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本妻探偵〜愛人デスノート〜  作者: 地野千塩


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薄汚い中年不倫カップル編-2


 翌日、智香のSNSでは目立った収穫もないので、再び尾行をする事に決めた。


 前回のような中学生男子のような変装はやめ、今日は紺色のパンツスーツにナチュラルメイクでまとめた。髪はアイロンで巻き、手首や耳にアクセサリーを付ける。最後に縁無しのメガネをかけ、首にスカーフを巻いた。


 こうして見ると都内で働くキャリアウーマン風で、出版社の周りを彷徨いていても違和感はないだろう。なんだか浅山ミイがよくやってたファッションで、夫受けはよいかもしれない。


 今日、夫はプレハブだと集中できないと言ってどこかへ出掛けてしまった。智香と会う可能性が高い。夫にはすっかり警戒されているので、智香を中心に尾行した方が良いだろう。


 昨日と同じように、文花は夜出版の近くのカフェに向かった。


 注文したコーヒーを飲みながら愛人ノートをめくり、智香の情報をおさらいする。それにしても金銭感覚の一致で恋愛感情に発展するなんて。文花だって調理道具や食材、あるいは愛人調査ではお金を使うが、無駄遣いはしていないし、着飾ったりもしない。ブランド物や旅行にも興味がない。もちろん韓国アイドルにも興味がない。興味がある男は夫だけ。


 自分もドケチになろうかしら?チラシの裏を使ったり、半額コーナーを漁るぐらいは別に苦ではない。


 そんな事を考えながら顔を上げると、知った顔があった。しかも、顔を真っ青にしている。


「あら、昼出版の常盤さんじゃないですか?」


 常盤は、文花と愛人ノートを見ながらさらに顔を青くした。

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