ギルド2
ほんっとうに!申し訳ございません!!!
私情で投稿の遅れが出てしまいましてすみませんでした!!!!
これからは大丈夫だと思いますのでどうかご慈悲を
ギルド裏 訓練場にて
訓練場に二人が入ってきたときにはちょうど昼時のせいか人の姿、気配は全く感じられなかった。
訓練場に入って無言を徹していたベルクは中央まで来ると引きずっていたウォーカーを離した。
「{サイレント}、これは周りに一切の音の遮断をを行う呪文でな、これから俺らの行動が場合によっちゃぁまずいことになりそうなんでかけさせてもらった」
「?、、、それは、いい、が、なんでおれと、たたかうん、だ?」
「それは今からわかるぜ!」
一瞬だった、ほんの瞬き程度の間だった。
ウォーカーの首を的確に狙う殺意の塊がウォーカーの背後の人型につかみ取られたのは。
「!!!、驚いた魔力の限界突破は見抜いていたがまさか、人型を維持できるほどだったとは!」
「なにすん、だ!てめぇ!!」
「その力いったいどれほどか、ためさせてもらうぜ!」
「んな!!」
ベルクはつかみ取られていた刀を瞬時に抜くと卓越した両刃剣の剣技を繰り出してきた。
常人なら反応の隙さえ与えない頭、足、胸への三連撃をウォーカーはすべて本能に頼る形で防いでいた。
「おらおらぁ!そんなんもんじゃぁねぇだろうが!!仮にも人型形成するほどの魔力持ってんだろう?!」
「さっきっから、いみ、わかんねぇ、ことぬかしやがっ、て!!」
「意味が分からなくて謎の多い深いのはあんちゃんのほうだぜ!まぁこれでおしまいだがよ!!」
「ッッ!!!!」
防ぎきれなかった、ベルクの剣技が一閃ウォーカーの横腹を切り裂いた!
内臓まではいかないまでも、それなりの深さを切り結んだためかたまらずその場にウォーカーは膝をついた。
「すまねぇな、あんちゃん、銀色の髪、青い目、そして、人型を保てるほどの魔力量、こいつは確実に魔王様の敵になったらやばそうだったもんでなぁ、先に危険の花が咲く前に間引かせてもらうぜ?」
そういってベルクは剣を膝をつくウォーカーの首を切断しようとした。
「てめぇ、敵、でいいん、だよなぁ?」
「あん?」
瞬間ベルクの体は宙を舞っていた。
「ウグォォッッ!!!」
ウォーカーの人型から繰り出された激昂の一撃は的確にベルクにめり込んだ。
そして、吹っ飛びながら訓練場のベルクは自分が何をされたのか、何が起こったんか、そのすべてを理解できないままでいた。
しかし、ベルクは感じていた、一家臣として、魔王の忠実な部下として、今聞こえている足音は確実に魔王の首さえも取れる足音だと!!!
ベルクは立ち上がった。
激痛の走る体に鞭を打ち立ち上がった。
「あ、あんちゃん、やっぱりあんたは魔王様の敵になりそうだ」
「さっきから、魔王、だのなん、だのいいやが、って、俺はそん、なもんしらんし、かかわる気は、ねぇのによぉ」
「!!、フフフなんだぁ俺の早とちりかよ」
「早とちり、かなんだか、しらん、が、きっちり、やりかえさせて、もらうぜ?」
「まてまてまてまてまてまて!!悪かった!今回のことは全面的に俺が悪かった!100%!いや120%悪かった!最近人間側に勇者が召喚されたっうてゆうから、その勇者の一人かと思ったんだよ!」
ウォーカーはベルクの必死の弁解に怒気がなくなり、渋々だがヒトガタをしまった。
「、、、分かった、おれ、もやられたが、てめぇにも一発、くれてやった、からな、お相子だ」
「フー、その判断に感謝するよ」
ベルクは気が抜けたのかその場にへたり込んだ。
「なぁ、あんちゃん、あんちゃんはいったい何者なんだい?最初見たときはオドオドというかなんというか覇気の感じられねぇガタイだけの新人かと思ってたんだけどよぉ、俺との戦いが始まってからはすっかり別人だったぜ?
特に俺に一撃ぶっ放したときなんて、半端じゃなかったぜ?」
「て、めぇはその新人を殺しに、かかっ、たのかよ、、、」
ベルクはウォーカーのジト目に一瞬身構えたが、ウォーカーのため息に胸をなでおろした。
「俺は、俺がわからねぇ、いったい、どこから、来て、何をするべきな、のか、でも、たぶん、俺は自身を、知るためにここにいるんだと、おもうんだ」
「おいおい、あんちゃん俺はてっきり孤児だと思ってたが、あんちゃんマジの記憶喪失かよ!
これから、どうするつもりなんだい?」
「あぁ、ギルド、で働きながら、自身のことについて、さがそうとおもっ、てる」
「そうか、、、
!なら、うちの魔王様にあってみるかい?あの人はいい人だぜ!強くてかっこよくて何より差別を一番に嫌ってる。義に熱い人なんだぜ!
それに、あの人なら何か知ってるかもしれねぇぜ?」
「魔王、か、、、分かった、あって、みるぜ」
「そいか!それなら早速頼みに言ってかないとな!すまんが2、3日待っててくれ。必ず会わせてやっからよ!」
「おう」
「ところで、あんちゃん起こしてくれねぇか?
あんちゃんの拳が予想以上にきいて立てねぇんだ」
「、、、すまん、おれ、もだ、ちょいと、傷が、ふかいみてぇ、で動けねぇ」
「、、、やばくね?」
「、、、うむ」
「あ、やばい、なんか意識が、、、」
「お、れも、だ」
その後二人は訓練場から出てかないことを心配したミシャによって救出されるのだった。
また、その際すべての責任はベルクのにあるとされ、ベルクは怒られるのだが、そんなベルクのヘルプの目線をスルーしたウォーカーとの間にひと悶着あったのは言うまでもない。
時はさかのぼる!
ダンジョンに向けて勇者たちが出発後の応急にて
「戦争までは順調かね?」
「ハッ!あと半年ほどで準備は完了いたします!」
「そうかそうか、これにて我が国は頂点に立つのじゃな
フォフォッッフフフッ!」
そこには暗躍するもの達の影があった。




