盛りすぎだろ
アルテミスは、アポロンの所へ行った。
アポロンは、テラスでお茶を飲んでいた。
側に行き
「アポロン!明日、外出するわ!3日ぼど留守にするからお願いね!」
「またか!あまり出回るとゼウスの耳に入ったら面倒だぞ、アントリュウスと出掛けるのか?」
「そうよ!」
アポロンは、困った顔をしていた。
「よりによってアントリュウスと結婚だなんて」
「アントリュウスの事を知って、一緒にいたら、とんでもなく好きになってしまったの!アポロン、貴方、アントリュウスを殺したいと思ってる?」
アルテミスもお茶を飲みだした。
「いや、直接恨みはない、だが、私は、フローラを弓で射ち殺しかけた!アントリュウスはその事を恨んでいる」
「アントリュウスとフローラには、私が、言っておくは、アポロンは、ゼウスの命令がない限り個人的に攻撃しないと、アントリュウスとフローラにも、戦争以外では戦かわないと約束させるわ」
アポロンは、顔色を変えた。
「フローラに会ったのか?」
「ええ、会ったわ!すごく綺麗で、プロポーション抜群の女性よ、フローラがここに来たら男達は、鼻息を荒くするわ」
アポロンは、その話しを聞き慌てた。
「それ、かなり盛ってないか?」
「盛ってないわよ!今、言った事は、事実よ!私は、この目で見たんだから」
「確かに可愛い女の子だったからな!私も、ゼウスの命令でなければ射ちたくはなかった」
「では、いいわね!アントリュウスに言っておくから」
アルテミスは、アントリュウスを説得させる話しをした。
「アントリュウス!アポロンの事を恨んでると思うけど、ゼウスの命令で貴女の国へ襲撃に行ったの、今後、ゼウスの命令がなければ、貴女と戦わないと約束させたわ」
「なら、いいけど私も、アルテミスの弟だと知ったら殺したくない」
アルテミスがアントリュウスの手を握った。
アントリュウスは、アルテミスの目を見た。
「戦争以外だったら戦わないよ」と笑顔で言った。
「アポロンは、悪い神ではないわ!優しいし、約束を守る神よ!私をアポロンが守ってくれてるの!外出したとき何かあったらアポロンが誤魔化してくれてるのよ」
アルテミスに言われると、アントリュウスは、弱かった!既に尻に引かれていた。
翌日、アントリュウスとアルテミスが出掛けようとしたとき、アポロンがいた。。
そして、アントリュウスの前に来た。
「君に謝らなければいけないと思って来た!フローラに会ったら謝るつもりだ!ゼウスの命令とはいえ襲撃して幼い女神に弓を弾いてしまった!アントリュウス!すまなかった」
そう言って頭を下げた。
その姿を見て
「ちょっと頭を上げて!俺としては、フローラが射られたから君に恨みがあった!だけどアルテミスから聞いた!アルテミスを守ってくれているいい弟だと」
アントリュウスは、アポロンが心から謝罪している事に驚いた。
「俺は、沢山の兵士を殺している、恨まれるのは俺のほうだ!アルテミスの弟だから俺も戦いたくない、戦争でない限り君に襲いかからないと約束する」
アントリュウスとアポロンか握手を交わした。
「ところでアントリュウス!フローラに直接会って謝罪をしたい!」
アントリュウスは、迷った。
フローラの姿で会うのは、嫌だな!
「フローラは、かなり綺麗な女性になったと聞いたが、アルテミスと君が結婚したのだから、私は、フローラとお見合いをしたい」
アポロンが笑顔で言った。
「え~っ」
アポロンが、かなり本気なのがわかった。
「それは、ダメだ!フローラは、男性は駄目!処女神だから結婚しない」
アポロンが涼しい顔で言った。
「処女神と言っても結婚してしまえば、処女神を辞めればいいだけの事だ!フローラは、初めて見たとき可愛いと思った!敵でなかったら凄く親切にしたんだが、一度連れて来てくれないか?」
「フローラに伝えとく、ダメだと思うけど」
アポロンは、妄想に入っていた。
フローラと手を繋いで笑って歩いてる姿をアントリュウスは、心を読んでしまった。
「もし、フローラとお付き合いが出来るのであれば、私は、一生を通して彼女に償いたい」
アントリュウスは、呆然とした!アポロンが、本気で言ってる事に・・・
二人は、出掛けた。
「ねぇ、アルテミス!アポロンに、私がフローラだって事、話して結婚したからだめだと正直に言おうかな?」
アルテミスは、止めた。
「ダメよ、そんな事して女の姿を見せたら、アポロン、ストーカーになるわよ」
「アポロンってストーカーなの?」
「そうよ?有名よ!あの子、好きになったら止められなくなるのよ!私と結婚したと言ってもおとなしく諦めないと思うわ」
アポロンがそんなキャラだとは、思っても見なかった。
アルテミス神殿にドラゴが迎えに来た。
従者達が神龍を見て空気が変わった。
前回見ている従者も神龍は、いつ自我を失い周りにいるものを食べ尽くすかわからず警戒した。
アルテミスが、動揺している従者達に「皆のもの、あの神龍は、私の友人だ!危害を加えるでない!」
言った後に、このしゃべり方、もうやめようかな!?結婚したし、もうゼウスに従う気はない、これからは、本当の私で喋ろうかな!
「ドラゴ!来てくれてありがとう!」
ドラゴが頭をだしアルテミスが撫でた。
アルテミスが頭を撫でて神龍に乗って飛んで行く姿は、従者達には、想像を絶っする光景だった。




