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神の翼~黄金の翼の女神~ 前世編  作者: 和(のどか)
第四章 黄金の翼の国
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弟子

 待機していたタヌキンナ達に魔獣が襲いかかってきた。


 狼や熊、猪、鳥がヒュドラの魔素により魔獣となっていた。


 タヌキンナが弓を構えた。


 ヒューイがタヌキンナに「何やってんだ!動物の神だろ!討伐は、俺が殺る!お前とキツネコで妖術使ってみんなで隠れてろ」


「ヒューイ!大丈夫なの!?こいつら強いし、毒も持ってるよ!数が多すぎる!」


 ヒューイが魔獣の数を見て少し不安そうな顔をしていたが「任せろ!神が魔獣に負けたら神じゃねぇ!」そう言って剣を抜き狼を斬り殺した。


 タヌキンナがそれを見て!ヤバいよ!数が多すぎるよ、一匹、一匹あんな戦いしてたら、ここにいる魔獣達が一斉に襲って来たら、ヒューイ殺されちゃうよ!


 タヌキンナが弓を構えた!オーラを放ち矢を作って射ちまくった。

 放った矢の一本が10本以上になり次々と魔獣達を殺した。


 それを見てた、ヒューイが、何!?10本以上の矢が全部本物!本物は、一本であとは、全部幻覚のはずだろ!全部、本物って事は、オーラで作った矢って事か!?!弱小動物の神がそんな神力、何であるんだ!ヒューイは、驚きの顔に変わった。

 キツネコがイダス達に結界を張った!


 タヌキンナが妖術を使い魔獣達に幻覚を見せた!魔獣達が方向間隔を失ないヨタヨタしていた。


 タヌキンナとヒューイが魔獣を攻撃した。


 イダスとグレンは、タヌキンナの戦いに唖然とした。


「グレン!どういう事だ!動物の神は、弱小動物の神?逃げる事しかできないって言ってたよな」


「ああ!弱小の神でも強くなれるのか!?」


 森の奥が強い光のオーラが放たれた。


 魔素の浄化が始まった。


 魔獣達の動きが更に弱くなった!


 タヌキンナとヒューイが弱まった魔獣達を殺しまくった。


 キツネコがイダス達を結界に入れたまま結界の外に出てヘパイストの剣で襲いかかってくる魔獣を斬った。


 魔獣達は、ほぼ全滅にした。


 アントリュウスとドラゴが戻ってきた。


 生き残った魔獣達がアントリュウスのオーラを感じ逃げ去って行った。


「良かった~!みんな生きてて」

 アントリュウスは、ホッとした顔をした。


 ヒューイが、タヌキンナの弓を見た!「おい!それ神器じゃあねぇか!?」


「神器って?」


「お前、その弓矢を使ってて神器知らねぇのか?その弓矢どうしたんだ?」


「これ!パネース様から貰ったんです」


「何~!?」ヒューイは、驚いて弓を見た!パネースの紋章が入っていた。


「あり得ねぇだろ!動物の神がパネース様の紋章が入った神器を使うって!パネース軍の騎士って事だろ?」


「ええ~~っ!とんでもございません!私は、アントリュウス様のペットです!パネース様の騎士だ何て!とんでもなくあり得ない誤解です」


 タヌキンナは、慌てて否定した。


 だが、ヒューイは、力のない神に紋章の入った神器を渡す訳がないと思った。

 力がない神に神器を持たせても扱えない、扱える神だから渡した!それにさっきのタヌキンナの戦い方闘神の神を相手にしても勝てる力を持ってる!ヒューイは、タヌキンナに尋ねた

「パネース様にき鍛えられたのか?」


「いえ!私の師匠は、ミカエル様です」


「お前!大天使ミカエルの弟子~~~っ!?」


「いえ、弟子だ何てとんでもありません!一年程、弓と剣を教わっただけです」


「お前、さっき師匠って言ったじゃねぇか?」


「はい!これからもミカエル様には、いろいろ教わろと思っていますから」


「それを弟子ってんだよ~!」


 大天使ミカエルの噂は、天界中で知らない者は、いなかった!天使のとき神を倒しまくり、神でも恐れた怪物を素手で殺した。


 ヒューイは、タヌキンナを見て、こいつ俺より強い!

 ヒューイは、100年以上修行などしてなかったが、鍛え直そうと思った。


 イダスとグレンもタヌキンナから闘い方を教わる事にした。


 タヌキンナがミカエルから教わった戦い方、剣や弓矢にオーラを注ぎ込むやり方などタヌキンナ戦闘教室に、ヒューイ、イダス、グレン、キツネコが毎朝、修行をする事になった。


 朝は、アマルティアの山羊の乳を飲んでからスタートした。


 ヒューイが「何でアマルティアの山羊の乳何だ!?ゼウスを育てた乳じゃあねぇか?」


 タヌキンナが自信満々に「打倒ゼウスの為にも、まずゼウスが強くなった物を取り入れて対等になった上で練習しようかなって」


「ゼウスと対等だと!そこまで望んでねぇ~よ!」


 タヌキンナは、「いえいえ!飲み物だけ対等という意味です!」と焦って言葉を捕捉した。


「でも、これ美味しいし体にいいんですよ!それにヒューイさん、カルシュウムが足りないと怒りっぽくなりますよ!」


「そうだな、今は、教わる身だから文句をいうのはやめよう!」


 みんなで、アマルティアの山羊の乳を飲んだ。


 オーラを高める事が中心の修行だった。


 イダスとグレンは、オーラを高める訓練と剣にオーラを注ぎ込む訓練に明け暮れた。

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