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本妻探偵〜愛人デスノート〜  作者: 地野千塩


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白雪姫編-1

 凛子の事をインターネットで検索すると、一般人にはあまり好かれてなかったようだ。


 七光、田舎臭い顔、大根役者だと叩かれていた。それもほんの少しであまりネットで話題にすらなっていない。少しは熱心なファンでもいそうだと思ったがまるで見当たらない。まだ七絵の方が一部ファンに好かれているほどである。


 人気のない理由はなんとなく文花にもわかってしまう。芸能活動していた時の凛子の写真や画像を見るが、容姿が良いだけで驚くほど印象に残らない。七絵が脅されていたのにも関わらず、すっかり名前を忘れていたのもわかる。


 確かに母親の涼子に似て美人だったが、同じようなバタ臭く芋臭い田舎風女優は一人で十分だ。もし涼子が活躍していなかったら、もしかしたら個性を発揮できていたかもしれない。母親の劣化コピー状態で、若くてもあまり魅力的に見えないのだ。当然印象にも残らない。


こういうケースを見ると親の七光もたいして全く羨ましくない。


 凛子の名前でさらに検索を続けると、映画監督のブログを見つけた。珍しく凛子の演技や褒め、将来の可能性も期待している内容だった。


 同時の警告というか忠告のような事も書かれていた。凛子にしては耳が痛い内容だろう。


『お母さんの言いなりになるのはおやめなさい。凛子は凛子の個性を大切にしないとダメだ。時には親に逆らう事も大切。涼子ちゃんも娘をコントロールせず、もう少し暖かい目で見たらどうだろうか』


 厳しいが、単なる批判ではなく愛情のようなものも感じた。


 こうして見ると、凛子が「毒親」の涼子を脅す智香に好意を持つのも仕方ないような気もしてきた。どこで知り合ったかは知らないが、おそらく智香が涼子を脅していた時に知り合った可能性が高い。


 凛子が涼子をかばって殺人をする可能性は低いだろう。他人の文花が見るだけでも仲の良い親子にも見えず、涼子自身も娘をいじめていた事も認めている。


 凛子に動機があるとしたら何?


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