将棋界の闇
あまり書きたく無いが
光ある所に陰がある
まるで『カムイ外伝』風だが
実際にそれが現実なのだ
将棋のプロ棋士(正確には棋士はプロになって初めて名乗れるので棋士=プロ)で、実の息子に刺殺されて亡くなった人がいる
関西将棋界の故森安棋士だ
双子のプロ棋士(どちらも将棋)だったが、残されたもう1人は健在だったはず(因みにもう一組双子棋士、畠山兄弟がいる)
今でも私は、森安と言う姓を見掛ける度に、少なからずドキっとする
尚、事件の詳細はネットなどウィキペディアやYouTubeで探して下さい
少年犯罪の法改正のキッカケの1つになったらしい
また、事件では無いが、東北地方のプロ志望の奨励会員(プロ棋士養成機関所属員)がプロ入り試験に落ちて、絶望し
スキー板に身体を縛り付けて、極寒の湖に入水自殺(『入水』の言葉自体に自殺の意味があるらしい)した事もあるとか
果たして、詳細は調べて無いが
『泣き虫しょったんの奇跡』の作者、公開プロ編入試験を勝ち上がり、晴れてプロ棋士になった瀬川晶司も奨励会退会後(年齢制限)、絶望のあまり、車道に飛び込み自殺を考えた、とある
ある意味迷惑な話だが、本人にしたら他人を思いやる余裕など無かったのだろう
華々しい栄光の陰に、恐ろしい現実がある
綺麗事ばかりでは生き残る事すら難しい