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歴史若道書き、かく語りき (1)

一つの章を細分化して連投します。

ようやっと本題へ参りました。腐女子はなぜに腐女子であるのか。知ったこっちゃない、というのが大部分の当事者の正直な感想なんだろうなあ。まあともかく書いてみましょ。

BL読み・BL書きは実際の恋ができないから二次元でそれを代用しているカワイソウナ人たちなのである、という間違った認識がある。ふん、何さ、人を可哀相なんて言えるほどあなた様は素晴らしくていらっしゃるのか。同情するならカネをくれ。そんな風に切り返されるであろうな。……というか、まず腐女子に三次元の恋人がいないなんていうデマは即刻可及的速やかに削除ボタンをクリックしてゴミ箱へ、天誅を下してくれるわ。異性か同性の恋人といちゃいちゃ楽しくやっている腐女子のなんと多いことか。ああ羨ましい。…ん? 何か心の叫びが聞こえたぞ?

まあそれはいいとして、なぜBLを読む、あるいは書くのだろうか。ひと頃のブームは収まり、それを書いていれば儲かるという時代も現状終わっている。まあいい時代だったのかな。その分、実のない享楽的なものが増えたというオイカリの声もあるが。じゃあ何で書くのか。というより、採算度外視で嬉々として創作している方が多いだろう。何でむくつけき男同士じゃなきゃいけなかったのか。別にむくつけきでなくたっていいけどさ。

一時期関わった1匹としての意見を一応述べておこう。一つにはカワイイ女の子たちには現実感の希薄性といった事があるのかもしれない。男性という違う生き物の、つまりは対岸の火事であるが為に自由気ままな空想の世界に遊べる。語弊があるかもしれないけれど、「強い」存在であるはずの男性に受身にならせ、自分たちにも近い存在にならせる。何だかんだ言って男女には明確な境界線がある。精神的にではなく、肉体構造的に、ね。インターセックスは除外。ごめん。無視している訳ではないんだけれど、話が複雑になりすぎる。まあ、その区切りがあるから極端な話、強姦も受け入れられ、流通しているのではないかと。私は好きじゃないし、性別なんか関係なく許せるものではないけれど。どれだけの心の傷を受けるかはもう良く知られた所。

怒りをおさめて進もう。進めよ、さらば開かれん(微妙に違う)。モーゼ! 意味不明になってきた……。その「対岸の火事」に通じているのかもしれないけれど、悲劇性の問題もあるかな、と思う。オンナノコはか弱くて守ってあげる存在という意識がやっぱりどこかにある。ん? ない? 男性諸君。……ふうん、ないんだ。まあいいや、私も守る方に回りたいタイプだし。そう、それから多かれ少なかれきゃぴきゃぴした存在だという固定観念もある。そんな愛らしい(実態とは関係なく)存在に乱暴するのっ? というね。合意の上でもちょっと生々しいんだよね。だから、すこおしオブラートに包んでやろうか、という。……すさまじい描写があったりするけどね。うひい、と青ざめるくらい。

(続く)

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