でしょ!
アルテミスは、ドラゴに乗り、タヌキンナとキツネコは、ドラゴの子分の二匹の赤い竜に乗りった。
アントリュウスは、空を飛んでパネース神殿に来た。
神殿に着くとパネースの従者の神々に挨拶をされ盛大な出迎えを受けた。
アルテミスがその神殿の豪華さと神々の数に驚いた。
ゼウス神殿より大きく神々の数も圧倒的に多かった。
「お父さ、只今!ゴメンね、国造りをしてて忙しくて来るの遅くなっちゃった」
パネースは、不機嫌な顔をしていた。
「それより、そこにいるのは、アルテミスでは、ないか?」
アルテミスは、初めてパネースを見て、その姿に驚いた!身長が5メール程あり、アントリュウスにそっくりだった。
顔が、綺麗な女性、大きな黄金の翼、なのに声は、男
今までに感じたことがない巨大なオーラだった。
アルテミスが挨拶をした。
「はい!お初にお目にかかります!」
「お父さん!私、アルテミスと結婚したの」
「そんな噂が耳に入ったが何故、そんな女と結婚した、直ぐに別れろ」
「ちょっと何言ってるの?今日はおかしいよ!怒ってるの初めて見た」
「久しぶりに帰って来たと思ったら、ゼウスの娘を連れてくるとは、ゼウスの血を継ぐ娘と結婚など認めん危険だ」
「アルテミスは、心が綺麗だし、私は、お父さんにも祝福してもらいたい」
「その女の噂も幾つか耳に入っている!その女、怒ると何をするかわからんぞ」
アントリュウスも、それは、わかっていたけど、こんなに反対されるとは、思っていなかった。
「噂って、どんな話」
「キオスという娘がアルテミスより美しいと言った!その為に、アルテミスは、キオスを殺した!どこで怒り出して殺すかわからんぞ」
確かにアルテミスは、怒ると殺すかもしれない、アルテミスの顔を見た。
アルテミスが目を反らした。
本当なんだ⋯やっちゃったんだ!だけど、私は、夫としてアルテミスを庇いたい。
「キオスって女が悪いじゃない」
アルテミスは、アントリュウスを見た。
「私だって、キオスって女に文句をいいたいわ!その女、アルテミスに喧嘩を売ってるじゃない、心の綺麗な女性だったら、誰々よりも、私のほうが綺麗何て言うわけないでしょ!殺したほうがいいわよその女!」
「アントリュウス、そこまで庇うのか、その女を」
「私は、アルテミスが好き!何があってもアルテミスの味方よ!」
キオスという女の身内からしたらキオスが大事かもしれないけど私にとっては、アルテミスが大事!アルテミスを悪く言ったキオスを私は、許せない。
アルテミスは、アントリュウスが
庇ってくれたことが嬉しかった。
パネースが話しを始めた。
「他にも、こういう話しがある!その女はアポロンと二人で、王妃ニオベの12人の子供を殺した」
「その理由は?」
「アルテミスの母レトには、アポロンとアルテミスの二人しか子供がいない、私には、12人子供がいるから幸せだと言ったことがレトの耳に入ったことが理由だ」
「お父さん、その王妃、性格悪いと思うわよ!子供達は、何故、母を注意しないの?子供を数多く産んだことで自慢してるような女は嫌い」
アルテミスは、心が綺麗だから怒ると真っ直ぐなのよ!私の水浴び覗いたことは、誤解だったけど、でも、ちょっとエッチな目で見ちゃったから・・・怒ると誤魔化せないのよ、何かあったと思う。
「レトは、アルテミスとアポロンを産んだのよ、ニオベよりもレトのほうが幸せだったと思うわ」
「だからと言って12人の子供を皆殺しにするような女だぞ」
「お父さんには、子供は、私1人でしょ!12人子供を産んだ親のほうが幸せなの?」
「私の子供は、お前1人だ、その子供がお前だ!私のほうが幸せだ」
パネースは、もしニオベが私のほうが幸せだと言ったらぶっ殺すと思ってしまった。
アントリュウスは、嬉しそうな笑顔で「でしょ!」
と言った。
アルテミスは、母レトのことを思い出した。
正妻ヘラの嫌がらせにあい、命を狙われ逃げた。
アントリュウスが母レトを庇ってくれたことが嬉しかった。




