ポポダンジョンに行った事はなかったのかな?


 「ねえリラさんって、ポポダンジョン初挑戦だったの?」


 「何、いきなり」


 「いや……ラックが増えてないからさ」


 「逆だったからね」


 「逆?」


 「ナビから聞いてないの? ラックは、レベルの10倍で打ち止めよ。レベルが上がる前にダンジョンクリア報酬があるから今回は、ラックは上がらなかったのよ」


 「え? そうなんだ」


 「知らなかったわ。上限があったのね」


 俺が驚いていると、ミチさんもそうだったのかと頷いている。

 あ、それで、スーセンチさんも30レベルでラック300だったのか。


 「あ、そうそう。やっぱりこれ、返すわ」


 そう言ってリラさんが手渡して来たのは、宝箱から手に入れた剣だ。


 「うーん。じゃ俺がもらっておくけど」


 「って、魔法の石が必要なのでしょう? ナビに聞いてみなさい」


 「うん? どういう意味?」


 リラさんの言葉が理解出来なくて聞き返すと、リラさんははあっとため息をついた。


 「あのね、ナビに聞くときは、魔法の石の取得方法全部教えてって聞きなさいよ。ナビは基本、聞いた事しか答えないんだから」


 「……はい」


 どうやらこの剣で魔法の石を取得できるみたいだ……。俺はまだまだ、ナビを使いこなしてないらしい。

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