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KRASH♪  作者: 緑川明莉
2/8

移動の車で

こんばんは、緑川です。

予告通り可愛い?プリティー?な女の子が登場します。

KRASH 2


学園正門でたぶんきっと保証はないがイケメン?3人が、くだらない話をしていると、女子寮の方から桜と明莉がキャリーケースを引きながら歩いてきた。


「おはよー」


桜が3人に声をかける。


「ヤマさんから何か伝言きてる?」

「いや、来てないよ」


ヤマさんというのは、KRASHが所属する芸能事務所の社長、山科楓のことである。アイドル達がコンサートや収録に向かう時には必ず伝言を残す。その伝言は励ましもあれば釘を刺すようものもあり、用事と全然関係無い話や共演者、その場所の情報があったりと、結構大切な伝言である。


「あ、副社長来たんじゃね?」


無駄に大きな車が5人を迎えに来た。車は目の前で止まると助手席のドアを開け中の女性を覗かせた。


「やっほー☆考輝、涼太、明莉、桜、隼人!体調はどう?これから地獄の1週間になるわよ〜」

「大丈夫っすよ!」

「朝ご飯食べてないから調子出ない…」

「元気しちゃってますよーー!!」

「今からでも歌って踊れます!」

「地獄の1週間じゃなくて、楽しい楽しい1週間にするよ副社長ー!」


副社長こと水無月陽花は、満足そうに微笑む。


「さすがね!」


運転手が5人に車に乗るように言う。5人は大きな荷物を後ろに乗せてからドカドカと車に乗り込む。二列目の座席に明莉と桜。三列目に涼太、考輝、隼人。桜がシートベルトを締める。明莉がそれに習い締める。涼太はそれをみて慌てて締め、考輝と隼人はお互いベルトを取り違え絡まっている。


「さあ!出発するわよ?」

「あいあいさーー!!」


大きなエンジン音と共に車は走り出した。シャレンド学園は山奥にあり、その山丸ごと学園の敷地内である。整備された山道を進んで行くと徐々に町が見えて来た。町と言っても田畑や住居等である。まだ朝も早いため静かな道を車は進んで行く。


「俺もうお腹空いたよー」


涼太が嘆き始める。


「あー、これ朝食のお弁当!」


副社長が5人に朝食を渡す。


「はいきたー!ってえー!!おにぎりじゃん…」

「文句があるなら食べなくても宜しくてよ?」

「食べます食べます!いただきまーす!あー美味しいー!」

「見てー!明莉の梅が入ってるー!」

「うちのにも入ってるけど…」

「みんな同じのだよ、アホだな明莉は」

「隼人にアホとか言われたくないんだけど!!」

「はぁ?俺アホじゃねぇし!」

「あ、そっか〜バカか!!」

「…否定できない…」

「隼人弱っwww」


寮での涼太の寝起きの悪さでご機嫌斜めだった隼人の機嫌がさらに悪くなる。それを面白がって明莉と桜と考輝と涼太が豪快な笑い声を上げる。居心地の悪い思いをする隼人であった。


副社長 水無月陽花のバストサイズは凄いらしい(とてもbig)

社長はまだまだ登場しないようで、伝言は無いのかな?

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