表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

妖夜 第七話 非日常

長くなりました;;すいません;;目を休ませながらみてくださいね!

まだまだ未熟ですが是非よろしくおねがいします!

私は、あの日を境に非日常な生活をはじめた。

朝と昼は普通に学校に行き

夜は親の目を盗んで神社に行きあやかしさん達と遊ぶ。

そういう日が続いた。


・・・でも、“特別”って気がしてこういう非日常な生活も悪くないな・・。

逆に今までの生活よりもワクワクして楽しい。


私はそんな事を心で思いながらボーッと学校の授業を受けたのだった。


ー*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-


「オイ。志受屡。」

「ん?」

 

放課後、夢史に呼ばれて私は振り返えった。

夢史は私に駆け寄ってくると真剣な眼差しでこう言った


「お前、神社に行ってから様子がおかしいぞ。大丈夫か?」

「・・え?まぁ。」

「・・・・隠し事でも、してんのか?」


射抜くような眼で見られ、言葉に詰まる。


「!?・・う、うぅん。してないよ!」

「そうか。・・何かあったら言えよ。」

「うんっ!」


夢史は心配そうに私を一度見てから踵を返した

私はそんな夢史の背中に また明日ね! と声を掛けた


夢史は振り返らずただ手をひらひらとさせるだけ。

・・。夢史。ごめんね。

私は心の中で謝罪すると、鞄を持って

家に帰った。


ー*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-


ガチャ


「ただいま~。」


私は、癖なのだろうか。

親が帰ってないことを分かっているのに・・

ついついノリでいってしまう。

私が心の中ではぁーと溜息をついた時


「「おかえりなさーい!!」」

「!?」


私はあるはずのない声に驚き顔を上げる。

すると、目の前には・・・


「何でいるの?銀刃、すばる。」

「だってー!志受屡姉ちゃんの家見たかったんだもん。」

「あたし達の他にも来てるよ!」


そう言って後ろを指すと、ひょっこりあやかし達が顔を出した。


「・・へ?・・え?。」


私は只今混乱中。

そんな私をおいて周りの会話はどんどん進展していく


「志受屡、邪魔をしておるぞ。そこにあった焼酎を飲ませてもらったぞ。

  ありゃ絶品だね~。最高だよ。」


「あっ。志受屡。そこに置いてた“ちょこれーと”・・というものを

 食べてみた。何だかミラクルな味だね・・アレ。

 なぁ、志優。お前もそう思わなかった?」


「うん。僕も思った。それ。」


ミラクル・・・志鬼の口からミラクル・・。

志受屡は驚きを隠せなかった。

すごくクールにみえて・・ギャップが、ね。


「ん~。お前さんの家は住み心地がいいの~。

 今日は泊めてもらうかのぉ。」


私はそこでやっと我に返った。


「ちょ、まてまてまて・・・。」


妖達が一斉に私を見る

「ん?どうしたの?」


「いやいや・・え?何で?」


私は未だに状況を掴めないでいた。

だって自分の家に妖達がいるなんて・・


普通じゃありえないよね。



「んー。まぁ。お前さん最近元気がなかったからの。」


「え?」

訳が分からず口をポカンと開ける。

そんな私に銀刃と昴が周りをくるくるまわりながら言った。


「気付かなかったの?志受屡姉ちゃんずーっと暗い顔してたよ!」

「そうだよ!何かしては、はぁー。って溜息ついてたよ!幸せ逃げちゃうよ!」


そんな銀刃、昴をそっと抱きかかえ、輝龍さんが歩み出てきた。


「・・それで俺達に何かできないか・・となって、志受屡殿の家に

 向かうことにしたのだ。・・・急に参って、かたじけない。」


輝龍さんが申し訳なさそうに深々と私に頭を下げた。


「いやいや、いいの。皆が思ってくれた事は分かったよ。

 心配掛けてたんだね・・私。皆、ありがとう!とっても嬉しかったよ!」


私は皆の優しさに心が暖かくなり

やがて、私の目から一滴の涙が流れてきた。

そんな私を見て妖達はおどおどし始めた。

やい、ティッシュを持ってこいだのハンカチ持って来いだの

大惨事になった。



数分後。

あの後、凛癒がハンカチを持ってきてくれて

櫻舞が私をとがめてくれた。


「ありがとう。二人とも・・・。」


凛癒はふわっと笑いながら


「どういたしまして。」

と言い、続いて櫻舞も


「急に泣き出すからびっくりしたじゃんか。」

と困った様にわらいながらそう言う。


「ははっ。ごめんごめん。」

私は泣き笑いながら手を合わせて謝る。


でも、本当に


幸せ。


私、この人たちといるのが、一番幸せ。


今、気付いた。この気持ち。





「ありがとう。皆。」


私は精一杯の笑顔で皆に言った。


とりあえずここまでです!

下手なギャグすいません;;

次の話もどうぞ見て下さるよう

よろしくおねがいします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ