目覚めた日
ある日のつまらない授業中のこと。世界は一瞬、暗闇に覆われ、またその次の瞬間には元通りになった。
「今……『全ての明かり』が消えたよね?」
それはまるで、世界が瞬きしたかのようだった。それがきっかけかは確かめようがない。しかしそのときから、異変は始まっていたのかもしれない。そして僕はその日――目覚めることになる。
「今……『全ての明かり』が消えたよね?」
それはまるで、世界が瞬きしたかのようだった。それがきっかけかは確かめようがない。しかしそのときから、異変は始まっていたのかもしれない。そして僕はその日――目覚めることになる。
第1章「目覚めた日」
2010/08/08 02:26
(改)