涼しくなりたい
優子「今日はうちわを使ってエアコンに負けないくらいの風力をだすよ〜。」
長政「エアコン買えばいいじゃないか」
優子「だらけ部にエアコンは必要ないらしいのよ」
翔月「じゃあ必要なのを各々集めて作ってから部室に集合だね。」
長政「僕はやらな…」
トム「優子や翔月に負けるのが怖いんですヨね?長政は発想力がないから。」
長政「やってやる、ぼっ…僕が一番いい物を作ってきてやる。」
長政は急いで作りに行きました。
優子「はぁ…素直じゃないんだから。よし、私達も作りに行くわよ。」
各自スーパーマーケットでうちわと接着剤などを買い集め工作をするのであった。
1時間後、作ったものを発表しました。
最初は翔月から発表するそうです。
翔月「僕はこれだ!」
一見普通のうちわ?です。何か付属しているわけでもありません。
長政「それ、うちわじゃなくて…扇子じゃないか?」
翔月「そうなの?これ、うちわじゃないんだ。」
優子「翔月失格!次…長政。」
長政「僕はこれだ…。名前は…うちわ扇風だ…。」
翔月・トム「うちわ扇風だと…」
うちわ扇風とは扇風機の羽に扇風機をくっつけたやつである。勿論だがこの扇風機は組み立て途中のものである。
長政「ハハッ…スイッチをおして…」
うちわ扇風はゆっくりと動き出しだんだん早くなっていった。
長政「成功だ。」
優子「元々の扇風機が気持ちいいだけでうちわは意味ないわね、失格だわ。」
トム「meはコレですヨ」
そう言うとトムはかき氷に使う氷を持ってきて机に置きました。そして、氷の後ろからうちわで扇ぐと冷たい冷気が漂って涼しいではありませんか。
翔月「天才か…トム。」
優子「すごいわトム!だけどね、80点よ。」
長政「これよりすごいのがお前みたいなアホに作れるのか?」
優子「まぁ見てなさい、コレが私の作った…」
麗華「皆様、学園長に相談を申し上げたらこの部室にエアコンを付けてくれるそうですよ。」
麗華以外の部員「へ?」
優子,長政,翔月,トムはアホっぽい顔になっていた。元々エアコンが付けれなくてこんな事していたのに付けれるってなったら必然的に全ての案は没になるので優子のは発表すらする事なく幕を閉じた。
翌日、
翔月「いや、エアコンって涼しいんだな」
トム「コレがあるのとないのとでは違いますヨ」