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真剣に読まないように(続)。

魔女。

作者: caem


 だれも知らないなら それで良かったのに


 踵が折れていた ハイヒールの欠片を


 放り投げたのは きっと酔っていたせいだと


 落ち度などなかった筈なのよ ぜんぶ貴方のせいです


 打ち付けた額の 真っ赤なアザとか


 身に覚えもない キスマークとか


 あなたがワタシにくれなかったから


 結局そっちがその気なら やってやるんだから


 不器用でも振り向かせる為に 知らないヒトとさえ


 気軽に手を繋いでみたり 微笑みあう前に


 まだ一線を超えないうちに お願いしますよ

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