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神の翼~黄金の翼の女神~ 前世編  作者: 和(のどか)
第四章 黄金の翼の国

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一つ目の国の奥地

 一つ目の巨人の国で今だ、誰も行った事がない奥地に行く事にした。


 その奥地から巨大な魔素が溢れていて近づけば、死ぬか?魔素により凶暴性になると言われていた。


 そこには、とんでもない怪物がいるのは、確かだった。


 その怪物を討伐すれば、この国の魔素がだいぶ減る可能性が高い、だが、その奥地の付近にいる生き物は、怪物の魔素により凶暴性を持つ魔獣になっていて誰も近づけないと言われる地帯だった。


 イダスとグレンも行ける所までという条件で同行した。

 キツネコが二人を魔素から守る事になり、常に一緒に行動する事になった。


 アントリュウスのパーティーと先住の二人の神が同行し、案内されて奥地の近くまで来た。


 いきなり、魔獣が現れた。

 街や村の付近で見た魔獣とは、桁違いの凶暴性と姿が元の動物の原型を残し進化した姿の魔獣ばかりだった。


 凶暴性の魔獣に危険を感じ、アントリュウスが、一匹を斬り殺した。


 魔獣達は、逃げるどころか唸り声を出して襲いかかってきた。


 イダスとグレンは、その魔獣の唸り声と殺気に鳥肌が立った。


 アントリュウスが困った顔をしていた。


「次から次へと出てくるわねこの弱い魔獣」


 弱い⋯ヒューイが言葉を失いかけたが、流石アントリュース様だと思い少し安心感が出た。


「この魔獣達、魔素でおかしくなって逃げ出さねぇ!死ぬまで向かってくるでしょうね!」


「数が多すぎるわよ!オーラを出せば逃げて行くと思ったんだけど、この地帯の魔獣全部殺すしかないわね!」


 空には、鳥のような魔獣、周辺には、見える魔獣だけで無く、隠れ潜んでいる魔獣の気配も感じた。


 タヌキンナに指示を出した。


「とりあえず、ここの魔獣を私とドラゴで、殺すからタヌキンナは、結界を張ってみんなを守って!」


 タヌキンナは、アントリュの指示通り結界を張りみんなの姿と臭いを消した。


 アントリュウスとドラゴがオーラを放ち戦闘モードに入り、魔獣を片っ端から殺した。


 一時間程殺しまくり、強いオーラを持つ魔獣の数がかなり減った。


 この奥地からとんでもなく巨大な魔素を持った怪物がいるわ!

 一番大きな魔素を持った怪物を殺さないとこれからも魔獣が増えるわね!


「皆、ここで待機してて、これ以上奥へは、入ってはダメ!私が行ってくるわ!」


 ドラゴが「僕も行く!」


「そうね!二人でいきましょ!ドラゴ、あの怪物強いから無茶しないでね!あなたは、まだ子供なんだから!」


「は~い!」


 アントリュウスとドラゴが空を飛び奥へ行った。



 森を抜けた平地にとんでもなく巨大な神力を持った怪物がいた。


 上半身が女性、下半身が蛇、大きな翼を持ち身長が10メートルくらいあった。


 その近くにもう一匹巨大な神力を持つ100の頭を持つ巨大なドラゴンがいた。


 アントリュウスは、そのオーラを感じ


「この二匹の怪物、神なの!?」


 その周りに獣から進化した狂暴な魔獣が数えきれない程いた。


「とりあえず片っ端からから退治しましょ!天空の雲を使ってあいつら、やっつけるから、まだ行かないでね!」


「は~い!」


 と言ってドラゴは、アントリュウスにスリスリしてきた。


「もう、これから戦いよ!天空の攻撃で生き残った奴は、強敵だから気を抜かないでね!」


 そう言ってドラゴを優しいオーラを出した手で撫でた。


 そして、アントリュウスは、殺気のオーラを発した。

 黄金の翼が一際輝きをました。


 アントリュウスの瞳が明るい紅になった。


 怪物や魔獣がアントリュウスに巨大なオーラを察知した。


 殺気と唸り声を出した。


 空に黒い殺気がこもった雲が集まった。

 そして無数の雷が怪物と魔獣に向けて攻撃した。


 成長したアントリュウスの天空の攻撃は、凄まじかった。


 魔獣だけ出なく岩山や大地まで破壊した。


 雷の攻撃を受けた魔獣は、殲滅したが、10メートルの怪物と100の頭を持つドラゴンは、生きていた。


 知能が高いみたい、それとも本能? アントリュウスは、10メートルの怪物を睨んだ。

 この怪物、100の頭を持つドラゴンをオーラを使って守ったのね


 アントリュウスが、蛇の女に剣を持って向かって行った。


 ドラゴが、100の頭を持つドラゴンと睨み合った。


 それに気づいたアントリュウスが叫んだ。


「ドラゴ!無理しないでね!あなたは、まだ子供何だから危なくなったら、直ぐに逃げるのよ!」


 そう言って、怪物に向かって行った。


 ドラゴは、初めて恐怖を感じた敵を目の前にした、その緊迫した空気の中でアントリュウスの言葉は、耳に入らなかった。



 タヌキンナ達は、待機していた場所から天空を使った攻撃を見た。


「どうします!私は、アントリュウス様のお世話係だから行きたいんですけど」


 ヒューイ、イダス、グレンは、アントリュウスと怪物との戦いを見たくてウズウズしていた。


 ヒューイが「今のアントリュウス様の攻撃で魔獣は、ほとん死んでるんじゃねぇか?」とタヌキンナに聞いた。


「そうですね!天空の攻撃で生きてる魔獣は、いないと思います!あとは、あそこは、怪物のオーラだけですね!」


「じゃあ、みんなで行って合流しようじゃねぇか!バラバラだと、狂暴な魔獣が出てきたら危ないぜ」


 イダスとグレンは、流石ヒューイさん!長く生きてるだけあって上手い事を言うと思った。


「わかりました!結界をときますから、この辺りで魔獣が潜んでいますから気をつけて行きましょう」


 残った魔獣は、それほど強くなかった。

 タヌキンナとヒューイが殺しまくり、イダスとグレンもオーラをまとい剣にオーラを注いで斬り殺した。


 タヌキンナ達が、奥へ進むと潜んでいた魔獣がいたが斬り殺しながら進んだ。


 森を抜けるとアントリュウスとドラゴが戦ってる所を見て、ヒューイの顔色が変わった。


「何だ!ありゃ、エキドナとラドンじゃあねぇか!?ここに住んでたのかエキドナは!」


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